コロコロ

Fortune Tarot

スコトマ、それは盲点。元は眼科医さんが使ってた語ですが、今はコーチングとかでも使われてます。人の脳にはRASというフィルターが在り、脳が重んじてるものしか見えません。それ所か、このフィルターは視覚の他にも五感の全てに働きます。つまり私達は、我がの脳が重んじてる事しか感じれないんです。我がの脳が重んじてない物は、例え目に入っても見えません。だから私達は1人1人が、別の世を生きてるんです。それぞれの脳が、重んじてる事に縁って・・・では脳は、何を基にして重んじる事と重んじない事を決めてるんでしょうか。

それは、過去の失敗です。人の脳は過去の失敗を基に、何を重んじるか何を重んじないかを決めます。そして過去の失敗を基に作られたフィルターを通して、世を見てる訳です。それはつまり、私達は過去の失敗の中を生きてるという事です。でもそれって、当たり前っちゃ当たり前ですよね。同じ過ちを繰り返すのは、賢くありません。同じ過ちを繰り返さない為にも、過去の失敗は忘れない方が良い訳です。そもそも学習とは失敗と、その失敗を繰り返さない為に方向修正する事です。そう考えると、過去の失敗を基に生きるのは理に叶ってる訳です。

特に、野生の獣はそうですよね。自然界を生きる獣にとって、失敗=死ですからね。失敗を恐れるのは当たり前ですし、そんな獣から進化した私達が失敗を恐れるのも当たり前なんです。過ちを犯さない為には、どうすれば良いのでしょうか。早い話が、新しい事をしなければ良いのです。何にも挑まず昨日と同じ今日を、そして今日と同じ明日を生きれば良い訳ですね。でもそれで100%安心安全安定かと言われれば、決してそうではないです。何時でも何処でも、イレギュラーは起こる訳ですからね。それでも、リスクは限り無く抑えれるでしょう。

それはつまり、過去の連続。言い換えるなら、現状維持です。私達は基本的に、現状維持しようとします。でも私達が獣なら、それでも構いません。でも古の世に、魚が水の中から陸の上に上がったから今の私達が在る訳です。水の中から陸の上に上がるのは、魚にとって現状維持ではない訳です。そうなんです、現状維持を辞めねば進化しないんです。それは魚だけでなく、私達もそうなんです。特に私達は魚や獣より進化した、知的生命体です。現状に留まって、維持を貫いててはいけないんですね。常に、現状から脱し続けねば成らない訳なんです。

でも現状を打破するのって、難しいです。それは人が、ホメオスタシスという働きを持ってるからです。ホメオスタシスは日本語で、恒常性維持機能と言います。つまり、現状維持メカニズムです。私達の体温は、概ね一定に保たれてます。心拍なんかも、概ね一定に保たれてます。このホメオスタシスが在るからこそ、私達は生きれてる訳です。でもこのホメオスタシスが在るから、人はなかなか変われないんです。ホメオスタシスは取り除けません、取り除くと死にますからね。じゃあホメオスタシスの働きを巧く使って、現状を打破する訳なんです。

獣のホメオスタシスは、外界の環境と生体の状態にしか働いてません。でも知的生命体の、私達は違います。私達のホメオスタシスは情報空間、つまり仮想世界にまで及んでます。感動的な小説を読んで涙を流したり、映画のアクションシーンを観て手に汗を握ったり。それこそが、私達のホメオスタシスが情報空間にまで及んでる証です。つまり私達の脳にとって、リアルかリアルじゃないかなんてどっちでも良いんです。私達の脳は、リアリティの高い方をリアルだと捉えるんです。リアリティとは、臨場感の事です。ポイントは、臨場感なんですね。

現状維持を脱する為には、未来にゴールを設定する事です。それも現状の延長ではない、現状の外側にゴールを設定します。すると情報空間に、ゴールの世界が作られます。でもそのままでは、ゴールの世界は現状の世界に負けてしまいます。そのままでは、どう考えてもゴールの世界よりも現状の世界の方が臨場感が高いですからね。だからこそ、ゴールの世界の臨場感を高めねば成りません。でも現状の外側に在るゴールですから、なかなかリアルの想像するのは難しい訳です。じゃあどうやって、そんなゴールの世界の臨場感を高めれるのでしょう。

ゴールの世界をリアルに想像するのは難しくても、そのゴールの世界に生きる我がの姿をリアルの想像するのは易しいのではないでしょうか。若しくは、そのゴールの世界に生きてる我がが味わってる情動をリアルに想像するのも易しいでしょう。ゴールが達成されたら、どんな気分に成るだろうか。そして、どんな行動を取るだろうか。そんな事を想像しながら、ほんのちょっとずつゴールの世界の臨場感を高めてくんです。するとゴールを達成する為に、何をどうすれば良いかが見えてきます。やり方が解ったら、後はゴールに向かって走るだけです。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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