Fortune Tarot

皆さん、賢く成りたいですかーッ?はい、僕は成りたいです(笑)でも、ですよ・・・そもそも賢い人って、どんな人なんでしょうか。例えばテレビのワイドショーで喋ってる、コメンテーターの皆さん。決して全てではありませんが、多くのコメンテーターさんが作り物です。本番の前に番組のスタッフから渡された資料を頭に叩き込んだだけの、何ちゃってコメンテーターが殆どです。そもそもテレビはショーですから、ヤラセが在っても悪くない訳です。でもそんな何ちゃってコメンテーターの皆さんは、申し訳ないですが賢い人ではないですよね。

悪い悪いと叩かれる日本の教育ですが、そこまで悪くなかったりします。だって皆さんも算数のテストで答えは当ってたのに、その求め方を誤ったが為に点を減らされた事が在りませんか?日本の教育も、そういう考える事を重んじてる訳です。でも、受験勉強は別です。そしてこの受験勉強が、考えもんな訳です。思考するより、とにかく暗記。そして暗記して大学に受かったら前半は遊びやバイト、そして後半は就職活動。考える事を、すっかり忘れてしまう訳です。それから就職しても、殆どの会社では新入社員に頭を使って考えさせたりしません。

多くの現代人にとって、賢さとは外見や肩書と同じ様なものに成ってしまってるのではないでしょうか。恥ずかしながら僕も、名の売れてる知識人と呼ばれる人がテレビから垂れ流してる事を何も考えずに受け入れてしまう事も在ります。新しい知を得るという事は、既に我がが我がの頭の中に持ってる知を疑うという事でもあります。疑うと言うと、確かに聞こえが悪いかもしれません。でも世には絶対的なものなんて、何1つとして無い訳ですからね。そして私達を騙そうと考えてる輩も、現に居る訳です。情報を得る際には、注意せねば成りません。

体は、歳と共に衰えます。同じく、脳も歳と共に衰えます。つまり歳と共に、脳の細胞の数は減ります。でも脳は珍しい器官で、死ぬまで鍛えれるんです。と言っても脳の細胞の数は減るのを止めれませんし、増やせません。ただ脳の細胞の間の、ネットワークの数は増やせます。そして賢さとは脳の細胞の数より、脳の細胞の間のネットワークの数で決まるんです。どんなに脳の細胞の数が多くても、脳のネットワークの数が少なかったら賢いとは言えません。逆に脳の細胞の数は減ってしまっても、脳のネットワークの数を増やせば賢く成れるんです。

多くの事を知ってる人は、賢い人でしょうか?どんなに多くの事を覚えれても、コンピューターが覚えれる量には敵いません。そして今は知りたい事や解らない事が在れば、スマホを使えば直ぐに調べれます。そして今や、幼い子でもスマホは使い熟せます。では、考える力の高い人が賢い人でしょうか?確かに、東京に行きたいのに大阪に着いてしまったなら、それは賢いとは言えないでしょう。考えた事を考えた通りに行える人は、確かに賢い人と言っても良いでしょう。でもどんなに考える力を磨いても、ボードゲームで今や人はAIに勝てません。

結論から言うと、賢い人とは閃く人です。今までに見た事も聞いた事も無い事を閃ける人、それが賢い人です。情報記憶の量や情報処理の質では、人はマシンに勝てません。つまり、最適化では人はマシンに負けます。でもマシンは、閃けないんです。閃く為には、多くの知を頭に詰め込まねばなりません。そして。考えた事を考えた通りに行えねば成りません。あれれ?さっき書いた事と矛盾してませんか?マシンに勝つ為に、多くの知を覚えたり考える力を磨くのでは在りません。あくまでも、閃ける脳を作る為に知を覚え考える力を鍛えるんですね。

多くの知を得ると、今までは関わりが無いと考えてた知と知の繋がりに気が付けます。それが、閃きです。その為には全ての知が見える様に、1つ高い所に立ち見ねば成りません。つまり、抽象度を上げねば成りません。ボードゲームでは、我がの打つ手と敵の打つ手を何十手・何百手も先まで想定します。サッカーでも、友だけでなく敵の動きまで考えてプレーせねば成りません。その中から、最適な手を選ぶ。それこそが、閃きです。その為には全ての手を考えれる様に、1つ高い所に立ち見ねば成りません。つまり、抽象度を上げねば成りませんね。

多くの知を頭に詰め込み、最適化能力を鍛える。そして抽象度を上げると、閃く訳です。そして最後に、集中力。集中力は、2種に分けれます。1つ目は、1つの事に集中する事。これは集中したい事の他には、全て忘れる訳です。2つ目は、幾つもの事に目を配る事。役者さんが、我がの台詞の事だけを考えてては劇は成り立ちません。サッカー選手さんの様に、多くの事を同時に考えねばなら無いんです。こればっかりは、訓練せねば成りません。でも裏を返せば、訓練すればやれる様に成ります。つまり賢さとは、才能ではなく技術という事ですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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