one – concept

Fortune Tarot

多数決って、余り宜しくないです。特に、企業に於いては。だってそうですよね、企業を引っ張るアイデアマンは当たり前ですがマイノリティな訳ですよ。でもマイノリティの考えが、多数決で勝つ訳が無いんです。勿論、マイノリティが常に革新的という訳では無いですがね。上司よりも部下の方が、基本的に賢いんです。それは部下よりも上司の方が、組織に近いからです。個人と組織なら、個人の方が賢いんです。多数決という企業の総意よりも、1人の優れたリーダーが決めた方が良い訳です。でもこれをやれないのが、日本の企業の短所ですね。

今からの日本の企業が力を入れて作るべきは、強いリーダーなんです。そして大きな企業より、小さな会社の方が強いリーダーは生まれ易いんです。と言うか、大きな企業は強いリーダーなんか作る気が無い所か作りたくないんです。でも強いリーダーを作らなくて、真に強い組織なんか作れません。だからこそ皆さん、独立企業しましょうって話です。ただ、大企業の方が金を持ってますからね・・・「その財力を利用してやる」位の考えを持ってるなら、敢えて大企業に入られるのは何の問題も在りません。現にそういう人も、日本にも多く居ますし。

分業も、良し悪しです。少なくとも、完全分業なんて完全に駄目な訳です。例えば、外で働いてる夫と専業主婦。基本的に、夫は家事はやりません。でも、この夫は家事をやれない訳では無いんです。彼は独り暮らしをしてた事が在るので、家事もやれるんです。でも敢えて妻に任せて、我がは外で働く事に集中するんです。妻も、外で働けない訳では無いんです。彼女も独り暮らしをしてた時は、働いてましたからね。でも敢えて外で働くのは夫に任せて、我がは家事に集中するんです。これこそが真の意味での理想的な、共依存というやつなんですね。

ウィンドウズとマックを、どちらも使った事が在る方なら解りますよね。ウィンドウズは電源を入れてから、立ち上がるのが遅いです。それに比べてマックは、ピュ〜と立ち上がります。またウィンドウズが強制終了でもしようもんなら、その次に立ち上げる時は更に遅く成ります。でもマックは、ちょっとやそっとの事ではワチャワチャしません。それはマックが、ワンコンセプトで作られてるからです。それぞれのパーツの役や働きは違っても同じコンセプトの元に同じ方を向いてるので、特にイザという時に全員でビシッと同じ様に動けるんですね。

ここだけの話ですが、ウィンドウズはアプリの1つとしてマックで作れちゃうんです。でもこれ程までにマックの方が優れてるのに、世ではウィンドウズの方が圧倒的に売れて広まってます。それは実は・・・単にアップル社さんの売り方が巧くなかったからでしょう(笑)話を戻すと、さっきの例え話の夫婦も、ワンコンセプトな訳です。妻が一時的に体を壊してしまったなら、夫は一時的に家事もやります。夫が一時的に体を壊してしまったなら、妻は一時的に外で働く事もやります。これは実は日本的な事で、アメリカでは考えれない事なんですね。

アメリカでは、基本的に人の勤めを助けません。我がの勤めが終わったら、勤めが終わってない同僚が居ても助けたりせず帰ります。こんなだからアメリカの企業は、人ではなく職に給料を払う訳です。1人だけ飛び抜けて優れた人が居ても、同じ職をしてる人達には同じ額の給料しか与えません。すると1人だけ飛び抜けて優れてた人も、がんばらなく成ります。だって、そんな事をしても給料が増えないのですからね。すると社員同士の差が無くなり、誰が優れてるかが分らなく成ります。じゃあそんな中で、誰から出世させてけば良いのでしょうか。

答えは、上司の気に入ってる奴から出世させるんです。だから部下は、最低限の勤めだけして後は上司に媚を売る事をがんばる訳です。アメリカが実力社会?そんなの全てが全てじゃないですよ!太鼓を持つとかヨイショするとか、日本的ではなく実はアメリカ的な文化風習なんです。でもそんな企業が在る中で、バチバチの結果主義の企業もアメリカには在ります。入社して新人研修も無く、勤めを与えられる訳です。で1週間で結果を出せなければ、1週間分の給料を渡されてクビ。ブラックリストに名が載るので、同じ業界への再就職は無理と・・・

こう考えるとですよ、日本の企業も捨てたもんじゃないですよ。パッと見は、緩く見えるでしょう。でもその分、緊急時には社員一丸と成って事に当たります。緊急時の為に、普段は余力を残してる訳です。何でもそうですが、時も金も力も適度に余ってるに越した事は在りません。肝はワンコンセプト、そして強いリーダー。これ等に重きを置いてれば、自然とゆとりは生まれる筈です。そして誤解を恐れず言うなら、会社のピンチに社員が私財を投げ打つ様な会社が理想です。という事は、やはり独立企業するしか私達が成功する道はない訳ですよね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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