理解からの共感

Fortune Tarot

占いを受けに来られるのは、やはり女の人が多いです。そしてそんな女の人の悩みの中には、悪口に関わる悩みも多いです。悪口や陰口を人から言われちゃったとか、職場で悪口や陰口を皆が言い合ってるとか。悪口や陰口って言われてるのが我がじゃなかったとしても、聞いてるだけで余り良い気はしませんよね。

例えば、我がが誰かから悪口や陰口を言われちゃいましたよという時。そんなもん無視すれば良いじゃないか、という声も聞こえてきそうですね。でもそれは、余りオススメしません。我がの事を悪く言われて、それに対して無視を決め込む。それは心を閉じて、心の無いロボットに成る様なもんです。勿論、心の無いロボットに成ればどれだけ悪口を言われ様がどれだけ陰口を言われ様が全く我がの心は痛みません。でもそういう事を続けてると、別の機に我がが褒められた時に困ります。悪口や陰口を言われた時と同じ様に、褒められても何も感じない様に成ってしまうんですね。それはちょっと問題と言うか、それじゃあ余り樂しめないですよね。

じゃあどうすれば良いかと言うと、悪口や陰口を言われた時に我がで我がにこう言ってあげれば良いんです。それは「思い違いかもね」若しくは「思い違いかもよ」と、こう呟けば良い訳です。語尾の「〜ね」と「〜よ」というのは、どちらでも構いません。「〜ね」も「〜よ」も、共感言語なんです。誰しも赤ちゃんの時は「〜ね」とか「〜よ」とか、よく言われてたんです。赤ちゃんの頃から既に何年も歳を重ねてしまっても、共感言語でその頃の感じを想い出すんですね。すると、心が安らぐという事です。まぁ現に、思い違いだったという可能性も大いに在る訳ですしね。

さて、そもそも人に対して悪口や陰口を言う人というのはどんな人なのでしょうか。結論から言うと、エフィカシーの低い人です。噂話に流されちゃう様な人も、同じくエフィカシーの低い人です。ですから悪口や陰口を言われてショックを受けてしまう人というのも、同じくエフィカシーが低い人と言えるでしょう。逆に人から悪口や陰口を言われても「思い違いかもね」と軽く受け流せる人は、エフィカシーの高い人という事に成りますね。でもエフィカシーの低い人の影響を受けて、我がのエフィカシーを下げちゃうなんてモッタイナイですよね。

人は0〜13歳の間の事を、クリティカルエイジと言います。そのクリティカルエイジの間に、人は我がの人生観や世界観を作るんです。でもそれが、他の人の人生観や世の中の世界観と同じとは限らないんです。むしろ大きな隔たりが在る事の方が、殆んどですよね。この大きな隔たりを修正せずに大きく成っちゃうと、悪口や陰口を言う人に成る可能性が高いです。我がの人生観や世界観は、我がの感性で作られます。つまり感じる=正しい、と考えてるという事ですね。

でも大人に成るにつれて、他の人の人生観や世の中の世界観を学ぶ訳ですよ。その中で、我がの人生観や世界観を修正してレベルアップさせてかなければならないんです。それを、理解といます。逆に感じる=正しいと考えてる人は、共感で生きてる訳です。共感と言うと聞こえは良いですが、要は好き嫌いです。好き嫌いの何が悪いんだ、と思われるかもしれませんね。好き嫌いは悪いもんじゃありませんが、度が過ぎれば友と敵を作ります。好きな奴は友として親しむ、嫌いな奴は敵として殺す。これでは、獣と何も変わりません。むしろ獣だって、もうちょっと巧く生きてますよね。

先ずは、理解なんです。そして理解した後なら、共感しても良いんです。つまり「君の言ってる事を理解はしたけど、君の言ってる事に賛成はしない」というのはアリなんですね。理解ベースに生きると、人だけでなく我がも楽に生きれるという事なんですね。そして理解したけど賛成しないものに対しては、構わなくても良い訳です。それこそが、さっきの「思い違いかもね」なんですね。「〜ね」や「〜よ」は、共感言語です。でもその前に「思い違いかも」で理解してるので、何も問題は無い訳です。この理解からの共感は、むしろドンドンと使ってった方が良いですよね。

人の悪口や陰口を言う人は、そもそも人から理解されたいと考えてる人なんです。彼等は人の悪口や陰口を言う事で、人から注目されたいんです。何でかと言うと、彼等は人から注目を受ける=人から理解されるという事であると心の底から思い込んでるんです。つまり人から理解されたいという我がの都合の為に、人の悪口や陰口を言ってるんです。こんな事を書いたら占師として失格と言われてしまうかもしれませんが・・・人から理解されたいという我がの都合の為に人の悪口や陰口を言ってると地獄に堕ちますぜ(笑)

ですから私達は「思い違いかもね」という軽やかな、理解からの共感という理解ベースで生きましょう。そして天国に行けないまでも、地獄に堕ちない様に生きましょう。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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