自己紹介は、ラベル紹介。

Fortune Tarot

「自己紹介をして下さい」と言われた時に、皆さんだったら何を仰られますか。先ず、氏と名を言いますかね。後は歳とか、住んでる頃。性別なんかは、概ね見れば解りすから言うまでも無いかもしれませんね。これがもし就職の面接だったら、持ってる資格とかも言ったりしますかね。さて、今回のブログの題にも在ります様に自己紹介とはラベル紹介の事です。ラベルってな、あれです。物に貼り付けて在る、あの付箋みたいな奴です。そしてその付箋には、その物に関する情報がペンか何かで書かれてる訳ですよ。

そしてそれは物だけでなく、私達にとっても同じという事です。私達が自己紹介する時も、私達は私達に貼られてるラベルの紹介をするんです。私達に貼り付けられてる、目に見えぬ付箋。そこに目に見えぬ字で書かれてる事を、自己紹介で言ってるという訳ですね。今回は、それが良い悪いとかいう話ではありません。だって自己紹介しろと言われたら、我がに貼られてるラベルを紹介するしか無い訳ですから。その行い自体に、善も悪も在りません。じゃあ何を言いたいかというと、自己なんて所詮はラベルに過ぎないという事です。

じゃあ、ラベルを付け換える事も自由自在という事です。そもそも、我がに貼り付けられるラベルは我がで我がに貼った物です。じゃあ、我がの好きに貼り換えたって、何も悪い事は無い訳です。でもその為には、我がにどんなラベルが張り付いてるかを知らねば成りません。我がで貼ったとはいえ、無意識で貼ってしまったラベルも在るでしょう。我がで貼ったとはいえ、幼い頃に貼ったラベルだと貼った事さえ忘れちゃってるかもしれません。

何の為に我が(にどんなラベルを貼り付けたのか)を知らなければ成らないかと言うと、知らなければ貼り換えれないからです。これって、当たり前っちゃ当たり前ですよね。だからその為に、我がと向き合うんです。我がと向き合う事で、真の己に逢える・・・いや、逢えませんて。我がと向き合った所で、我がの皮(ラベル)しか解りません。でもむしろ、その為に我がと向き合うんです。

そもそも人なんて誰しも、玉葱みたいなもんなんですね。皮であるラベルを1枚ずつ剥いてくと、最終的には何も残らないんです。つまり私達に、本質的な物なんて何も無いんです。表面的なラベルこそが、私達なんですね。自己紹介がラベル紹介だからと言って、それが悪い事ではないと言った訳が解って頂けましたでしょうか。そんな事よりも大時なのは、我がに張り付いてるラベルは我がで貼り換えれるという事です。ただし、我がに張り付いてると我がで解ってるラベルに限りますがね。

つまり、私らしさんなんてラベルの1枚に過ぎないという事です。そんなもん、好きに貼り換えちゃえば良いんです。つまり我がの性格について、何も悩む事なんて無いという事です。悩むという事は、そのラベルが我がのに張り付いてるって気が付いたからですよね。じゃあ悩む前に、貼り換えちゃえば良いんです。私らしさなんて、所詮その程度のもんなんです。特に、人から言われた「貴方らしさ」なんて全く当てに成りません。はっきり言って、殆どの人は貴方に対して無責任なんです。そんな無責任は「貴方らしさ」なんて、まぁそもそも我がに貼り付けなくても良い訳ですよ。

でも実は、我がに張り付いてるラベルの全ては人から貼り付けられたラベルです。「あれ?さっき書いてた事と矛盾してないですか?」と思われた方も、居られるかもしれませんね。人から言われても、それを真に受けなければ我がにラベルは貼られないんです。それを真に受けちゃうという事は、人から言われた「らしさ」を我がにラベルとして貼り付けるという事なんです。

つまり我がに貼り付けられてるラベルとは、人と我がとの関わりその物なんです。そしてさっき、表面的なラベルは在っても私達に本質的な物なんて無いと書きました。つまり、関係しか無いんです。存在なんて、初めから無いんです。でもま、体は在りますからね。関係が存在を作ってる、とでも言っておきましょうかね。

僕は占師をやらせて頂き、人との関わりに悩んで居られるクライアントさんを多く占わせて頂いてます。そんな人との関わりで悩んでる皆さんに、是非とも伝えさせて頂きたいです。人との関わりを良くする事が、自らを良くするという事なんです。むしろ人との関わりを良くしなくて、自らが良くなる事なんて在りません。

じゃあ嫌いな奴との関わりも良くしろって事かと言われれば、それは違います。嫌いな奴との関わりを良くするという事は、嫌いな奴と親しくするという事ではありません。嫌いな奴とは、関わらなくても良いんです。まぁ、ビジネスなら話は別ですがね。たとえ親だろうと子だろうと、嫌いなら縁を切っちゃえば良いんです。法的には縁は切れませんが、もう関わらないと決めて関わらなければ良いんですよ。それで、良いんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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