劣等感はいらない

Fortune Tarot

何と比べてダメなのか

『すごく劣等感があって、なかなか物事がうまく行かないんです。』という方(´・ω・`)

そもそも劣等感って何なのでしょう?
調べてみると、「自分が他の人と比べて劣っていると思う気持ち。」とあります。

自分が他の人と比べて劣等感を感じるとどうなりますか?
優れている人に対して、焦りや嫉妬心を抱きますか?
どうせ自分なんて・・・と、常にもやもやした気持ちになりますか(;´・ω・)?

思い起こせば、
子どもの頃で言うと「成績の良しあし」だったり、「友達が多いか少ないか」
「足が速いか遅いか」であったり、「背が高いか低いか」であったり、
「流行りのゲームを持っているかどうか」であったり。

大人になれば、「出世」とか「収入」とか、「痩せてるか」「結婚しているか」「髪はフサフサか」
見た目やら能力やら健康やら・・・そりゃもういろんな項目で劣等感を抱かされるわけです。

でも、思いません?
「自分は太ってるから、痩せている人よりも劣っている」っていう考えって、本当に本当なのかしら?って。

もしも世界のどこかに「太っている方が異性にモテる」という国があったとしたら、
そこでは逆に「痩せている人は、太っている人よりも劣っている」ということになりますよね(^^;

じゃあ、どっちが本当の本当?何が当たり前なの?
なんだかおかしな話じゃありませんか?

当たり前なんてない

そもそも、劣等感を抱く元となる価値・判断基準は、
誰かが勝手に作り上げたもの(幻想)に過ぎないということ。
ないものに振り回されたり、情報を鵜吞みにしてはいけないということです。

絶世の美女と言われる顔立ちが、時代や国によって全く違うように、
今現在、何かの価値を決める判断基準も、相当あいまいで、いつ変化してもおかしくないものだということ。

そんなしょうもないものに、本来ならば必要のない劣等感を持たされ続けているのだということに、
いかにはやく気がつけるかがまず大事です。

分かっているけど縛られる

最初から劣等感なんて感じる必要ないのに、
分かっていてもつい何かと良し悪しを比べてしまうのは、
小さいころからの癖のひとつになってしまっていることが多いので、致し方ないところもあります。

親や先生から植え付けられてきたものって、なかなか引き剝がせないですよね。
「平均より下の者は、劣等感を持つべきである」みたいな考え方は特に(笑)

私も人のこと言えないです。
自分だって身長体重から、テストの平均点、なんでも誰かと比較して一喜一憂してましたし、
母親になれば、母子手帳のグラフと我が子を比べ・・・
ミルクの飲みが悪いとか、歩き始めが遅いとか・・・

でもこれって今思うと、
その時は、ただただ劣等感を植え付けられただけで、
実際はといえば、劣等感を抱いていた割には、とりあえずちゃんと生きてきてるんですよね。

今になって思うのは、
本当は親として「劣等感なんて必要ないよ」ってことを教えてあげればよかったんだよな~ということ。
テレビや雑誌、ネットで目にする情報に踊らされちゃダメだよ、って。

誰が決めたか分からない曖昧な価値基準を受け入れることの愚かさを教えることの方が、
よっぽど大事なんじゃないかな?と。

こうあるべき、の「こうある」って、本当かな?と思った方が良いような気がします。

どうせ自分は、が当たり前にならないように

どうせ自分はダメだから・・・とダメな自分ばかりイメージしていると、
ダメな自分でいることが当たり前の自分になり、
無意識のうちに「ダメな自分でいる」ための行動をしてしまう自分という構造が、
不本意にもできあがってしまいますので注意が必要です。

それに気づけないでいると、ずーっとダメな自分のままです。

じゃあどうすればいいの?

劣等感なんて手放して、
自分を受け入れ認めることです。

そして、いつまでも人と比べるのではなく、
自分なりの目標を決めて、自分はその目標を達成するにふさわしい人間なのだと自分の価値を認めてください。

もし、思うようにうまく行かなかったからといって、劣等感を抱く必要はありません。

それは私の達成すべき目標じゃなかったんだ、設定が悪かったんだということで、
またゴールを変えればよいだけのことなのですから。

劣等感とはさよならしましょう(*‘ω‘ *)

Fortuneの店主として、タロット占いを行っている藤井裕子です。 選べるハーブティーと、私手作りの小さな焼き菓子をお楽しみいただきながら、ゆっくりお話をうかがっています。 日常から離れた心地良い空間で、日頃の不安やストレス、緊張で凝り固まった心を定期的にメンテナンスされてみてはいかがでしょうか? あなたの未来に良い変化が起こせますように、そのきっかけづくりにお役立てください。私ができることでサポートいたします。 ささいなお悩みでも構いません。ぜひ一度足をお運びください。

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