無題

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私とは、何なのでしょうか?今回は随分と哲学的な始まり方ですが、皆様も1度は想われた事が在るのではないでしょうか。このテーマに対して哲学に限らず、多くの学問が挑んできました。そしてそれは、今も続いてます。例えば宗教で言うなら、私とは魂でしょうか。例えば心理学で言うなら、私とは心でしょうか。例えば医学で言うなら、私とは脳でしょうか。例えばスピリチュアルで言うなら、私とはスピリットでしょうか。例えば科学で言うなら、私とは潜在意識でしょうか。根源的な問いながら、未だハッキリとした答えは出てない様ですね。

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いやいや、そんなややこしい事は解り難い。俺は俺だし、私は私だ。と言うのが、シンプルながら的を得てるのかもしれません。ただ私も貴方も、葉に過ぎません。1本の枝から生える、1枚の葉です。我がの生えてる1本の枝からは、他にも生えてる葉が何枚か在ります。そんな我がが生えてる枝も、1本の幹から生えてます。我がの生えてる1本の幹からは、他にも生えてる枝が何本か在ります。そんな我がの生えてる幹も、1個の星から生えてます。我がの生えてる1個の星からは、他にも生えてる幹が何本か在ります。要は、これの繰り返しですね。

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私も貴方も葉から枝に戻る時に、葉としての私・葉としての貴方という個は消えます。いえ、消えるというのは適した言い方ではないかもしれません。湯の溜まった風呂桶から、洗面器で湯を掬い取ります。そして時が来たら、その洗面器で掬い取った湯を風呂桶の湯に戻す様なものです。洗面器で掬い取られてる時は、私も貴方も個を保てます。でも風呂桶に戻されてしまっては、私も貴方も個を保てません。私も貴方も単なる端末で、個々の体験というデータを本体にアップロードする為だけ・・・ただそれだけの為に、創られたという訳なんです。

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でも私も貴方も、己の生を生き切ったとするなら・・・洗面器から風呂桶に戻される事は無く、個を保ったまま自由に成れます。その果てに何が在るかは、今回は置いといて・・・己の生を生き切るとは、どうやれば良いのでしょうか。それはとても、難しい事です。因みに今まで己の生を生き切り自由に成れたのは、たった1人しか居ません。そうです、貴方も御存知の釈迦さんです。とは言え釈迦さんは天才だったので、正攻法でクリアした訳ではないのですが・・・では釈迦さんの様に天才でない僕の様な者は、どうクリアすれば良いのでしょうか。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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