不 “ 可 視 ” 議

Fortune Tarot

見えぬ物と言うと今までは、霊の事でした。良い霊に悪い霊、神さんに仏さん。そういった皆さんの事を、指してましたよね。またそういった皆さんが住まわれてる、天国や地獄なんかも指してましたよね。つまり生きてる人っぽい何かが居て、生きてる人が住んでるっぽい所に住んでるという考えです。その考えは、誤りでは在りません。少なくとも、その考えを信じ思い込んでる人にとっては。良い霊も悪い霊も神さんも仏さんも天国も地獄も天使と悪魔も妖精も妖怪も、居るんだ・在るんだという考えを持ってる人の頭の中には居るし在るんですね。

思い込んでる人の頭の中に在るという事は、それは現実世界にとっても在るという事なんです。そしてそんな思い込んでる人の頭の中にしか居ない見えぬ者は、現実世界に影響を与えれます。現実世界に影響を与えるから、恐ろしい所です。それも見えぬ物なんて無いよ、という考えを持ってる人にも見えぬ物を影響を与えれるんです。そういった事を考えると、やはり霊は居ません。でも、霊の力というのは確かに在る様です。例えば氣の力なんかは、氣なんて無いよという考えを持ってる人にも確かに効きます。良くも悪くも、見えぬ力は凄いんです。

要は、見えぬ物は在るんです。見えぬ物を信じてようが、信じてまいが。見えぬ物は、確かに在るんです。でもそれは、人っぽくは無いんです。人っぽい姿で人っぽい声で、人っぽい人格や人っぽい知性を持ってる。そういった物では、決してないという事です。じゃあ見えぬ物って、何なんだという話ですよね。例えばですよ、空気って目に見えませんけど確かに在りますよね。風だって目に見えませんけど、確かに在りますよね。また、ウイルスや細菌や真菌(カビ)はどうでしょう。私達の目には見えませんが在りますし、私達に影響を与えれます。

じゃあ、携帯に電波はどうでしょう。電波も目に見えませんよね、むしろ目に見えないから電波な訳ですが。携帯の電波は、確かに在ります。確かに在るから、電波が悪い時は電波の良い所に行く訳じゃないですか。電波が在る物ではなく、神さんみたいに信じる物だったら・・・携帯の電波が悪い時に電波の良い所を探すんじゃなくて、その場で電波が良く成る様に祈ってろって話ですよね。携帯の電波は在るんです、だから祈っても携帯の電波は良く成らないんです。そう考えると携帯だけではなく、色んな物に見えぬ力って使われてる訳なんですね。

あ、もちろん祈りは祈りで効きます。確かに祈りで携帯の電波を良くする事はできませんが、キチンと祈ればキチンと効きます。それは何でかと言うと、空間というのは繋がってるからです。別の言い方をすれば、この宇宙の中に空間は1個しかないんです。この宇宙は、1枚の空間で作られてるんです。だから皆さんの祈りは、仮にどれだけ小さかったとしても・・・地球の裏側まで届きますし、それ所か宇宙の果てまで届くんです。そう考えると、祈りというか想いという物も馬鹿にはできません。どんなちっぽけな想いでも、必ず届いちゃうんです。

祈りが届くなら、もちろん呪いも届きます。まぁ厳密には、祈りと呪いは大して変わりません。ただ人の幸せを願うのを祈りと呼び、人の災いを願うのを呪いと呼ぶ。まぁ一般的には、そう捉えられてる方が多いようですからね。私達の様な一般人の祈りや呪いも、確かに人に届きます。まぁ届いたからといって、人に強く影響は与えれないでしょう。でも確かに、届く事は届くんです。それをもっと巧く、効率的かつ効果的にやれるのが霊能者さんという事です。祈りで言えば気功師さんに祈祷師さん、呪いで言えば呪い代行業なんてのも在りますしね。

霊は無いけど、霊の力は在る。じゃあそもそも、霊って何だって話ですよね。それは内容を問わず、人の想いの事なのかしら。それとも宇宙的な、大自然のパワーの事なのかしら。色んな考えを持った人が居ますし、それで良いんではないでしょうか。科学は未だ、霊を解明・定義してません。ただ今は21世紀です、それも21世紀が始まって15年以上も経ってます。だから私達は、そろそろ卒業しても良いのではないでしょうか。目に見えぬ人っぽい何かが、目に見えぬ所に居るという考えから。それは今までの、旧世紀的な古い考え方なんですね。

そんな古い考えを捨てた先に、私達は何を得れるのでしょうか。私達は、己の運命・人生を我がで作れる様に成れます。真の見えぬ力を使いそれを正しく使う事で、私達は運命の従属者から運命の創造者へレベルを上げれるんですね。それは、運流から流刻という変化です。運の流れを読むのではなく、運の流れを作っちゃえるのです。神さんや仏さんを求めるのではなく、己の中に神さんの力や仏さんの力を見い出すんです。勿論その為には、ちょっとは訓練も入りますがね。それでも訳の分からない物に翻弄される人生より、よっぽど樂しめますよね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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