脳の不思議

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般若心経、皆さんも1度は聞いた事が在るのではないでしょうか。僕も仕事柄、空で唱えれる様にはしてます。般若心経は、御経の中でもポピュラーな方です。ですから皆さんも、覚えといて損は無いでしょうね。因みに「素人さんが般若心経を唱えるのは良くない」と仰られる、スピリチュアリストさんも居られます。その訳は概ね、般若心経を唱えると成仏してない霊が寄ってくるからだそうです。だから霊的に身を守る術を持たない人は、不用意に般若心経を唱えない方が良いとか良くないとか。これは半分は当たりで、半分は外れだったりします。

般若心経を唱えると、近くに居る悪い霊は居心地が悪く成るんですね。だから般若心経を唱えてる人にチョッカイを出して、唱えるのを止めさせ様とするんです。ですから般若心経を唱えると霊が寄ってくるというのは、その通りっちゃその通りです。理想は、霊的に清められた所で般若心経を唱えるのが良いですよね。何にしても、般若心経は良い御経です。良い御経だから霊が寄ってくるのであって、悪い御経だから寄ってくる訳ではないんですね。それに心霊スポットで唱えでもしない限り、般若心経を唱えて気分が悪く成ったりはしないでしょう。

そんな覚えといて損は無い般若心経ですが、その解釈は人によって様々です。ただ専門家でもない限りは、般若心経の意味には余り深く拘らなくても大丈夫です。密教とかでは、般若心経も真言の1種として扱われてます。真言の1種という事は、意味よりも音に重きが置かれます。だからこそ意味は余り解ってなくても、空で唱えれる様に成っておいた方が良い訳ですね。因みに神さんに捧げる時は「摩訶〜」から唱え始め、仏さんに捧げる時は「摩訶」の前に「仏説」を付けて唱え始めます。実は般若心経は、神道でも使われたりするものなんですね。

僕なんかは、毎日数分ですが般若心経を何回か唱えてます。すると、眉間の当たりがムズムズとしてきます。この感じは、瞑想や座禅をやってる人にも訪れるそうです。科学的に言うと、これは深い変性意識に入った証だったりします。因みに私達は、常に変性意識状態です。変性意識状態じゃない時というのは、意識が完全に外界に在る時です。でも私達が普通に生きてて、そんな状態に成る事は在りません。繰り返しますが、私達は常に浅い変性意識状態なんですね。だからこそ同じ時に同じ場に居る人同士でも、全く違う事を感じてしまうんですね。

催眠や洗脳、更には気功に至るまで・・・変性意識というのは、重要なキーワードです。いかに早く、いかに深く変性意識を作れるかが肝だからです。そして我がが早く深く変性意識を作れれば、相手を変性意識にさせれる訳です。でも逆に相手の方が早く深く変性意識を作ったら、こちらが催眠を掛けられてしまいます。そういった意味では、一瞬の勝負ですよね。よく、第1印象は初めて逢ってから数秒で決まると言います。催眠術師さんとかは、その数秒で相手に催眠を掛ける訳です。日本の武術の『居合』にも、負けずとも劣らない世界ですよね。

催眠術師さんの中には、相手に幻を見せれる人も居られます。例えば過去世(らしきもの)を見せたり、亡くなった方の姿を見せたり(声を聴かせたり)・・・そういった、魔法の様な事がやれる訳です。でも催眠で見せれる幻は、催眠を掛けられた方の頭の中に在る情報だけです。そういった意味では、夢と同じ様なもんです。こういった技を使った、催眠心理療法なんてのも在ります。ただ催眠でクライアントさんの頭の中を掘り返すのは、とてもとても危なかったりします。だから真に腕の在る催眠術師さん以外は、やらない事をオススメしますね。

気功も、広い意味では催眠に含まれるでしょうね。そして多くの気功では、余り言語的なアプローチは使いません。それに比べて、催眠では暗示を使ったりして言語的なアプローチを使う事が多い訳です。そう考えると、催眠より気功の方が使い易いのは確かでしょうね。四の五の言わずに、氣を当ててしまえば良い訳ですからね(笑)気功では、体を治す事に重きが置かれてる事が多いです。ただ気を付けないと、患者さんの体を治す程に体が壊れてく気功師さんも多いです。キチンと知識と能力を学ばれてから、気功師さんに成る事をオススメします。

気功と催眠は、根本的には同じものなんですね。まぁ気功に関しては、未だに科学的に謎な部分も多い訳ですがね。そう考えると霊能も、気功や催眠と根本的には同じでしょう。全ては変性意識の為せる技、そして私達の脳が持つ力な訳です。これからこういった分野が、もっともっと科学で解明されるでしょう。そして、もっともっと世に広まってくでしょう。そうしてく内に、どんどん紛い物は消えてくでしょう。詐欺を働くものも、どんどん消えてくでしょう。そんな世がちょっとでも早く訪れる様に、僕もがんばって活動を続けたいと考えてます。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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