IQ上げたいんですけど
こんにちは。
前回、テストで点を取るだけの知識と、
問題解決能力(IQ)は違うということと、
夢を実現させるためには、IQを高められるような環境をまずは家庭で作り、
その感覚をいざという時にお子さんが自分でも作れるように訓練しておくと良いことなど、
(リラックスできるホームという感覚を持たせることが大事という)お話をしました。
ちなみにIQというのは、常に一定の状態ではありません。
当然ですがコンディションだったり、その時の状況によって変化しています。
常に高い状態が良いかというと、そうではありません。
試験や試合など、いざという時に最大限の能力が発揮できればベストな訳です。
ですので、
IQが高い状態・・・リラックスして様々な解決パターンを考えたり、計画的に物事に取り組むことを考えられる状態と、
IQが低い状態・・・集中して(緊張状態)無我夢中で取り組める状態とが、きちんと使い分けできていることが大切です。
安心できる状態がIQを高める
どんな環境であれ、
家庭をホームにすることを心がけてくださいね、とお伝えするのには理由があって・・・
例えば子供にとって、常にストレスフルで落ち着かない環境で、
他人の顔色をうかがいながら、
気を遣って生きていくことが最優先だとしたら、
果たしてじっと腰を落ち着けて、自分のことや将来のことなど考える余裕が生まれる状態だと言えるでしょうか?
ましてや、そんな落ち着かない環境で、勉強や読書をしたいと思えるでしょうか?
明るい夢や希望を持てるでしょうか・・・ということです。
大人だっていやですよね。
そんな職場だったら、モチベーションも何もあったものではありません。
でも、そんな最悪な環境を子どもに提供しているのは、親だったりするものです・・・。
子供は、どんなに生きづらくても家庭からは逃げられません。
勉強うんぬんよりも、まずは自分の命を守ることの方が先ですから。
こうして、ずっと緊張状態(IQの低い状態)に身を置くことになると、
本来ならば発揮できていたはずの能力でさえ、発揮できなくなってしまうのです。
では、家庭をホームにするには、
子供にどのように接したらよいのでしょうか・・・
それは、
「親はどんなことがあっても、絶対的に子供の味方である」と示すことです。
もちろん、悪いことは悪い、失敗したらそれに気づかせるのも親の役目です。
しかし、時に厳しく叱ったとしても、それでも親はあなたの味方であると、とにかく伝え続けることです。
見捨てられている、受け入れてもらえない、
自分には価値がない・・・
こんな風に思い込んだまま成長してしまうと、ますます自分を受け入れられない大人になってしまいます。
夢や希望を持てる状態では無くなってしまう方さえ、出てきてしまうほどです。
恋愛や婚活で悩んでいる方も、
辿っていくとこういった過去の記憶に縛られている方がとても多いです。
ホームという安心できる状態が記憶できていれば、
例えアウェーな場所で戦いに挑まなければならない状況であっても、
その記憶を思い出すことで、安心できる状態の中、自信と余裕をもって取り組むことができます。
試験であれ、試合であれ、大事なプレゼンであれ、
必要なのは「気合い」という緊張感ではなく、
いかにリラックスしてIQを高められるかどうか、なのです。
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