2021年4月のタロット占い

４月もよろしくお願いします

３月は毎年のように心も身体も環境の変化に影響を受けやすく、後半はほとんどおとなしく過ごしておりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか？
いよいよ、新年度のスタートですね。
私自身も心身のメンテナンスに意識を向けながら、新しいことにも継続してチャレンジしていこうと思っているところです。

さて、毎月恒例の今月のタロット占いを書いていきます。
所詮は占いですので、あまり深刻にならずに、参考程度にお楽しみいただけると幸いです。

それでは今月の全体的なテーマと気をつけることについて、各星座ごとのテーマと開運アドバイスについてお送りします。

全体の流れと気をつけることについて

2021年4月の世の中全体の流れについて、ですが・・・思いがけない出来事が多々起こりそうな気配です。
どうしようもない事態というのは、生きていれば誰しも経験するものです。
タロットカードでいうとTOWERですね。
これまで安心できる場所だったところから急に追い出されるような感覚、というと分かりやすいでしょうか？
ここで重要なことは、もはやそこにしがみついていてはいけないということです。
必要で重要な崩壊が起こった後には、新たなステージが待っています。
台風の後の青空、野焼きのあとの緑が美しい草原、というイメージからも分かるように、決して絶望的な世界が拡がり続けるわけではないということですね。

気をつけることについてですが、こういった世の中だからこそ「自分のハートに耳を傾けること」です。
外側の状況はどうあれ、自分であることにくつろいでいられるかどうかです。
「こうでなければならない」「こうであるのが当たり前」というガチガチの心があれば、もっとやわらかく、柔軟に捉えることができるように、シンプルに自分の中にある胸の高鳴りに耳を傾けてみることから始めてみると良いかと思います。高鳴るポイントが他の人と同じでなくて良いのです。あなたは、どんなことに喜びを感じますか？

おひつじ座

スムーズに物事を乗り越えられる運気を持っているのですが、それを活かして前進しようと思うのであれば、「心ここにあらず」な状態から脱却することが重要なポイントになります。捕らぬ狸の皮算用や、まだ起こっていない不安な出来事に心を奪われていると、思わぬところで足を踏み外す可能性大です。夢や希望は大切ですが、「今ここ」を蔑ろにしてしまうと、妄想の世界を漂うだけになってしまいます。もしも大きな壁にぶち当たって前に進めない気がしている人は、自分を縛っている制限を解き放つことです。

おうし座

「自分」というものをしっかりと確立できる運気を持っています。これまで漠然と抱いていた思いが明確になったり、やりたいことが見つかる人も出てくるかもしれません。学んだことが実を結びやすい時期でもありますので、学びたいことには意欲的に取り組んでみられると良いかと思います。自分を確立するということは、自分が自分の状態をしっかりと把握できている、ということにも繋がります。ここで発見した自分が、これまでの自分とは違っていたとしても問題はありません。本当の自分を生きることです。

ふたご座

変容のチャンスが巡ってくる運気を持っています。ただし、人というのは問題なく生きているときに「変化が必要だ！」などとは考えないものです。もしかすると、慌てふためくような、嘆き悲しむようなできごとが起こるかもしれません。しかし、それらの痛みは本来の自分の生き方に気づかせるための痛みなのだと理解すると良いかもしれません。あまんじてその痛みを受け入れてみることで、変容のきっかけを得ることが可能になるのかもしれません。他者にどう見られようと、あなたの直感を信頼することです。

かに座

妥協するとロクなことがない時期だと心得ておくと良いです。周囲の混乱に巻き込まれないように注意が必要な時期であるとも言えます。何かに振り回されがちな状況にあるのだということを自覚しておくだけでも助けになります。一時の気の迷いで、周りにいい顔をし過ぎないように注意してお過ごしください。事態が手に負えなくても、それで良いと思うことです。物事を思い通りにコントロールすることよりも、大切なことがあるはずです。壁を作れと言っているのではありません。気持ちを楽にしていることです。

しし座

新しい旅が始まっているようであれば、その土地の環境を受け入れる余裕を持つことです。どんなルートを辿ろうと、最終的な目的地が望む所であれば良いのですから、その道中を楽しむことです。とても順調に物事を進められる運気を持っているので、変に焦ってはもったいないということをお伝えしておきます。一歩一歩、着実に前に進んでいることが感じられていれば大丈夫です。種を蒔いて、花が咲くまでに時間がかかるように、結果を先走っては大事な時期を見落としてしまうかもしれないということです。

おとめ座

生まれ変われるような、再び目が覚めるようなチャンスを含む運気を持っています。今の自分で満足して挑戦することを億劫がっている人、他人の意見を気にし過ぎて、結局自分のことが蔑ろになってしまっている人は、今月が変化を起こせる時期になります。今の自分がどんな状態にあるのか、シンプルに観察してみることです。その際に、過去の色眼鏡で自分を見ないように気をつけてください。過去の経験から今の自分を見てしまうと、身動きができなくなってしまう恐れがあります。過去への執着は不要です。

てんびん座

真実を見抜く目を養うことが可能な運気を持っています。私たちは何か悪いことやトラブルが起こると、その原因や責任を外側に求めたり、自分に都合の良い解釈を後付けしたりしがちです。分かりやすく言うと、物事をあるがままに観るように気をつけて過ごしましょうということですね。自分が見たいように見てしまい、あとで失敗することのないようにお気をつけください。だからこそ、自分の責任で自分を表現していくことです。他の誰かになろうとか、表面だけを取り繕うのではなく、自分の能力を最大限生かすことです。

さそり座

「内なる愛」を育むことができる運気を持っています。どんなに外側の人に「私をこんな風に扱って欲しい」「幸せを運んできて欲しい」と願っても、あなたの願いを完璧に叶える義務など誰にもありません。たとえ家族やパートナーであったとしても、です。求める人よりも与える人になれば、自然と素敵な人が集まってきます。初めから誰かに頼るのではなく、まずは自分の内側の豊かさを育むように心がけてみてください。その第一歩として、セルフケアに意識を向けてみるとよいです。心と身体を健康に保つことからです。

いて座

意欲的に活動できる運気を持っています。たくさんの人と接する機会も多くなるかもしれません。ここで重要なのは、肩の力を抜いて、愛をもって接するように心がけてみることです。何も相手と死ぬ気で勝負するわけではないのですから、勝ち負けではなく、ゆったりとした気持ちで場を包み込むような心の余裕を持ってみてください。たとえ至らなかったな、と思うことがあっても、それに気がつけることが素晴らしいので、自信を持つことです。これまで閉じこもっていた人は、翼を広げて自由に飛び立つチャンスです。

やぎ座

内なる声に従うことで幸運へ導かれる運気を持っています。外側はもしかすると混乱しているかもしれませんが、そこに合わせてしまうと、自分自身に混乱を招くことにも繋がりかねません。外側（他者）をコントロールしようとするよりも、自分のことをまずはしっかりと把握し、良い習慣をつくるように心がけて過ごされると良いでしょう。これまで自分では「こうだ」と思っていた自分の性格が、実は他人から刷り込まれた自分らしさだった、ということはよくあります。自分にとって良くない信じ込みはなくすことです。

みずがめ座

純粋に生きる喜びを感じられるような出来事が起こりやすい運気を持っています。でもそれは、他の何ものでもない、自分で在ることに寛げている状態であることが前提です。もしも今、自分で決められない、どっちを選んでよいか分からないなど、優柔不断になっている人や、考えすぎて身動きが取れなくなっている人は、せっかくの運気が生かしきれないということになります。周囲の意見や周りの状況に振り回されているようであれば、失敗したらどうしようではなく、本当の自分がどうしたいかに耳を傾けることです。

うお座

とても良い運気を持っています。才能が花開いたり、やってきたことが実を結ぶなど、大きなことではなかったとしても、これまでこつこつとやってきて良かったな、と思えるような瞬間が多く訪れるはずです。その喜び（あなたの才能）を他者に拡げていくことで、ますます豊かさがもたらされます。しかし、何かが頂点に達すれば、また谷が訪れるものです。いつまでもこの状態が続くわけではないということですね。だからこそ、今この時を存分に味わい、次の谷も楽しむくらいの心の余裕をつくっておかれることです。