愛とはズバリ『相手の価値を認め、その価値を高め続ける事』です。赤ちゃんが笑うと、親は喜びます。でもそれは表情筋が無意識的に動いただけで、何かに喜んだ訳ではありません。それでも親は、無条件で喜びます。赤ちゃんが立ち上がり歩き始めると、親は喜びます。でもそれはDNAに刻まれた、遺伝子的に当たり前の事です。それでも親は、無条件で喜びます。まぁ要は、それが愛ってやつなんですよね。幼い我が子が病ですよと、そんな我が子に飲ませる薬の用法用量を誤る親は居ません。と同じ様に、私達は愛する人を愛してるでしょうか?
親と尊べ、まぁ当たり前の事です。でも親を尊ぶのと同じ様に、他の人も尊ぶべきでしょう。少なくとも儒教では、女子供に人権は在りませんがね。儒教では『孝』という考えが最も重んじられてます。これは、親孝行の孝ですね。つまり、下のもんは上のもんに尽くせって事です。儒教では、親が幹で子が枝です。幹さえ生きてれば枝は幾らでも生えてきますから、幹の方が枝より偉い訳です。その次に『仁』という考えが、重んじられてます。パッと聞くと悪い感じはしませんが、実は仁が通じるのは我がのコミュニティに限られてしまう訳なんです。
仁義なき戦い、つまりはヤクザさんの世界です。友は守る、敵は殺す。とまぁ、差別的な考えです。その次に『忠』という考えが、重んじられてます。忠は、孝と似てますかね。この忠を使って世を治めたのが、徳川家康さんです。江戸幕府に参覲交代と、正に忠の精神です。という事で、孝・仁・忠で以ってして人を縛るのが儒教です。そして日本は未だ、この儒教精神に洗脳されてます。例えば「長男の嫁」とか、正にそうです。男を生まれた順で優劣を付ける点、そして女を物として捉えてる点。はっきり言って、儒教とは差別思想という訳ですよ。
子も持つ親なら、我が子が最も愛おしい。それは、当たり前の感情です。でも、それ位の感情なら獣でも持ち合わせてます。でも私達は、獣より進化した知的生命体です。我が子が最も愛おしいのは、取り敢えず脇に置いといて・・・全ての子を、同じ様に愛したいもんです。日本の魅力って、何でしょう?先ずは、この国の自然そのものです。水も、清いですしね。そしてもう1つ、それこそがオバちゃん精神です。他所の子でも、鼻水を拭いたげて飯を食わせたげる。それこそが、日本が世界に誇れるものです。日本のオバちゃんって、凄いんですね。
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