神さんを信じてない人が、神さんを信じてる人に問います。「神さんが居るなら、その証を見せてみろ」と。すると、神さんを信じてる人は笑いながら言います。「神さんが居られる証なんて今も私達の目の前に、そこらじゅうに溢れてるじゃないか」と。神さんを信じてない人が見れば普通の景色でも、神さんを信じてる人が見れば景色の全てに神さんの存在を見い出せるんです。信じるとは、こういう事なんです。そして人の脳は、こういう風な働きを持ってるんです。つまり、それはどんな働きか?見たいものを見る、見たいものだけしか見えない。
それは言い換えるなら、重要なものだけしか見ないという事です。でも、そりゃそうですよね。入ってきた情報の全てを受け入れてたら、一瞬で脳はパンクしてしまいます。だから脳は、入ってきた情報に篩を掛けるんです。その篩の事を、ラスと言います。ラティキュラー・アクティベーション・システムの、頭文字を取ってラス(RAS)です。日本語では、網様体賦活系と訳します。このラスが在るから、私達は生きてられるんですね。このラスを巧く使えば、私達は我がの望みを何でも叶えれます。その叶え方を書く前に、もう1つだけ書きます。
それは、ホメオスタシスという脳の働きについてです。ホメオスタシスとは、現状を保ち続けようとする働きの事です。気温が暑く成れば、汗を出して体温を下げます。気温が寒く成れば、毛穴を閉じて体温を上げます。そうやって体温を一定に保とうとする事も、ホメオスタシスの働きの1つです。但し人は獣より脳が進化したので、このホメオスタシスが物理空間だけでなく情報空間にも及んでます。いつもテストで50点しか取れない人が偶然にも70点を取ったら、次のテストでは有り得ない様なミスを犯して30点しか取れないという事ですね。
だから脳を騙して、ホメオスタシスをズラすんです。「いやいや、いつもテストで70点を取ってるじゃないか」と。騙す為には、ラスの力を借ります。「70点を取り続けたい」ではなく「いつも70点を取って当たり前だ」と、思い込むんです。思い込むと言うよりも、いつも70点を取って当たり前だという様に振る舞うんです。するとラスが、70点の取り方を見える様にしてくれます。そしてホメオスタシスが、70点を取って当たり前の状態に自然に勝手に導いてくれます。巧く脳を騙せば、がんばらなくても自然に勝手に望みを叶えれます。
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