皆さん、占いを樂しんでますか?占いは、娯楽です。樂しまねば、損ですよね。人は悩むが故に、占師の元を訪れます。でも、悩みという感情こそが娯楽なんです。いや、そもそも感情自体が娯楽なんです。世には『日本に生まれただけで勝ち組』とか、言ってる方も居られます。個人的には『勝ち組・負け組』という語が好きではないのですが、まぁこの方の伝えんとしてる事は解ります。日本は世界一、豊かな国と言っても過言ではありません。日本に生まれなければ、逆に悩みなんて持てない位に日々の暮らしに追われてしまってたかもしれません。
悩む事と考える事は、違います。それはもう、明確に違います。悩んでる人って、暇な人なんですね。暇じゃない人は、常に考えてます。じゃあ、悩む事と考える事の違いって何だって話ですよね。悩むというのは、実は答えが無いんです。答えなんて、求めてないと言った方が良いかもしれませんね。つまり悩んでる人は、答えを見い出す為に悩んでる訳ではありません。悩む為に、悩んでるんです。だから「何を悩んでるのかさえ解りません」とか、平気で言えちゃうんですね。だって、そうですよね。悩んでれば、何も動かなくても良いんですから。
つまり、行動しない言い訳として悩んでるんです。そりゃ・・・駄目でしょう(笑)でも、考えてる人は違います。ちゃんと、答えを見い出そうとしてます。つまりテーマというか、そう言ったものを定めた上で考えてるんです。ゴールを定めた上で、と言い換えても良いかもですね。チャンとゴールさえ定めてしまえば、私達の頭を悩ませる事なんて殆ど在りません。でも考えるべき事は、今の世には未だに多く溢れてます。因みに人は、1つの事を常に考え続けてると賢く成ります。そしてこれが、釈迦さんも行った本当の意味でも瞑想なんですよね。
瞑想というと頭を空っぽにしなければならないとか、何も考えてはいけないというイメージを持たれてる方も多いかもしれませんね。でも本当は、逆なんです。1つのテーマ(悟りとか空とか愛とか)について、めっちゃ考えるんです。それこそ体の働きを極限まで抑えて、脳だけをフル回転させるんです。でもそんな時に雑念を思い浮かべるから「喝!」と肩を叩かれるという事です。ただまぁ、瞑想というものが日中の活動を控えてエネルギーの消費を抑える為に生まれたのは違いないのですがね。つまり瞑想の始まりは、より効果的な昼寝なんです。
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