エフィカシーは自己評価の事で、エスティームも自己評価の事です。ただエフィカシーは自己のゴール達成能力に対する自己評価の事で、エスティームは自己のポジションに対する自己評価の事です。どちらも自己評価なので、どちらも我がで好き勝手に決めてしまって構いません。しかしながらエフィカシーと違ってエスティームは、ポジションに関する事なので我がと人を比べねばなりませんが。エフィカシーは自負心、エスティームは自尊心と言い換えれます。世に『根拠の無い自信』という言も在りますが、それは正にこれ等の事を指す訳ですね。
世の多くの人は、思い違ってます。訓練するから能力が上がり、そして結果が出るのではありません。エフィカシーを上げるから結果が出て、そして能力が上がるんです。エフィカシーを高める事が、第一なんです。コーチングに於けるコーチは、クライアントさんのエフィカシーを高める事が勤めと言っても言い過ぎでは在りません。エフィカシーも高めないで、現状の外にゴールのセッティングをやれる訳が無いんです。エフィカシーは、厳密には自信ではありません。自信は、過去の結果から見い出されるものです。エフィカシーは、確信なんです。
若い頃に不良だった人が居るとして、その人が今は大企業の社長さんに成ってるとするならば・・・その大企業の社長さんにとって、若かりし頃の不良だった体験は良い想い出でしょう。不良だった頃が在ったから今が在る、ってなもんです。でも今、刑務所に入ってたらどうでしょう。不良を辞めれずヤクザ屋さんに成って、罪を犯して刑務所へ・・・その人は、若かりし頃に不良だった事を悔いるでしょう。ま、そんなもんです。じゃあ、未来で必ず成功してると仮定したらどうでしょう。今がどんなでも、幸せな気分に成れるのではないでしょうか。
今が幸せでない者が、未来で幸せに成る事は有り得ません。既に幸せな者だけが、この先も幸せで居られるんです。じゃどうすれば今、幸せに成れるのでしょうか。それはエフィカシーと同じで、好き勝手に幸せを感じちゃえば良いんです。それは捉え方の問題の話をしてる訳ではなく、真にそうなんです。但し、さっきも書きましたが未来にゴールをセッティグせねばなりません。未来にゴールさえセッティングすれば過去も現在も全て、その為のプロセスでしかありません。全てプロセスだと考えれば、緊張も後悔も不安も無縁の話に成るんですよね。
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