心もお部屋も定期的にクリアリングすることで人生がより煌く
日本では、緊急事態宣言が出て、不要不急の外出は控える世の中になりました。
ただ、いつもお話することですが、「何がその人の命を奪うか?」は、死んでみるまで分かりません。
見えないモノを闇雲に怖がって、自分の「今」の生活が蔑ろになるようでは、せっかくの生きている時間が「もったいない」です。
鬱々として何も手につかず、いつ大変なことが起こるかと怯えてばかりいたら、生きる気力や免疫力がだんだん低下して心身の病に・・・こうなってしまわないように、今、あなたができることから取り組みましょう。
「#おうち時間」の写真や動画がたくさんで嬉しくなりますが、いかに家で過ごす時間を充実させるかというのは、日頃「社畜」のように「職場」と「家では寝るだけ」の生活を繰り返してきた人にとって、何をすればよいのか逆に不安になり、手持無沙汰なことが恐怖でなんだか落ち着かないということもあるようです。
「自由に過ごす」「仕事をしないで過ごすこと」=「罪」「怠け者」「役立たず」だ!という刷り込みが、休むことや自宅でくつろぐことへの後ろめたさや罪悪感を増長させているのかもしれません。
この先の世界がどうなっていくかなんて、誰にも分かりません。
もしかしたら、ウイルスどころか未曽有の大地震のような天変地異が襲ってくることだって、可能性としてはあるわけですから。
しかし、毎日その「いつ起こるか分からない大地震」を恐れてシェルターに閉じこもって震えているわけにもいかないように、最低限、自分の人生として「命を大切に生きる」ことは可能です。
ポジティブだけじゃ生きていけない
さて、なぜ掃除をすると心がスッキリするのかといえば・・・
不要なゴミやお荷物を捨てるきっかけが得られるからです。そして、床やいろんな場所の埃や汚れをふき取ることは、心を磨くことにも通じるからです。
結果、気の流れが良くなり、自分のネガティブな面も含めてありのままを認めることができるようになるので、続ければ続けるほど運が開けていきます。
モノを溜め込み過ぎて、どれが必要でどれが不要なのかさえ分からなくなっている人がいます。
たくさんあるのにもっと欲しがる人がいます。外側のモノで自分の心を満たし続けることは、たとえお金持ちでも難しいです。
借金すれば、さらに空しさが募り、それを埋めるために、また新しいモノを欲しがる・・・こういった悪循環な習慣はやめることです。
どんなに高級なブランド品であっても、活用されず「気が滞っているもの」は、まるで「死んでいるのと同じような状態でそこに存在し続ける」モノになってしまいます。
ここでポイントなのは、やみくもにモノを溜めることも良くないですが、「なんでも捨てればいいという訳でもない」ということです。
「何のためにそこにあるのか?」を問いかけながら選択すると良いです。
もしも「こうなりたい自分」があるなら、新しい自分の人生にそぐわない、古い自分に戻すようなモノは捨てていきましょう。
・過去のしがらみや過去の栄光を思い出すモノ
・いつか使うかも・・・と数年放置しているモノ
・現在のあなたに必要の無いモノ
掃除をすると、どうしてもネガティブな思い出や過去の出来事と向き合わなくてはならなくなるかもしれません。
でも、それらは現実的に今のあなたを攻撃してくるわけではありません。気のせいです。
目の前にあるのは、書類であれ契約書であれ装飾品であれ、ただのゴミくずや文字の書いてある紙切れ、不用品でしかありません。
モノに罪はありませんが、モノにくっついている情報があなたの心を良くない方へ揺らがせることに変わりはありません。
あなたの思考にネガティブなことを想起させる、「悪い気を発しているモノ」は、今すぐ処分しましょう。
気功の講座では、モノの浄化について説明しますが、一番手っ取り早い方法としては、邪気を発するモノや人、場所からは、物理的に離れることも大事だということです。
余談ですが、因縁を感じる良くないモノがあれば、こちらで悪い気を抜いて差し上げることも可能です。
ちなみに私が捨てられないモノ
とはいえ、私も過去にいろいろあった時の公的な文書は、さすがに処分しづらかったりします。
個人でお仕事をしているので、帳簿や税金関係の書類も溜まっていきます。
結婚式の司会や、式典、コンサートの司会進行に関する資料も、なんとなく捨てられないでいます・・・レポーターの時の取材ノートは、あんなに潔く手放せたのに、です。
あとは、これまで学んだ内容のレジメ、取得した資格の教本類や問題集・・・。
あぁ・・・人に物申せる立場ではないですね・・・徐々に対話しながらカタをつけていきます。。。
強運な人ほど、整理整頓が上手なのだそうです。
たとえ見た目は雑然としていても、所有する本人は、どこに何があるかがきちんと把握できているらしいです。
私もそうあれるように、管理するモノを減らして、それぞれにきちんと「役を与える」ことからやってみます。
そう、せっかくお家にいるのなら、換気しながら楽しくお掃除してみませんか?
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