恋と現実とのバランス

Fortune Tarot

いつもありがとうございます。
恋愛に関するご相談も多い中、私なりに恋することから学んだ事柄についてまとめておこうと思います。

国語辞典で調べてみると、恋とは「特定の人に強くひかれること。」「切ないまでに深く思いを寄せること。」などと書いてあります。

客観的にその言葉の意味だけみると、恋とは如何せん「一方通行」なモノなのだな、と感じます。

相手の気持ちや状況はどうあれ「恋に落ちる」とは良く言ったもので、恋することとは「強くひかれる相手に対して、勝手に切ない思いをつのらせていく状態」であるとも言い換えられそうですので。

一応、念のために付け加えておきますが、誰かに恋をすることや、胸がキュンとすることが、悪いことだと言っているのではありません。

むしろ、恋することで日々の生活に彩りが添えられたように感じられることの方が多いですし、キュンとする出逢いは、幾つになっても嬉しいことだと、私は思っています。

しかしながら時折、人というのは思い込みが暴走し過ぎて、大いなる勘違いにまで発展したり、善かれと思ってやったことが思いっきり裏目に出てしまうということも、ありがちな生き物です。

特に恋をしている真っ最中は、対象となる相手の些細な表情の変化や、言動のひとつひとつがどうしても気になってしまうものですし、どうでもいいことにまで、いちいち反応してしまう自分が出てくるものなので、周りが見えなくなるのも仕方のないことかもしれません。

「あれ?もしかして私、何か気に障ることしちゃったかな?」「私のことを嫌いになってたらどうしよう。」→現実はなんでもないことなのに、勝手に挽回しようと焦って空回りする。

「他の人に優しく話しかけるなんて!もしかして、あの人のことが気になってるの?」→実際はなんでもなかったのに、ネガティブな妄想をする→勝手にライバル視するか、勝手に落ち込む。

このように、恋する場面で何か起こったとき、アタマの中であれこれ好き勝手に思い悩んでみては、感情を揺さぶられ、相手(周囲)に対する気持ちや態度がコロコロ変わってしまうという・・・もちろん、実際の関係性は、何も変わっていないのにもかかわらず、です。

自分でも良く分からないうちに恋にのめり込み過ぎて、気がつけば周囲を振り回していたということもあり得る話ですので、現実世界とのバランスをとることはとても重要だということですね。

かつての私は妄想大好き夢見がち人間だったので、映画やドラマ、小説やアニメの世界に入り込み、その中の人物にスポットライトを当て、別のストーリーを創作して遊ぶという(今でいうスピンオフみたいなものですね)、変わった子どもでした。

しかしながら、こんな遊びばかりしていたせいか、それとも田舎で近所が遠すぎて友達と遊ぶ機会が少なかったからなのか、リアルな人間との接し方となると、非常に戸惑うことが多すぎて、どう発言してどう接して良いやら困り果てる自分もいました。

特に恋となると、空想の世界と現実世界の相手や自分自身に大きなギャップがあり過ぎて、典型的な「恋することに恋する私」になっていた気がします。

空想や妄想のし過ぎが私にもたらしたのは、「相手の気持ち」や「相手の性格」を実際の会話から理解しようとするやり方ではなく、「この人はこういう人だから」「こんな風に思っているに違いない」と勝手に決めつけてしまう癖でした。

とにかく誰を好きになっても「私がヒロイン」のストーリーを自分の空想で勝手に進めてしまうので、現実との違いに自分がついていけず、混乱して変に疲れ果て、結局途中で脱落してしまうという、とても残念な恋をしていたものです。

空想の世界では、シチュエーションも相手の気持ちも行動も、私にかけてくれる言葉まで、全てを自分好みにコントロールできるにもかかわらず、現実の世界は全くそうではないのですから、当然のことなのですが・・・。

好みも価値観も人それぞれですので、「この言葉を発したら相手が絶対に自分を好きになる」とか、「こんな仕草をしたら絶対に相手がキュンとする」とかいう正解なんて無いわけです。

相手からどんなリアクションがくるのかは、その時になってみないと誰にも分かりません。

私の場合は、ただでさえ好きな人の前でテンパっているのに、そこに柔軟に対応できる心の余裕なんて持ち合わせているわけがないので、余計に気構えてしまい、ヘンテコな自分になってしまっていた、というわけですね。

当たり前ですが、よく考えてみれば、相手の気持ちが100%理解できてしまう人間なんて、滅多にいないわけで・・・。

自分の気持ちでさえ自分でも良く分からない時があるのですから、「そもそも相手の気持ちなんて分からなくて当然なのだ!」ということに気がつけないでいると、悩んでも仕方のない悩みばかりがどんどん増えていくことになってしまいますね。

さらに付け加えると、時々人というのは「上手くいくこと」にさえ不安を抱いてしまう生き物のようで、セッションをしていても、自分で自分の未来の可能性を閉ざしてしまうような思い込みを持ちたがる人が、他にもたくさんいるのではないかと感じてしまいます。

やりたいことを、不安だからやらないなんて、とても勿体ないことです。
うまくいっても、うまくいかなくても、どちらにしても不安になるのなら、やってみて不安になった方がまだましです。

私の場合は、先ほど書いたような現実世界と空想の世界のギャップに苦しみつつ、勝手に切なくなったり期待が外れて撃沈したり、紆余曲折、様々な経験を積み重ねていく中で、自分らしい「好き」の表現の仕方や、誰かと心地よく過ごすためのコツがつかめていった気がします。
大切な人たちの前で自分らしくいられることが、こんなにも気楽で幸せを感じられることなのかを知ってしまったおかげで、一昔前の自分がものすごく別人に思えてしまう、今日この頃です。

恋することで出てくる不安に未来の可能性を奪われないように(選択肢を見失うことのないように)、現実の相手との関係性をきちんと理解するためのコミュニケーションを大事にしながら、自分の内側のバランスをとることを心掛けてみると、愛することに繋がるような出来事(チャンスやきっかけ)が、スムーズに訪れるかもしれません。

気功師・タロット占い師・コーチの藤井裕子です。 選べるハーブティーと日替わりのプチスイーツをお楽しみいただきながら、ゆっくりお話をうかがっています。 日常から離れた心地良い空間で、日頃の不安やストレス、緊張で凝り固まった心と身体のメンテナンスはいかがでしょうか? タロットや気功、コーチングを通して、あなたの未来に良い変化が訪れますよう、全力でサポートいたします。 ささいなお悩みでも構いません。ぜひ一度足をお運びください。

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