心を通わせるのに年齢は関係ない
いつもありがとうございます。
年末に向けて、「素敵な恋愛ができたら良いな」というご相談も増えてきました。
よろしければご参考までにお読みください。
「恋愛」というと、なんだか若々しい印象を持たれている方もいらっしゃるようで、「この歳になって恋愛とか・・・」と思われることもあるようですが、人を好きになるのに早いとか遅いとか、年齢は関係ありません。
それから、これまであまり恋愛でお付き合いをした経験がないということをコンプレックスに思っていらっしゃる方もあるようですが、それも問題ありません。全く同じ個性の人間なんていません。どんなに経験があったとしても、「はじめまして」からのスタートであることに変わりはありませんので、気にしないことです。
恋愛だけでなく、夢や希望を持つことも同じです。
いくつになっても、「もう遅い」ということはありません。
10年後の自分からみれば、今の自分は10歳も若い!ということになります。
また、若い時には若さゆえの、歳を重ねたらそれだけの、経験や知識が役に立ってくれます。
その時々の全力な自分であれば、他の誰かになろうとする必要などないのです。
自分にとって心地よいはみんな違うけれど
人間関係のどんなところに心地よさを見出すかは人それぞれだと思いますが、逆に居心地の悪さというのは、割と共通項が多いのではないかと思われます。
たとえば、
・いつも他人の悪口や嫌味ばかり聞かされて、一緒にいて楽しくないかも・・・
・いろんな意味で派手で遊び好きなのは結構だけど、ちょっとこちらがついていけないかも・・・
・どこに行っても落ち着かないし、何をされるか気が抜けないので、帰宅するとどっと疲れる・・・
別に、年に数回会う程度の知り合いの1人であれば、その時だけ楽しく時間を過ごせれば良いのでしょうが、これが恋愛や結婚となると、風向きが変わってきます。
なぜなら、せっかくお付き合いするのに、わざわざ居心地の悪い人を選ぶ必要はないですから・・・。
ルックスや年収が良ければ居心地の悪さなんて我慢できる!と思ってそういう人を選んだとしても、長く付き合えば付き合うほど、年収もルックスも時間の経過と共に良くも悪くも変化していくモノですし・・・
それでも日々の生活は繰り返されていくわけですから、どこか満たされずにだんだんと疲れだけが溜まっていくのではないかと思われます。
落ち着くことって大事
「落ち着かない」というキーワードが先ほど出てきました。
「この人とだったら安心してお付き合いできそう」とか「この人とだったら無理せずあたたかい家庭を築いていけそう」、という印象を持たれる人を想像したときに、あなただったらどんなイメージの人を思い浮かべますか?
不安定・感情的・恩着せがましい・要求してくることばかり・自分勝手な正しさや損得でしか考えられない・攻撃的・・・こういった人が思い浮かぶ人は、ほとんどいないのではないかと思われます。
「自分が優しくしたいな~と思える人」や「ずっと大切にしたいな~と思える好印象の人」が思い浮かんだのではないでしょうか?
逆の立場になって考えると分かりやすいですが、もしもあなたが好きな人から選ばれたいのであれば、相手にとってあなた自身が「落ち着いたそういう人」であれば良いだけのことです。
先ほどの一緒にいて居心地が悪く感じてしまう人や、心の根底にある不安や恐怖、もしくはプライドの高さが態度や言動に出てしまいがちな人は、相手から「落ち着きのない人」という印象を持たれがちです。
その時の気分で周囲の人を振り回すような人とは、できれば関わりたくないな、と思うのと同じことです。
お互いを尊重できるかどうか
変に張り合うような態度を取られたり、すぐに揚げ足を取ってくるような姿勢で向き合われると、「で、結局何が望みなの?私を蹴落とすことがそんなに楽しいの?」となり、自尊心を低下させられた人が向かうのは、破たんの方向です。
「信頼されていない」と感じると、人は活力を奪われます。もちろん、心も離れていきます。
しかし、どんなことがあってもまずは自分を信頼して尊重してくれる人、素直に打ち明けられるような器の大きさを感じられる人に対しては、「この人の信頼を裏切りたくない」、「自分もこの人に対しては誠実であろう」とするでしょう。もちろん、絆がより深まっていく方向へ向かうはずです。
素敵なパートナーを見つけるために、何か特別なことをしたり、我慢しなくてはならないという訳ではなく、
考え方や関わり方を変えてみることや、お互いを理解するために必要な視点を持ち(学習)、現実の相手をきちんと意識してみることなど、今からでもできることはたくさんあります。
その前に自分を大事にできているかどうか
誰かを喜ばせようと思う時、誰かに喜ばせて欲しい時、
「自分は何をされたら(言われたら)、嬉しくて喜びを感じるのか」
「自分は何をされたら(言われたら)、嫌な気持ちになるのか」
まずは自分で自分のことを理解しておく必要があります。
そして、自分のことを理解した上で、「相手はどうだろうか?」ということを、対話や日々の何気ないやりとりの中でつかんでいくことです。
相手のことが本当に好きだったら、いろいろ観察したり分析することは、無理なくできるはずです。
なぜなら、恋愛や結婚は、互いに幸せを感じあえることが喜びだから。
「嫌なことはやらなければ良い」、「ケンカになりそうなときは別のアプローチで理解しあうこともできる」ということ。
もちろん、ケンカしないと分かり合えない時もありますので、時と場合によります。
「偽りの自分」を作り出して、周囲に気に入られることばかり考えていると、本当の自分が置き去りになり、どこか不安定で「落ち着かない人」になってしまいます。
「本当の自分」のことが好きで、自分に正直に、自分を大事にできているのであれば、自分が今どんな心境でどんなことに気をつけた方が良いのかを、客観的に観察したり分析したりできるので、無理なく生きることができるようになります。
その結果として周囲の人も大事にできるようになると、周囲からも愛されるようになるのです。
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