その昔『気功VS催眠術』という企画が、テレビで流れたそうです。その中で気功を送られた人と催眠術を掛けられた人の、脳を機械を使って調べたそうです。すると、どちらもリラックスを司るα波が出たそうです。但し気功を送られた人は脳全体にα波が出たのに対し、催眠術を掛けられた人は脳の前の方にα波が出ました。この企画で使われた催眠術は、言語催眠でした。言語を使ったので、前頭葉が反応したという事ですね。気功と言語催眠は、違うという事ですね。とはいえこれが非言語催眠だったなら、勿論また違う結果が出たのでしょうね。
催眠術の中に、体外離脱という術が在ります。幽体離脱、の方が解り易いかもですね。意識だけを体の外に飛ばす、という技です。体外離脱にしても幽体離脱にしても、心霊現象の1種という印象を持たれてる方が多いのではないでしょうか。でも、催眠術でも再現可能なんですね。で催眠術で体外離脱して、違う部屋に居る人の様子を見に行かす訳です。様子を見に来られる人の部屋には、熱を探知する機械が置いて在ります。すると、その機械が反応するんですよね。意識か魂かは謎ですが、温かい何かが様子を見に来られる人の部屋に現れたんです。
催眠術のカラクリとタネは、心理学と脳科学です。つまり、心と脳です。心と脳の事を、内部表現と言います。内部表現と聞くと外部表現も在る様な気もしますが、内部表現しか在りません。西洋哲学では、世界は1つとされてました。但し、その1つの世界に対する解釈が人の数だけ無数に在るというのが西洋哲学だったんですね。つまり1つの外部表現に、無数の内部表現が在ると。でも東洋哲学では、たった1つの世界さえもない訳ですよ。そしてこの東洋哲学の考えの方が正しい事が、20世紀に物理学や数学で証明されたという訳なんですよね。
内部表現は、書き換えるものです。書き換えねば、ずっと同じです。良い事も、悪い事も。ずっと同じ人生を、ずっと続ける訳です。でも体だけは、チャンと老いてきます。進化ゼロのまま、生まれて死ぬ訳です。そんな人生を良しとするか否かは、人それぞれでしょうがね。ほんのちょっとでも今よりも幸せに成りたいのならば、ヌルい事を言ってないで書き換えた方が良いですよね。良いというか、その方が早くて楽という事です。非言語催眠を使っても良いですし、気功を使っても良いです。誰かから書き換えられる前に、我がで書き換えましょう。
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