まず大前提として、催眠療法が効くのは当たり前です。勿論それは、キチンとした療法家さんの施す催眠療法に限られますがね。催眠療法は、アメリカとかでは代替医療としてチャンと認められてますしね。ただ日本では、氣功療法は認められても未だ催眠療法は認められてません。それは『リング』という作品のモデルと成った『千里眼事件』の影響を、今でも受けてるからです。ここでは千里眼事件について、詳しく書きませんがね。要は日本で催眠について研究してるなんて事を言おうもんなら、他の研究家さんから白い目で見られてしまうんです。
千里眼事件で日本の催眠研究は、ほぼほぼストップしてしまったんです。それは、とても残念な事ですよね。繰り返しますが、催眠療法は効きます。しかしながら催眠療法は、本場のアメリカとかでは古い療法として使われなく成りつつあります。それは催眠療法では、クライアントさんの過去の記憶を掘り起こすからです。トラウマを癒す為にクライアントさんの忘れてる記憶にアクセスしたら、逆効果に成る事も多いんです。トラウマに作る位に嫌な記憶だから脳が忘れさせた訳で、それを思い出させる訳ですからね。それ相応の、危険が伴うんです。
催眠療法の中に、前世療法とか在りますよね。でも僕としては、前世なんか無いという立場です。勿論、科学的にも前世なんか在りません。という事は前世療法で見えるのは、過去の記憶の合成です。まぁ、つまりは夢って事です。白昼夢みたいなもんで、起きてる状態で見る夢とでも言いましょうか。まぁ前世なんか無くて記憶の合成だとしても、それを使う事でクライアントさんが癒されるならオッケーなんですよね。でもまぁそれは、療法家さんの側の話です。クライアントさんの側としては、前世は無いという事を胆に銘じといた方が良いですね。
そもそも、過去とは記憶の事です。じゃあ、未来とは期待の事です。過去は夢、未来は幻とも言えますかね。過去も未来も、ただの情報に過ぎません。その程度のもんなんです、だから囚われるのはオススメしません。まぁ、そんなもんです。時は過去から現在に流れ込み、未来へ流れ行くのではありません。未来から現在に流れ込み、過去へ流れ行くのです。でも過去は記憶で未来は期待だとすると、時は過去からも未来からも流れてません。つまりは、現在しかないという事に成りますね。現在の生き方・捉え方を換えれば、過去や未来も換えれます。
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