催眠術の、掛かり易さ掛かり難さ。これは未だ、科学的にもハッキリと解ってません。どんな人が催眠術が掛かり易く、またどんな人が催眠術に掛かり難いのか。それはプロの催眠術師でも100%、見て解るものではないんですね。でもまぁ、何となく掛かり易い掛かり難いの傾向は在るみたいですけどね。それこそ経験則というか、プロの催眠術さんが何千人・何万人と催眠術を掛ける中で見い出されてくんですね。因みに催眠術に掛かり難い人でも、催眠療法はとても効く人も居ます。という事は、その逆の人も居ます。その辺は、オモシロいです。
催眠療法は、催眠術に掛かり難い人でも大丈夫なんです。要は、想像力が肝なんです。想像力の高い人は、催眠療法がバチッと効きます。想像力は、何も催眠療法だけに使うものでは在りません。私達が普通に生きてく中で、高い方が良いものです。じゃあ、そうやって想像力を高めれば良いかって話ですよね。実は想像力を高めるのは、全く難しくないんです。単に、人の話をチャンと聴けば良いんです。それだけで、私達の想像力はグンッと高まります。世には、色んな罪が在ります。その中でもやはり人の話を聴かないってのは、そこそこの罪です。
想像力というと、センスとか完成を思い浮かべられる方も多いかもしれませんね。確かに、それも在ります。しかしながら想像力が直で繋がってるのは、論理なんです。つまり想像力の高い人は、論理的にものを考えれるという事です。思考実験、なんかが良い例ですよね。頭の中だけで実験を繰り返し、色んな事を思い付くというやつです。当たり前ですが、想像力が高くなければ思考実験なんてやれません。そして頭の中だけとはいえ実験である以上は、論理的でなければなりません。リアルなイメージこそが、賢さの秘訣・秘密という事なんですね。
私達もリアルなイメージをやるに越した事は在りません、が科学者さんでもなければリアルでなくてもリアリティさえ在れば良いでしょう。リアルとリアリティは、明らかに違います。リアリティとは即ち、何をリアルだと捉えるかです。つまりその捉え方に依り、十人十色です。この世は地獄だと捉えて生きるも在り、この世は極楽だと捉えて生きるも在り。捉え方は、生き方に関わってきます。感じ方・捉え方・認め方・関わり方、この4つこそが私達の生き方を決めます。逆に言えばこの4つで決まる訳ですから、生きるってなシンプルなんですね。
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