差別意識
当たり前っちゃ、当たり前なのですが・・・幼い我が子に薬を飲ませる時に、その用法用量を誤る親は居ませんよね。まぁこの頃は、我が子を親が殺すという事件も増えてはいるのですが・・・何にしても、こんな事を誤る親は居ません。でも世には、同じ様な過ちを繰り返す人が居ます。それはズバリ、差別意識ってやつです。つまり目の前の人が、己と違うと考えてるんです。だからミスをして人に迷惑を掛けても、ヘッチャラな訳です。その人が嫌な思いをしても、私は何も感じません。だって私の事ではないんだから、ってな風に考えてるんです。
好き・嫌い
その昔、ある白人さんは言いました。「黒人を犬や猫と同じと考えてる内は良い、でも黒人を同じ人だと考えると黒人と握手した手を洗いたく成る。」何とも古い考えですが、差別というのはこういう物なのかもしれませんね。差別とは、知性の低さから起こります。例えば獣の殆どは、例え同じ種でも違う群の奴を受け入れる事は在りません。お前と俺は違う、違う奴はやっつけろ。皆様の周りにも、そういう人って居るのではないでしょうか。もちろん、何も考えず誰でも受け入れろとは言ってません。人生は、誰と関わるかというのが要ですからね。
コントロール
じゃあ差別しない為には、どうすれば良いかと言うと。目の前の人を、認めれば良い訳です。でもこう聞くと、嫌いな奴は認めたくないと考えられる方も居られるかもしれません。そもそも『認める』とは、どういう事なのでしょう。『認める』とは『見て・寄って・触れて・動かす』という事です。貴方が認めた物は、貴方がコントロールできます。コントロールと言っても、他の人の思考や行動はコントロールできません。そいつの事が嫌いという事は、コントロールできてないんです。コントロールできてるなら、そいつの事を忘れる事もできます。
目線を換えるだけで
何でマザーテレサさんが、反戦活動でなく平和活動に拘ったか?マザーテレサさんは、認めるという事を知ってたのかもしれませんね。ちなみに認めてない物は、貴方の目線より上に在ります。日本は太平洋戦争で、東京大空襲に遭いました。人は上から来る物に対して、為す術が無いんですね。でも認めた物は、貴方の目線より下に在ります。目線より下に在る物は、コントロールできます。という訳で上を向いて溜め息を吐いたり、愚痴を言ったりするのは余りオススメできません。いつまで経っても、それ等を忘れれなくなってしまうからなんです。
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