今の日本は、都道府県で分けれますよね。でも昔は都道府県ではなく、藩で別れてました。土佐藩とか薩摩藩とか萩藩とか、そんな感じですね。じゃあ都道府県=藩かと言われれば、それはちょっと違います。藩は都道府県というよりも、アメリが合衆国の州に近いです。つまり藩=州は、1つの国みたいなもんなんです。地方分権というか地方自治というか、そういったものが徹底されてた訳ですね。今の日本でも、アメリカ合衆国の様に州というシステムを取り入れようという流れは在ったりします。つまり『道州制』の導入、というやつなんですね。
日本国土は広さの割に、方言が多彩です。方言とは一説では、その地で生まれた人の30%が引っ越さずに生き続けた時に自然発生するそうです。日本は自然が豊かだったので、裏を返せば山とかに邪魔されて引っ越しとかも難しかった訳です。そして他の村との交流とかも、余り無かったでしょうからね。結果として、多くの方言が生まれたのでしょう。つまり日本人は長い時を、生まれた地に死ぬまで暮らし続けてた訳です。それは、良い事でも悪い事でもありません。ただ日本の文化風習として、世界に誇れるものの1つなのではないかと思います。
但し、何でもそうですが物事を外から見るという事も大切な事ですよね。例えるなら、洗濯機の中で回ってる洗濯物は我がが回ってるとは思ってません。私達は自転と公転してる地球の上に住んでますが、それこそ外の景色でも見てないと我がが自転と公転してる地球の上に住んでるなんて体感するのは無理ですよね。地球の外に出て外から地球を見て初めて、地球は回ってると気が付く訳です。まぁ科学者さんは、思考実験とかで証明しちゃうんですけどね。それでも基本は、我がの目で見て体感してナンボです。外に出て、初めて解る事が多いんです。
日本の事を愛してる皆さんは、1度は日本を出られる事をオススメします。日本の外から日本を見て、初めて解る事も多いです。日本は世界でも稀な国だ、と仰られる方も居られます。それは誤りではありませんが、それを言うならアメリカだって中国だって全ての国が稀です。その辺もまた、日本から出て初めて解る事です。幕末の風雲児・坂本龍馬さんは、日本という国単位でものを考えてました。当時の人の殆どは、我がの住む藩という単位でしかものを考えれませんでした。でも今は21世紀、国よりも更に大きく地球単位でものを考える世です。
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