イチローさんとかタイガーウッズさんとか、幼い頃から英才教育を受けてた訳ですよ。でもそれって・・・考え様に依っては洗脳なんじゃないでしょうかね・・・勿論、イチローさんやタイガーウッズさんががんばられた事はその通りでしょう。そこには、1点の疑いも在りません。ただ・・・親に洗脳されたという可能性は大いに在ります。モーツァルトさんもベートーヴェンさんも、天才と呼ばれる方の殆どは幼い頃から英才教育を受けてます。だからこそ天才、なのですが・・・それはそれ、これはこれ・・・洗脳は洗脳、という事もまた事実です。
催眠と洗脳の違い、それはとても解り易いです。催眠は、寝れば解けます。それは、睡眠状態より深い催眠状態なんて無いからです。だから催眠状態に打ち込まれた暗示の全ては、睡眠に溶けてしまうからです。でも洗脳は、寝ても解けません。詳しくは、解けても何かを切っ掛けに再び暗示が発動して催眠状態に戻ってしまうからです。その切っ掛けを、トリガーと言います。そしてその発動する暗示を、アンカーと言います。トリガーは引き金で、アンカーが銛。引き金を引くと、銛が刺さってる(催眠)状態に無意識的かつ強制的に戻されるんです。
私達が下す判断・決断は、私達の過去の判断・決断から導き出されたものです。私達は何も考えてないと、過去の延長線上から逸脱しません。だからこそ、人生は変わらないんです。ライフオブパイ・・・人は過去に生きてます。だからこそ、私達は現状の外にゴールを設定せねばならないんですね。じゃあ現状の外にゴールを設定する為にはどうすれば良いかというと、エフィカシーを高めなさいよって話です。エフィカシーを高めれば、自然と勝手に現状の外が見えてきます。ゴール設定の肝は、構造的な変化が必要不可欠なゴールを設定する事です。
でも洗脳が解けたからって、物理的な法則は超えれません。でも洗脳が解けた上で、洗濯し直す事は可能です。神さんが居るという洗脳が解けた上で、神さんを敬うのは良いんです。資本主義という洗脳が解けた上で、資本主義というルールの中で勝負をするのはアリですね。終わらない日常、変わらない日常。その中で洗脳を解き、1つ上から世を観れる。それこそが、脱洗脳です。それこそが、悟りです。世は、空です。有るとも言えず、無いとも言えず。私達の目に映る今の景色は、果たして事実なのでしょうか。それとも、夢か幻なのでしょうか。
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