2021年2月の12星座別タロット占い

2月になりました

いつもありがとうございます。

早速ですが、今月の世の中全体のテーマと気をつけることについて、カードをめくってお伝えしていきます。

まず、全体的なテーマが「何かが完結したことによる、手放し。」です。

これまでの「自分とはこういう者である」と世に示すための材料だった「肩書」や「役目」、「関係性」といったものが、大きな変化の時を迎えて、もしかするとすでに「新しい自分の居場所」へ進もうとしている方たちもいらっしゃるかもしれません。

「新しい自分」になろうとするのであれば、これまでこだわってきた「古い自分の殻」を脱ぎ捨てるしかありません。
いつまでも古い殻を被ったままでいることはできない状況に進んでいくということです。

仕事、家庭、人間関係、健康、金銭的な面において、非常に苦渋の、あるいは悲しみや痛みを伴う何らかの決断をくだすことは、新しい何かがもうすぐそこまで来ているということでもある、ということになります。

できればこれを読んでくださっているみなさんは、もはや今後の世界には不要となる古いモノゴト・在り方・考え方、これからの自分にそぐわない役目・関係性にしがみつこうとせずに、流れと共に進むように、心がけていかれることを願います。

この時期に気をつけることは、他の誰かと比べるのではなく、これまでの自分の在り方の中で、もっとも最高の自分であることを心がけて生きることです。
そのためにも、世の中のあらゆる物事に対してニュートラルな視点を持つように（極端な考え方は絶えず葛藤を生み出します）気をつけながら過ごされてみると良いかもしれません。

それでは、12星座別にカードをめくりながら必要なメッセージをお伝えしていきます。
所詮は占いですので、あまり深刻にならず、参考程度にお楽しみいただけると幸いです。

おひつじ座

行動と変化がテーマです。もしかすると物理的に移動することになる方がいらっしゃるかもしれませんし、肩書きや役目が変わるという方もいらっしゃるかもしれません。変化には不安がつきものではありますが、今月は余計な取り越し苦労は不要です。それほどしっかりと計画を立てなければならないと焦る必要もありません。ただし、新しい環境に自分自身を馴染ませるような気の持ち方や、好意的に新しい環境を受け入れようとする姿勢は必要になります。大切なことは、古い鎖を引きちぎり、勇気と共に「本来の私」へ向かうことです。

おうし座

古い型を破り、本来のきらめきを取り戻すことがテーマです。自分には何かが欠けていると思う人ほど、外側に答えを求め、ますます自分自身のことが分からなくなってしまったりします。自分の中の気に入らない部分を隠そうとすればするほど、そんな自分に対して罪悪感を抱いてしまうことがあります。光も影も、両方あって全てなのだということを忘れないことです。良いところも悪いところも両方あるから人間味があり、その人の、他とは違う素晴らしい個性として扱えば、全体がきらめいて見えてきたりします。他人と比較せずに自分の中にある豊かさに注目することです。

ふたご座

完璧を目指さないことがテーマです。時々人は、自分で自分を追い込むかのように、頑張り過ぎることがあります。自分がやらなきゃ誰がやる！とでも言わんばかりに張り切っては空回りして、気づけば余計な傷を負ってしまっていた、となっては元も子もありません。「こうでなくては完璧じゃない」という思い込みを手放して一旦立ち止まり、それほど自分が必死にならなくても、世界は当たり前のように回っていくのだということを思い出しつつ、深呼吸してみるように心がけることです。緊張すると普段通りの力が発揮しづらくなります。リラックスすることが重要です。

かに座

善い人であろうとすることをほどほどにすることがテーマです。時に人は、過去の過ちや失敗に気を取られ、罪悪感や後悔の念で自分自身を苦しめることに必死になることがあります。しかし、自分や周囲を責めれば責めるほど、より深みにはまってしまい、なかなか抜け出せなくなってしまうものです。最初から完璧な人なんていません。失敗するからこそ、人は学び、成長することができるのです。この先、同じ過ちを犯さなければ、それで良いのです。気楽に、楽しみながら生きることを思い出してください。過去への執着が、あなたの成長の芽を摘み取ってしまっていることに気がつくことです。

しし座

大きな変化の中でリラックスすることがテーマです。台風の円の中で、中心から外側へ行くほど雨や風の影響を受けやすくなってしまうのと同じように、大きな変化の状況にあるときは、できるだけどっしりと中心に構えてリラックスしてみることです。中心からしっかりと状況を観察することができれば、自分自身の変化の状況における感情や気力の波（ある一定のパターン）が把握できてくるはずです。自分の機嫌の渦に、自分自身が飲み込まれて、振り回されてしまうことの無いように、自分の人生の手綱は自分でしっかりとコントロールするように心がけて過ごすことです。

おとめ座

期待や要求を伴わない関係性を育むことがテーマです。これまで、相手を変えてあげたいとか、助けてあげたい、私が居なくては大変だから、という理由で繋がりを持っていた関係性があるのなら、ここできちんと整理しておくことです。そばにいて、互いに自然であること、それぞれの生き方や在り方を尊重しながら寄り添いあうことこそが、互いに惨めな気持ちになることなく、痛みを伴うことも無い、成熟した関わりであるということです。義務感や損得勘定ではなく、聴くこと、受け身になってみることを忘れないことです。忙しいと人は攻撃的になりがちです。適度な休息も忘れずに。

てんびん座

素直に喜びを分かち合うことがテーマです。今月は嬉しいことや楽しいことが待っているかもしれません。もしも満ち足りたような幸せな気分になれる出来事があったら、ぜひ周囲の人と分かち合ってみてください。しっかりと味わうことができた人ほど、この先に訪れる新たな試練にも立ち向かう勇気が得られます。もちろん、はじまりがあれば終わりもあるわけですから、いつまでも素晴らしい状況にしがみつこうとするのはよろしくありません。何事も過ぎ去っていくモノであるからこそ、味わうべき時に味わい尽くし、次に備えて通り過ぎていくことです。

さそり座

愛や喜び、幸せを分かち合うことがテーマです。与えることができる人というのは、豊かさに満ち溢れた（自分自身が満たされた）状態にある人とも言えます。ぜひ、自分の周りにある豊かさをたくさんの大切な人たちに分け与えてみてください。それだけのことを得られる時期でもあるので、与えることでさらに自分自身が満たされていくのが感覚的に分かるはずです。しっかりと地に足をつけた状態で、あらゆる物事を楽しんでみてください。もしも迷う時には、内側の声に耳を傾けてみることです。ハートがどう反応するか、呼吸のしやすさなど、選択のヒントになるはずです。

いて座

新たな目覚めがテーマです。これから起こる出来事は、意識して取り組んできたことの結果ではなく、何かを起こすために頑張らなくてはならないことでも無いようです。これまでなんとなく手探りで、どちらへ進もうか靄がかかっているような状況にあった人は、視界が少しずつクリアになっていくはずです。何が起きても平常心で、自分の本質は変わらないのだということを忘れずに、新たな道へと進んでみてください。あなたの生き方が、他の誰かの役に立つことがあるはずです。その際に、外側の環境が何か制限を与えてくることなどありません。どうか心から笑い、喜び、楽しんでみてください。

やぎ座

突破することがテーマです。「もういい加減ここまで」と思うことがあれば、今こそ限界を突破するときです。せっかくの流れを遮るような存在にうんざりしてきたことがあるのならば、ここでそれらを置いていくことです。もちろん、それはスムーズではないかもしれません。しかしもうこれ以上、自分が息苦しくなる必要は無いのです。非常にエネルギーに満ち溢れている時期ですので、もしも今、混沌とした、魂の闇夜のような状況にあったとしても、それを突破して、新しい夜明けを見つけられるだけの強さがあると思ってください。今ここで起きていることに油断せず、来るに任せて進み続けることです。

みずがめ座

心と身体のメンテナンスがテーマです。これまで深いところでくすぶっていた何かが表面化しやすい時期です。自分を癒す方法を考えながら、その時を乗り越えてみてください。過去の傷跡が疼くときは、自分や他人から逃げ隠れしようとする態度ではなく、心を開き、受け容れようとする姿勢を大事にすることです。これ以上、傷を持ち歩く必要はありません。自分の傷を大事に守ろうとする行為も不要です。思考のゴミを浄化して、いちいち反応せずに、傷を癒すことに許可を出してみることです。時に崩壊は必要です。そこから再び立ち上がるとき、より強くなったあなたが現れるのですから。

うお座

無の中でリラックスすることがテーマです。生きていれば、方向を見失い、不安になることもあります。この先にどんな選択肢や可能性が待っているのか、それさえもつかめない時期があります。そういった、これまでとこれからのちょうど間（隙間）に居るような感覚に陥りやすい時期かもしれません。これから新しいものが生まれようとしている、その前の一呼吸ですから、何も心配することはありません。野心も気苦労もここでは一旦置いておいて、無の状態へ入ってみることです。心を落ち着けたら、闇の中の雲がかき消され、いったい誰が混乱に陥っているのかが、はっきり見えてくるはずですから。