占いは、統計学です。それはタロットカードを使った占いも、例に漏れません。統計学という事は、ある程度は当たるという事です。かと言って、統計学とまで言って良いのかは疑わしい所です。つまり「占いで使われてるのは、キチンとした統計なのか?」という事です。恐らく、違うでしょう。それは占師が長い歴史の中で、コツコツと受け継ぎながら積み重ねてきたもの。だから統計ではあっても、統計学とまで言って良いのかは難しい所です。因みに昔の心理学も、占いや統計学と変わりません。『経験論を、多い順に並べたもの』に過ぎません。
昔の心理学では、心というか脳はブラックボックスだったんです。Aさんは殴られると泣き出し、再び殴られると怒り出す。更に殴られると、気を失う。だから『人は、殴られると泣き再び殴られると怒り更に殴られると気を失う』みたいな感じです。でも、そうとは限りませんよね。やはり心というか脳をシッカリと調べない事には、人の事なんて解らないんです。という訳で、脳科学が生まれました。そして今はどう成ってるかというと、心を調べた『心理学』と脳を調べた『脳科学』を合わせた『脳機能科学』が生まれて学ばれてるという訳ですね。
因みに、心なんて在りません。だから心を鍛えるとか「何を言ってんの?」って感じです。在りもしないものを、鍛えれる訳が無いじゃないですか。だから勿論、心に強い弱いも在りません。叱られると、BさんとCさんは泣きDさんは泣かなかった。これは決して、BさんとCさんよりDさんの方が心が強いからではないです。単にDさんは、話を聞き流してるだけかもしれません。またBさんは悲しくて泣いてるのかもしれませんが、Cさんは怒りに打ち震えつつ悔し涙を流してるのかもしれません。何にしても、心なんて実在してないという事です。
でも心は実在してませんが、存在はしてます。でも存在して様と、やはり目に見えんもんは目に見えないんです。勿論、触れれもしませんしね。だからこそ、心をタロットカードに映し出すんです。タロットカードは、貴方の心を映し出す鏡です。タロットカードを通して、貴方は己の心と向き合えるんです。少なくともウチのタロットうらないは、その為のものです。それだけで人は、前を向けるんです。決して宝籤の当たり番号とか、そういった棚から牡丹餅的な事の起こし方を知る為に占いは在る訳ではありません。少なくともウチの占いは、です。
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