2024年は変化が濃かった
こんにちは。いつもありがとうございます。
この記事を書こうと思い立って書き始めたのが9月だったのですが、どうやってもまとめきれず、2024年クリスマスの投稿となってしまいました。
以下は個人的なまとめになりますが、今年はいろいろと変化の濃い1年だった気がします。その分、気づきも多く、個人的にはここで一区切りとなっているのかもしれません。
サロンに来られた方にお話しさせていただいた内容も含まれますが、よろしければ最後までご覧ください。
知ることを選ぶ大切さ
さて、以前からこれからの世の中は、
・誤魔化しが通用しなくなっていく(隠していたものが露呈するようになる)
・自分に嘘をつくことが困難になっていく(自分に正直に生きることが求められるようになる)
というようなことを書いてきました。
芸能界や選挙にまつわる出来事、その他のニュースを振り返ってみても、今年は特に、そのことに気づかされるような出来事が多かった気がします。
ネット上だけでなく、世に流れていく情報というのは、事実をありのままに伝えているもの、意図的に切り取られたもの、誇張されたもの、誤解を生む表現や真偽不明な見解が含まれているものなど、実に様々です。
私もネットでよく調べ物をするのですが、気になる物事の検索結果に賛否あった場合、どれが真に役立つ情報で、どれがデマなのか、一見どちらも正しいように目の前に現れるため、そもそも分からないから調べた側である(無知な素人の)私には判別が難しく、頭を悩ませるところです。結局はどれも話半分に、あくまでもそれぞれひとつの情報として見聞きした上で、最終的には自分で判断し、その結果は自己責任で受け止めるしかありません。
たくさんの情報の中から正解を拾う作業ってなかなか大変ですが、これからの社会を自分らしく生き抜く上で、必要な情報は自分の責任で選び取るしかないようです。
また、これまでは所属する組織や団体がどんな手を使ってでも守ってくれたり、コンスタントに利益を与え続けてくれたりするなど、「とりあえず上に任せて、上の言う事に従っていれば安泰」だった事柄でさえ、油断していると何かに利用されたり、足元をすくわれることも簡単に起きてしまう世の中の現状にも気がつけるかどうかだと思います。
だからこそ、悔いのない選択を自分の意志で行うことがとても重要で、そのために、日頃から自分のことや自分が置かれている状況について客観的に捉え、望む未来のために今の自分がどう動くのが良さそうか、自分で把握しながら管理していくことが大事なのではないかと思うところです。
そもそも自分は何がしたくて、どんな心の状態を求めていて、今、そのためにできることとして何に取り組むか。
たとえ大変なことがあった日でも、どこかに楽しみや安らぎを創り出し、今日も良かった、と眠りにつける毎日を過ごせているか。
もし、何をやっても楽しくない、気を抜けない、身体がしんどいようであれば問題で、少し肩の力を抜いて、もっと気楽に、もっと笑って、もっと楽しく自由に生きる権利があることを思い出していただけると良いかと思います。
私もこの通り、あれこれ考えながら過ごすうちに時間があっという間に過ぎてしまいましたが、今感じていることは、人というのは油断すると、いとも簡単に気持ちが浮ついたり、よろしくない自分に向かおうとするものなのだな、です。
意識が外側に向きすぎると、無意識に自分を蔑ろにしてしまい、今あることや大切にしようと心掛けた何かを、当たり前になり過ぎてうっかり見過ごしてしまうものなのだな、と我がことながら思います。
外界との関わりに「外面の私」、「役割を果たす私」としてエネルギーを消耗する毎日の中で、「素の自分」として過ごす時間、「ただ自分であることや、生かされていることに感謝する」時間を持つこと、「エネルギーを整える習慣を持つ」ことは、「個」を生きる上でとても大切なことなのだと思い知ったのが、私にとっての2024年でした。
役職や肩書きなど何もない、素の自分である状態で短時間だけでも心穏やかに過ごしてみると、現状が客観的にみえてきて、少し気持ちが楽になり、変に頑張り過ぎている自分や、どうでも良いことに囚われている自分に気がつけたりするものですが、日々のやるべきことに追われていると、それもなかなか難しかったりするものです。
また、現実と向き合うことは、人によってはなかなか受け入れ難く、できれば避けたいものであったりすることも、この仕事で目の当たりにしてきました。
もちろん、向き合うことを先延ばしにして、どんどんレベルが深刻になっていく課題から目を背けることにエネルギーを消耗して生きるのもその人の自由ですし、それさえも無視して行きつくところまで行ってみるのも、その人たちの自由ではあるのですが、「明日になれば、1日老いる」、「いつか誰かが幸せにしてくれるはず、といういつかは永遠に来ない」と自覚した上でそうしたほうがよさそうです。
視点を変えてしまえば、ずいぶん楽になることも多かったりします。
これまでの自分を否定するのではなく、ちょっと変えてみるだけです。
勝ち負けや損得ではなく、調和やバランスを意識してみるだけでも、ずいぶん和らぐはずです。
よかったらちょっとだけでも、試してみられると良いかと思います。
そして、自分の中で「今」ある幸せを感じてみてください。
それぞれのプロセスがある
世の中の成功者と呼ばれる人たちが、一足飛びにその場所まで来られたわけでは無いように、「いろいろあったけれど、全て良かった」と思えるようになるまでには、それぞれのプロセスがあって当たり前だと思っています。
「他人を変えようとするのではく、自分を変えることの方が先!」とは良く言いますが、
「変わるとはこういうことか!」と腑に落ちるまでにかかる時間も、心や言葉を調えて、それぞれの課題に挑めるようになるタイミングも、勇気を出して行動するきっかけとなる出来事が起こるのも、本当に人それぞれで、早かろうが遅かろうが、大変だろうがスムーズだろうが、それぞれ違っていて当然で、それで良いのだと思っています。
このサロンを続けてきて思うことは、人というのは年齢や外側など関係なく、それぞれ価値のある課題を持っていて、その人が自分自身でクリアしていく過程は、時に苦戦し、時に大変そうではあるけれど、はたから見ると、その生き様がとても美しく煌めいて見えることもあり、すごいなと尊敬できることもあり、純粋に応援したくなることもある、ということです。
その方が真摯に取り組まれていて大変な時に、「誰も私の大変さを分かってくれない!」と愚痴りたくなる気持ちも当然あるのは分かりますが、それでも、自分では気づかないうちに、私を含め周りで見ている誰かを励まし奮い立たせるような、カッコいい背中を見せていることもあるのだ、ということを知っておいていただけると嬉しく思います。
私がこの仕事を始めるにあたって目標にした、「世の人を煌めかせる」という思いは、今も変わっていないようです。
占いはあくまでも参考材料
私は透視能力者ではないので、五感で感じることが全てです。その方の声のトーンや表情の明るさ、出てくる言葉や起きた出来事などに細心の注意を払いつつ、そのタイミングで出てきたカードからの情報をできるだけ分かりやすく言語化し、お伝えすることしかできません。
そして、その時に出てきたアドバイスをどう受け取ってどう使われるかはクライアントさんの自由ですので、基本は、その方のやりたいことを優先されて構わないようなかたちでお伝えするように心掛けています。
クライアントさんの人生は、クライアントさん個人のものであり、占い師のものではありません。
占いというのは、あくまで占い師から提案される、参考材料のひとつでしかありません。
どれを取り入れて、どれを切り捨てるかは、クライアントさんの自由です。
その時考えてはみたけれど、結局何もしなかったことを、後から「やっぱりやれば良かった」と、いつまでもモヤモヤし続ける生き方よりも、先のことは分からないけれど、とにかく自分で決めてやってみて、何かしらの手ごたえを感じつつ、自分で納得しながら前に進んでいく生き方のほうが、よほど充実した人生になるのではないかとは思います。
結局は他人任せで、最終的に自分で決めて動くことを怖がっていては、何も変わりません。
失敗からしか人は学べませんし、ミスがないと成長できないものです。
自分で選んだことの中で起こる試練であれば、前向きに乗り越えていけるはずです。
その人が求める理想と、現実の自分がかけ離れていればいるほど、本来はジャンプするバネのチカラに変換することが可能なはずなのですが、違う方向へ発散させながら暴走し、現状維持どころか良くない方へ向かってしまう方や、ネガティブ方向へ落ち込み過ぎて、余計に動けなくなってしまう方も、中にはいらっしゃるようです。
自分はうまくやれない、どうせ何をやっても無駄、こうなったのは◯◯のせい、と、自分や周りの気を落として、自ら不幸になるように制限をかけることや、成長をストップさせることは、誰でもお手軽にできてしまいますし、勝手に落ち込むのも、自分からやる気を無くすのもその人の自由なのですが、せっかく今ここに存在できているのですから、かけがえのない「今」を大切に生きていただけたらな、と思うばかりです。
明日はどうなっているか分からない世の中だからこそ、「あの頃はまだ平和で、当たり前のように便利な生活で、今考えてみると贅沢だったよね〜。」と思い出される日が「今日」かもしれない、と考えてみれば、今のうちにやっておこうと思えることが見えてくるのではないでしょうか。
大切なことは、それをやることで周りが何を言ってくるか、周りからどう思われるかではなく、自分がどう感じるかだと思います。
自分を誇りに思えること、清々しい気持ちで「大変だけど本当に良くやってるな」と自分を認めてあげられるのが一番です。
周りの人たちには、周りの人たちそれぞれの課題や知るべきタイミングがあって、やるべきこともみんな違っていて良いのですから。
それぞれが、自分の進化、成長にいかに集中できるか、だと思います。
周りのせいにして、自分ではなく先に、家族や他人を思い通りに変えようとすればするほど、なかなかうまくいかないものです。
周りは変えられなくても、自分の考え方や関わり方を変えることは可能です。
自分が変わることで、周囲の見え方が変わることもあります。
どんな心持ちで、どんな言葉を使って、どんな風に行動するかは、本当に自分次第です。
その人らしい幸せや喜びを感じながら生きていく人が増えれば、周囲にも自然に思いやりや笑顔が溢れる世の中になるはずで、そうなると、何が起きても前向きに助け合える、素敵な世界を作っていくことが可能になるのではないかな、と考えたりもしています。
かくいう私も、ここまでがむしゃらにやってきましたが、最近特に、もっとこれからの私や世の中にとって必要な学びがないか、もっと自由に旅に出て、訪れた場所で誰かの役に立てるような在り方や伝え方が見つかるとよいな、などと思いを巡らせているところです。
これまで誰かに大丈夫だと胸を張ってアドバイスできてきたのは、自分がゼロになるような、自分の人を見る目がなさすぎる性質を受け入れるための出来事や、失うことはしんどかったけれど、どうにかなった経験をしてきたことがベースにあるのですが、そこからまた、より突き抜けた経験をするために、ここから先も私らしく進んでいくことになっているのかもしれません。
これからもマイペースで、日々試行錯誤しながら、私なりの生き方につながる実験のようなものを繰り返していこうと思っています。
そして、その中で得られたことを、またみなさんとシェアしながら共に成長していければ幸いです。
来年も、運の良い状態でいろんなことを楽しみながら、冒険していきましょう。
2024年も、当サロンをご利用いただきありがとうございました。
年末年始も休まず営業いたします。
宮崎にお越しの方、帰省される方、お久しぶりの方も、お会いできることを楽しみにしています。
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