占いもヒーリングも、学び実践し続けることが大事
この仕事を始めてから常に学びを更新し続けてきているわけですが、最近もまた、いかに数年前までの自分が、上辺だけの情報に惑わされて生きてきた無知だったのかを思い知らされる出来事がありました。いや、今だってまだまだ知りたいことばかりですし、度々アップデートが必要なことばかりです。だから生きているって楽しいのですが。
いつ終わるか分からない人生という旅の途中では、「今の私ってどうなの?」と考え込むこともあれば、新しいステージに否応なしに向かわされる時などは、全く落ち着かなくなったりするものです。
何にもやる気が起きない時、まずはゆっくり休むこと。しっかり休めたら、また目的を決めて学びたくなるものなので、学びたいことを学ぶこと。新しいことに気が向かない場合や、過去の積み重ねから未来の自分の可能性を見たい時には、過去の自分の資産を棚卸して価値を再発見したり、過去学んだ音源を何度も聴き返したり、資料に目を通したり、メンターや先生のブログを再度読んだり質問したりして、そこからまた行動を起こすこと。
ある程度、手に職があって無難に生活できていて「私にはこれがあるからもういいや!」という生き方もありだとは思うのですが、私にとってそういう生き方は、どうやら性に合わないみたいです。
同じことの繰り返しではなく、常にちょっとでも進化したものを見つけて提供したくなってしまうわけですが、自分なりに進化させたはずが、実は過去にその答えがすでにあったということも珍しくないのですね。
遠隔って何?ヒーリングって何?だった頃の話
最近、さかのぼって聴いていった過去の音源の中で、あの頃は全くチンプンカンプンだった内容のお話が、今さら腑に落ちるという不思議な体験をしました。
最初に気功を学んだ時もそうなのですが、私って大概「良い気がするから」「直接会ってみたいから」「どんなものか知りたいから」の三つ揃ってお金と時間に余裕があれば、予備知識もそこそこに行ってしまうタイプなので、もしも自分が先生だったら「何しに来たんだコノヤロー」とつまみ出したくなるくらい失礼な奴だと常々反省しています。はい、気をつけます。
話がそれましたが、私がこれまでずっと探していた「サポート」は、過去の音源の中にありました。
今さら当たり前のことだけれど
「自分はこんな人だ」と決めつけて生きている人がいます。
それは、恋愛に関しても、コンプレックスにしても、家族関係や仕事にしても、「自分はこうだから仕方がない」とあきらめている人、それを言い訳に逃げている人、変わりたいけど変えられないと苦しんでいる人、決めつけ方は人それぞれです。
「自分らしさ」なんて、自由に決めて良いのです。
「私はダメだ」と思い込んでいるからダメなままなのであって、「価値がない」と思い込んでいるから価値がないように扱われるだけであって、好きでその自分を作り出しているだけなのに、「変えられない私」だと勘違いしたままでいることこそが問題なのです。
必要以上に周囲の目を気にし過ぎる人がいますが、残念ながら「自分が思うほど、周囲はあなたのことに興味がありません」。
よほど執着されていたり、ストーカーチックな人がいれば話は別ですが、あなたが何を気に病んで過ごしているかなんて、その他大勢にとってはどうでもいいことなのです。
なぜ人が心や身体の病になるかというと、病から学ぶためであり、全部その人のために起こっていることなのですが、なかなかその真っただ中にいる時には理解できないモノです。
最低なことも、あとで振り返ると「あれがなかったら今の自分はなかった!」という風になったりするのですが、そこへ至らず枠の中から出ないままだと、また同じ病(学び)を繰り返してしまいがちです。
たいてい混乱している人は「自立」できていません。
特定の誰かや何か(お金・地位・立場)に依存して生きている場合、その特定の誰かや何かがダメになると、どうしてよいのか分からなくなります。
これは年齢など関係ありません。
親が子に依存していることもあれば、夫婦間でもそうだったり、お金がないと不安で生きていけないという人と同じで、ギャンブル、お酒、薬、病院の検査、肩書き、極端なスピリチュアル系や霊感商法でありがちな「波動や魂を正常に保つには○○が手放せない」という物質的なモノや思想など、気がつかないうちに依存関係に陥っていることって案外多かったりします。
自立できていない占い師は、同じく自立できていないお客さんを無意識に依存させてしまったりします。「このお客さんは自分がいないと生きていけないのだ」と思えることに安心感(満足感)を得て、そこに自分の存在意義を見出してしまう人が見受けられますが、それはそれでお互いの成長を阻害してしまうので、やっかいなことです。
そういったものの根底にあるのが、自己嫌悪や罪悪感、その原因になっている「こうあるべき、こうでなくてはならない」といった無意識の行動パターンであり、そこから解放されて自分に正直に生きることが、その人の人生をもっと気楽で自由なモノにするのでしょうが、自分の力に頼って生きることに慣れていない人にとっては、とても理解しがたい、勇気のいることだったりします。
まずは自分を大切にできなければ、周囲の人を大切にすることなどできません。
自分を大事にできるようになれば、自然に周囲の人も大事にできるようになり、結果、人間関係もうまく築けるようになるものです。
そこに働きかけるエネルギーワークを、私の個性に合わせて、さらに私のレベルアップに合わせて変化していくようなカタチで特別に伝授していただいていたのに、どうしてもっと意識して活用してこなかったのかが悔やまれます。まさに宝の持ち腐れです。
しかし今回の事でそれに気が付けたので、最近の無償一斉ヒーリングでは、現代気功とこのヒーリングスキルをうまく組み合わせた状態で施術を行っています。
「ハートに重みを感じる」というフィードバックは、的を射た感想かもしれません。
身体の痛みは、どこかで心の痛みと繋がっているから。
ここに書いたこと以上の内容について、20分くらいの時間でまとめて教えてくださったことが、今ならすごく理解できますし、本当にそうだなと思えます。(え?今さら?!という突っ込みは置いておいて、ですね。)
私がこれまでお会いしてきた人、そしてこれから先に出会う人は、概ね人生の節目を迎えた人であり、そういったときに役に立つツールが、タロットやこういったヒーリングであったのだということを再確認できた出来事でした。
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