大好きな人たちへ
息子たちがそれぞれ社会へ巣立つ時となりました。
私が19の頃といえば、社会に出ても恥ずかしくないように、
秘書検定や漢字検定、TOEICを受けてみたり、お化粧の仕方を教えてもらったり、
割と「人からどう見られるか」にこだわっていた気がします。
もちろん、見た目も大事なんでしょうけど、
それよりももっと大事なのは、この先、『自分自身が幸せに生きられるかどうか』ですよね。
本人たちに直接伝えることはできないので(´・ω・`)
今回は大好きな人たちが幸せになれますように、と願いを込めて書いてみたいと思います。
他人のことなんて・・・
まずはじめに、
『あなたはあなたでいて良いのだよ(*^^*)』ということを伝えておきたいです。
これはどういうことかというと、
『あなたはあなたしかいないのだから、他の人と比べなくて良い』ということ。
どんなに立派な学者さんだって、もしかしたらスポーツは全くダメだったかもしれないし、
歴史に名を遺す偉人だって、知らないだけで「え?逆にこんなことが得意じゃなかったの?」という苦手なことがあったかもしれません。
しかし、たとえ何か苦手なことがあったとしても、
「その人たちが立派だったことや偉大だった事に変わりはない」ですよね?
比べたがり屋対処法
あなたの周りにも、もしかしたらいるかもしれません↓こんな人。
「あの人だったら○○してくれるのに、それと比べてあなたは・・・」
「あなたよりも○○の方が気が利くよなぁ・・・」
こんな風に言いがちな人(笑)・・・あ!今、誰かが瞬時にアタマに浮かびましたか?
意外とこの比べたがり屋さんの方が、自分が人と比べられることに敏感だったりしますけども(笑)
さて・・・こういうの、どう対処しましょう?
すっごく気に障るかもしれないけれど、
比べたがり屋(あなたを誰かと比べるような発言をした人)を咎めることはできません。
なぜなら、その人が感じることや、その人が発言することは、その人の自由。
その人の権限で行われることだから。
だからこそあなたは、『あなたが人と比べられたことを気にしなくても良い』のです。
勝手に言わせといて、ほっとけばいいのです。耳の穴を通り過ぎるのももったいないくらいに・・・
本当に気にしなくても良いのです。
『誰かと比較したがる癖をどうにかしなきゃならないのは、その人自身の問題』だから。
あなたがその人に対してどうこうしようとか、言われたことについてどうしたらいいの?とか悩まなくて良いのです。
他人から誰かと比較されたことについて、気にしないこと。
気にすると、それまでの自分らしく輝いている自分が、逆に良くない影響を受けてしまいます。
水泳でオリンピック金メダルを目指している人が
「あなたは走るのが遅いよね」と言われたことを気にして、
泳ぎではなく陸上のことに意識を向け始めたら・・・うまくいっていた水泳の記録にまで影響してしまうでしょう。
気にすることに意識を向け始めると、他のことまでうまく行かなくなってしまうから注意が必要です。
「自分の人生に絶対的な権力を持っているのは自分自身」だからこそ、
他の人が選んだことではなく、
自分が選んだことを勇気をもって行動して生きることに意識を向けましょう。
そうして経験するさまざまなことを、自分のこととして味わうことの方が大事です。
自分の幸せに関することにのみ注目して、他人の無責任な発言には振り回されないこと。
そうすれば、もっともっと幸せを実感することができるし、
自分にとって幸せにつながることだけを意識していけば、幸せの種はぐんぐんのびのびと育っていくはずですから。
そこにはきっと、あなたにしか咲かせることのできない花があります。
だからこそ、みんな違ってみんないいのです。
思考は現実化する?
それからもうひとつ大事なことは、
『自分が思い描くことが現実になっていく』ということです。
良いことも悪いことも、自分が思うことが実現していくとするならば、
あなたが本当に幸せになるための選択をしていくことこそが大事だということです。
「あなた以外の他人が思い描くことに従う必要はない」ということです。
その人の機嫌を取るために、その人の顔色をうかがって、その人の意見に従って生きているうちは、あなたが幸せになることはできません。
他人が感じる幸せと、あなたが感じる幸せは違います。
あなたが感じる不幸せと、他人が感じる不幸せもまた違うのです。
感じることは違うのだから、あなたを本当に幸せにできるのはあなただけしかいません。
幸せを選択していく中で
「あ~失敗したな・・・」と思う出来事があったとしても、全然大丈夫(*^^*)!
成功するためにあなたが選んでやってみたことなのだから、問題ないのです。
「こういう時はこうやるとうまく行かないことが発見できた!ということは他のやり方を見つければいいのだ。次からは同じことをしなければいいだけだから!」
そうやって、自分で選んで体験して感じていくことがとても大事。
それを繰り返していけば、徐々に「自分だけの幸せ」ができあがっていきます。
大事なのは、他人がどう感じるかではなく、自分が幸せを感じるかどうか?です。
だとするならば
「あなたが誰かを幸せにする・あなたが誰かに幸せにしてもらう・・・って、ちょっと違くない?」
って、ここまでを読んだあなたなら、もうお分かりですよね?
どんなに愛し合っていたとしても、相手が幸せをどう感じるかは分からないのです。
子どもたちへ
お母さんは今回書いたことが、若いときに全く分かっていませんでした。
自分の幸せのことについて、自分の意思で考え始めたのは最近になってからです。
失敗したお母さんだからこそ言えることだと思うので、少しでもあなたが生きていくうえで参考になれば嬉しいです。
最後に・・・
あなたに幸せをもたらさない他人の言うことは、とにかく気にしないこと。
あなたの今後の幸せのすべては、
あなたが選んだことであり、あなた自身の経験であり、あなたが感じる事で決まる!ということ。
どうか「あなたらしい」幸せな人生を歩んでください。
お母さんはあなたたちを幸せにすることはできません。
しかし、お母さんは自分が幸せになるように生きていくことはできます。
互いにそれぞれの幸せを生きることが、みんなの幸せに繋がっていくと信じています。
いつもあなたたちを応援しているからね。
幸せになあれ。
母より
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