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潜在意識と価値観のズレ
先日、気になっていた「言語学」と「心理学」そして「脳科学」をミックスさせた、
オモシロイ講座を拝聴させていただきました。
なぜこういったことに興味を持ったかといいますと(^^;
仕事柄、いろんなお話をうかがう中で、
「こうなりたいです!」とポジティブなことをおっしゃっているにもかかわらず、
現状や実際の行動など客観的にみると、
「え?本当にこの方は本気なのだろうか?」と思う場面が多々あることに気づいたからです。
なかなか聞き慣れない言葉(専門用語)でメモしづらかったり、
もしかすると私なりの解釈になっているかもしれませんが、
忘れないうちに、ここにまとめてみますのでご参考までに(*^_^*)
1日をどんな目的で過ごしてますか?
「あなたは1日のさまざまな行動をどんな目的で行っていますか?」
これを言われると、(^▽^;)?え?ってなりそうなのですが、
朝起きてから夜寝るまでの間、何のためにどんな行動をしているかを全て洗い出してみると、
自分が目標達成型(報酬系)かそうでない(苦痛系)かが如実に分かります。
1日の動きを、何の目的で?何をやっているのか?を1時間ごとに細かく紐解いていくと、
日頃当たり前だと思ってやっていることであっても、そこに目的があることに気づかされます。
例えば、お風呂に入ったり歯を磨いたりするのは、体臭とか口臭とかで不潔だと思われたくないからかもしれないし、
誘われた会合にとりあえず顔を出すのは、
あの人の紹介だからとか、異業種の人と名刺を交わせるチャンスだからかもしれないし、
子どものために積極的にかかわるのは、良い親だとどこか思われたいからかもしれません。
あなたの生きる目的ベスト3は?
そうやって細かく自分自身の日常を紐解いて客観的に見た時に、
現在の自分が何に重きを置いて(大切にして)行動し、
1日を過ごしているかが分かると思います。
たとえば、何に価値を置いて暮らしているかという
自分だけの価値ベスト3を考えた時に、
1、仕事で結果が出せるように
2、お姑さんや夫から文句を言われないように
3、自分の時間が確保できるように(息抜き)
というベスト3を見つけ出した、Aさんの場合。
その方の目下の悩みは
「思春期で、学校を休みがちな反抗期のお子さんとの関りをどうしたらよいか?」
というコト。
「子どもとしっかり向き合いながら日々を大事に過ごしたいです!」と常に前向きな姿勢でお話しされるけれど、
なかなか進展しない状況に鬱々とされてきていて・・・
で、このベスト3を伺ったときに、矛盾を感じたのです。
大切にしていることの中に、お子さんがいないということに\(゜ロ\)(/ロ゜)/
・・・この方は、本気でそうありたいと願っているのだろうか?
もいかしてもしかするとどこかで、『どうせ分かり合えっこない』とか、
『所詮、親子のかかわりなんてうまく行くはずがない』とか、どこかであきらめたり、
そもそもどうにかしようという目的で何か行動を起こしているとは言えないのではないのだろうか?
まぁ、いろいろ考えてしまうわけです。
どうしてこんな矛盾が生じてしまうんだろう・・・と。
お話によると( ..)φ・・・
この場合、できれば自分の中の価値2位くらいに「お子さんとの関わり」を入れるように提案してみると良いそうです。
例えば、スムーズに親子間のコミュニケーションができていて、
子供とうまく関われている自分をイメージするとどんな感じがするかなぁ?とか。
どんな場面(シーン)がイメージできるだろうか?とか。
その時の身体の感覚は?気分は?そうなることで毎日がどう変化しそう?明るい?暗い?
こうやって現実味というか、よりリアル感を持たせることで、
無意識の価値の優先順位を変えていくことができるそうなのです(*‘ω‘ *)
表向きの目標と心の裏のズレ
先ほどのAさんのように、表向きに自分が求めているものと、無意識に求めているものにギャップがあると、
本当の自分が求めている価値に見合わない時間の使い方をしてしまうことになり。。。
なんだかモヤモヤする→脳内にストレス物質が出る⇒鬱っぽくなる➡身体症状となって表面化する
しかしながら、身体症状となって表れたとしても、本人はなかなかそうなった原因に気づけない。
『どうしてこんなことになったのか分からないけれど、とにかく病と闘います!きっと真面目に通院すればお医者様がきっとなんとかしてくれるはず!』
↑これも実はちょっと気になるポイントでして・・・
こんな具合だと、
病気もなかなか治らないし状況も好転しづらいそうです・・・
どうしてこうなったのか?
ここがクリアにならないと、根本的なモヤモヤにはたどり着けないままですから、
一時的に良くなったように見えても、またどこかで歪が生じますよね・・・
どうしたいのか?
これも大事です。本気で病気を辞める気持ちがあるのかという部分がとても大事になるのだそうです。
どこか他人任せではないだろうか?
他人任せだと、結果に一喜一憂してしまい、病気や他人に振り回されることになります。
あなたの周りにもいませんか?
『健康に悪いからやめたい!と言いながら、いつまでもやめられない人。』
あなたの価値は、どっち?
話は変わりますが・・・
1日の行動の中で求めているモノの価値、紐解いていくとあなたはどっち派でしょうか?
・達成感を得たい!楽しみたい!ワクワクしたい!受け容れて進む!だからそれをやる!
前向きでポジティブなモノ?
・批判されたくない!ハブられたくない!貧乏になりたくない!避けたい!だからそれをやる!
ネガティブなモノ?
大事なのは、快楽や余裕を得たいのか?不快を避けたいのか?
どちらが動機になっているのか?ということ。
その価値にぶら下がる価値観の方向性こそが鍵になるそうです。
さきほどのAさんの、
「子どもとキチンと向き合いたい」というお悩み。
どうあれば(具体的にどんな状態であれば)その悩みは解決したと言えるの?
「普通に学校へ行って、友達や先生とお互いに分かり合えて、親の言うことも反抗ばかりせずに少しは聞いて欲しい。」
これをネガティブな価値で言い換えると、
「普通に学校へ行くべき。友達や先生と分かり合えるようにならなくてはならない。反抗ばかりせず親の言うことは聞くべき。」
「こうあるべき、こうでなければならない」の真実
先ほどの、「~べき」「~あってはならない」という価値観で行動するとき、
潜在意識下では、
「密かにそうならないと思っている」
「本当は心からそう望んでいない」という前提があったりします。
おかしな話ですが、脳が嘘をつくのです。
表向きにはそう望んでいるように見せるのですけれど・・・。
だって、そう望んでいるように見せないと、
他人から変に思われるかもしれないし、嫌われるかもしれないし、認められないかもしれないし、評価を落としちゃうかもしれない。
そんな表向きの必死な自分を、
潜在意識は頬杖ついて、ぽ~んやり眺めている・・・『この人本気じゃないですから~』って。
他人任せか本気モードか
こういう人は、それこそお医者さんやカウンセラーさんやなんかに
「先生、(と関わってどう変わるか)楽しみにしてます!」とか悪気なく言ってしまうタイプ。
自分のことなのに・・・どうして他人任せなの?
ということは、やっぱり本気じゃないのでは?
潜在意識が望んでいないことをいくら表でやろうとしても、
それは本当に心からそうしたいと思っている自分の本来の目的ではないから、
だんだん苦痛になってきて・・・
病は気からということになりかねません・・・。
身体の痛みは心の痛み
不快を避けたいモードが通常の状態になってしまっている人は・・・
・身体は無意識に、常に戦闘モード!
・筋肉に血が集まる(戦うか・逃げるかの緊張を強いられた状態)
・逆に内臓に血が行かなくなる(栄養が十分に行き渡らない状態で働くことを強いられる)
・脳内ではアドレナリンやコルチゾール、ノルアドレナリンが・・・ピリピリモード、イライラ・どんより。。。
達成感得たいモードに常にある状態の人は・・・
・身体は無意識に成長モード!
・全身に血が行き渡る~
・脳内ではドーパミンやセロトニンが・・・余裕あるモード、受け入れられる、そんなこともあるよ次に行こう!
さて、あなたはどっちですか?
自分がどちらに価値を置いて生きているか?
ときどき立ち止まって見直し、
自分でも気づいていない、
表向きの目標と心の裏の目的のズレを確認することは、とっても必要なことではないのかなぁ?
と、思ったんだけれど・・・
聴きながらメモした内容をうまくまとめて書き記せたかどうか・・・(^▽^;)
これからも継続して学んでいきたいと思います。
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