宮崎県を代表する観光地
先日、かなり久しぶりに高千穂町へ行ってきました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、高千穂町とはどんな特色のある地域かといいますと、最近でもスピリチュアル系の動画などでよく紹介されている、有名な神社さんやパワースポットと呼ばれる場所が、数多く存在するエリアとなっています。
ちなみに、宮崎県は南北に縦長の形をしているので、北の端から南の端までは、移動にかなりの時間がかかるのが特徴です。
そのため、同じ県内に住んでいても、高千穂町を訪れたことがない人は、割と多かったりします。
かくいう私も、幼い頃に家族旅行で訪れた記憶はありますが(石があちこちに積み上げられている場の恐怖の記憶のみ)、ちゃんと個人的な目的をもって訪れ始めたのは、ここ数年のことです。
近年、高速道路ができたことにより、格段に行きやすくはなったものの、宮崎市内からだと高速を利用しても車で2時間半はかかるので、ちょっとした旅行気分です。
高千穂町には、レポーター時代も含めて大変お世話になっているので、私にとって大切な場所のひとつでもあります。
きっかけになった荒立さん
今から6~7年くらい前、とある観光バスツアーに参加しました。
泊まり掛けで高千穂町を訪れるのは、初めてのことでした。
夜は高千穂神社さんで観光客向けの夜神楽を楽しんでいる最中、(その当時)客席まで降りてこられた神様に抱きつかれ・・・
「あんた、これからきっと良いことあるよ!」と、たまたまご一緒したみなさんに声を掛けられたのも、今となっては良い想い出です。
翌日の早朝には、国見ヶ丘へ雲海を見に行くことになっており、残念ながら気温や湿度の関係で雲海は見れませんでしたが、その代わりに素晴らしい朝日を拝むことができました。
そのツアーだったか、その次の「日帰りバスツアー」での出来事だったか、記憶が曖昧で申し訳ないのですが、とにかく荒立神社さんに立ち寄った際の出来事が、今でもとっても印象に残っているので、ここに書いておこうと思います。
そのツアーの最中、荒立神社さんで一通り参拝を終えて、ツアー参加者の皆さんが続々とお手洗いやバスへ移動される中、なんとなく最後までここに残っていたい気持ちでいたところ、後ろから知り合いのおじちゃんに声を掛けられました。
「裕子ちゃん、せっかくやから、これをおもいっきり叩いてきない(きなさい)。終わって戻るまで、バスは待っとくが(待っておくから)。」
え?え?これのことですか?と思いつつ、笑顔で「叩いてみます!ありがとうございます!」と言って頭を下げ、目の前の板木と木槌に注目。
さっきまで、誰か叩いていたっけ?何も聞こえなかった気もするし、ちょっと気恥ずかしいかも・・・と思いつつ、「もう私以外、誰も居ないからいいや!」と木槌を手に取り、これを叩いてどうなるのかも分からないまま、バスに間に合うように無心で思いっきり叩かせていただき、そこから小走りでバスへ向かいながら、なんともいえない不思議な気持ちになった、という出来事です。
気になる方は、こちらをご覧いただくと、私が何を叩いたか、分かると思います。
それからなのです。いろんなことが、これまでとは違う方向へ進みだしたのは。
芸事の神様でいらっしゃるからか、そこから途切れることなく仕事に恵まれ・・・その分、これまで見えていなかったところに意識が向くようになりました。
「学ぶ」ことや「精神的な自立」に意識が向き始めたのもこの時期からです。
思い起こせば、タロット占いなど、自分が占う側になるきっかけとなった出来事も、この頃から立て続けに起こった気がします。
今でもまだまだ足りないことはたくさんあるのですが、あの旅で、あのタイミングで、そこから先の私の未来が変わるきっかけを得られたことは、間違いないと確信しています。
もちろん、今回の訪問でも立ち寄らせていただきましたが、板木の種類が増えていて驚きでした。
みなさんも機会があればぜひ、訪れてみてください。
みなさんには、人生を変えるきっかけとなった旅や、思い出の場所はありますか?
No Comments
Be the first to start a conversation