タロット占師をやらせて頂いてると、稀に「私は◯◯占い（占術名）しか信じない」って人と逢います。まぁ僕から言わせれば「何を言ってんの？」って感じです（笑）僕はタロット占師として、良い占師か悪い占師かは解りません。でも僕よりも良いタロット占師も居れば、僕よりも悪いタロット占師も居るでしょう。それは手相占術でも占星術でも、全ての占術で言える事でしょう。つまり占術毎に、優劣なんか無いって事です。それこそ「私は◯◯（占師名）の◯◯占いが好き」なら解りますが、占術の優劣なんて占いをやる側でも決めれませんよ。
武道・武術や格闘技ってな、解り易いですよね。異種格闘技戦を、やれちゃう訳ですからね。でも、やらないものも多いです。スポーツだって、野球対サッカーなんて不可能です。占いとか、スピリチュアルもそうです。なかなか、比べれないんですよね。だからこそスピリチュアリストは「我がが最も優れてる」と考えてる人が、多かったりします。まぁ、そう考えてるだけだったら誰にも迷惑は掛けません。むしろ、大いに良い事ですよ。だってスピリチュアルに限らず、自信の無い人のサービスなんて金を払ってまでも受けたいとは思いませんしね。
でも「我がが最も優れてる」という考えが、悪い方で態度に出ちゃうと角が立ちますわな。例えば「我がが最も優れてる、だから日々精進しよう」とかだったら何の問題も無いじゃないですか。むしろ、良い事ですよね。でも「我がが最も優れてて、他の人は劣ってる」とか成っちゃうと、これは大いにトラブルを生むでしょうね。だからまぁ、始めから優劣で物を考えない方が良い訳ですよ。そもそも、世の本質は空です。空なんだから、本質的な優劣なんて無いんです。それどころか、比べる事さえも本質的には不可能なんですよ。それが、真実です。
スポーツとかには、勝ち負けが在ります。だって、そういうもんですからね。でも勝ったから優れてるとか負けたから劣ってるとかでは、ない訳ですよ。ハッキリと言ってしまいますが、スポーツなんて遊びです。勝敗だとか優劣だとか、その程度の事に目の色を変える方がどうかしてます。いやホント、優劣なんて物差は早く捨てた方が良いですよ。百害あって一利なしとは、正にこの事ですからね。でも、強制はしません。今からも優劣で生きられるというなら、止めはしません。まぁ、そんな人に待ってるのは脳や心臓の血管が詰まる系の病ですが。
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