占師は、クライアントさんの運命は換えれません。クライアントさんの運命を換えるのは、あくまでもクライアントさん御自身なんです。占いは加持祈祷ではありませんし、占師は霊能力者ではありません。確かに僕は占師かつ霊能力者ですが、それはたまたまってもんです。それに僕は占師としての僕と祓師としての僕を、キチッと分けてますしね。まぁ僕の話は良いとして、とにかく占いは望みや願いを叶えてくれるものではありません。どれだけ占いが摩訶不思議でも、決して魔法ではないんです。つまりどれだけ占っても、無理なもんは無理です。
占いを使えば、過去・現在・未来を眺めれます。我がの心の中も人の心の中も、覗けるでしょう。ただ、それだけです。それだけでも、勇気が湧いてこられるクライアントさんも居られます。まぁただ卜うだけでしたら、それは卜いであって占いではありません。卜と口で、占いです。占師は占師で、氣の利いた事は言わせて頂きますがね(笑)大事なのは、希望と勇気。期待と行動、とも言い換えれますね。望みを持ち、強く1歩を踏み出すんです。それを、ほんのちょっとだけでも助けさせて頂く。それこそ、占いと占師の役と言っても良いでしょう。
例えばタロット占師は、タロットカードを見て占います。手相占師は、手の皺を見て占います。占星術師なら、夜の空に瞬く星を見て占います。でも優れた占師は、あくまでもクライアントさんを観て占います。タロットカードも手の皺も夜の空に瞬く星も、あくまでもヒントに過ぎません。劣った占師は、クライアントさんを観ずタロットカードや手の皺や夜の空に瞬く星のみを見て占います。まぁその辺が、プロとアマの差なのかもしれませんね。ただ占いを当てるだけなら、アマチュアでもやれます。その先を観るのが、プロフェッショナルですね。
占いなんて、指南書を読みながらだったら誰だってやれます。それこそ指南書を読みながらだったら、数時間で占師に成れちゃいます。でもさっきも似た様な事を書きましたが、クライアントさんの顔も観ず指南書と睨めっこしてる内は素人さんです。だからと言って、指南書に書かれてる事を丸暗記しろって言ってる訳ではないですよ。これまたさっきも似た様な事を書きましたが、卜と口で占なんです。卜だけだったら、機械でもやれます。口だけだったら、それはもう占いではなく人生相談です(笑)大事なのは、やはり卜と口のバランスなんです。
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