世には、多くの占術が在ります。僕が使ってるのは、タロット占術ですね。タロットカードを使って占う、というやつですね。ただタロット占術を含む多くの占術の中で霊視占術だけは、やはり特別でしょうね。因みに霊視とタロットカードの両方を使って占う、霊感タロット占術というものも在ります。霊視とタロットカードは、相性が良いのでしょうかね。でも僕としては霊感タロットが在るなら、霊視と手相を使った霊感手相占術も在ると考えてます。霊視と占星術で、霊感占星術なんてのも大いに在るでしょう。色んな占師を見て、そう思います。
霊視とは、要は勘です。インスピレーション、と言った方が良いかもしれませんね。僕としては、よく当たる勘だと捉えてます。ただ勘を測るものが、当たるか当たらないかだけではないと僕は考えてます。より整合性の取れた勘、とでも言いましょうか。そう言った勘も、在る訳です。でもその整合性とは、少なくとも我がの中だけで整合性が取れてれば御の字です。我がの中だけでも整合性が取れてれば、矛盾したインスピレーションが湧く事が無いからです。ただそれを他の人のインスピレーションと比べると、感性が異なるので矛盾が生まれます。
お祓いで使う霊視で考えると、解り易いです。狐の霊が憑いてようが生き霊が憑いてようが、そんな事はどうでも良いんです。それを祓ってクライアントさんの心がスッキリしたり体が元気に成れば、ただそれだけで良いんです。ただ祓師の頭の中では、それが狐の霊か生き霊かというのは大事です。そこの整合性というか辻褄が合ってなければ、お祓いの効き目が減るからです。減るどころか、祓えない事も在りますからね。見えぬ世は、設定が全てです。そしてその設定に、どれだけ臨場感を持てるかが肝です。だからこそ、詳細に設定するんですね。
見えぬ世を扱うってのは、とても難しいんです。霊視が得意な人も居れば、祓術が得意な人も居ます。占い的な霊視が得意な人も居れば、お祓い的な霊視が得意な人も居ます。ヒーリング的な祓術が得意な人も居れば、破邪的な祓術が得意な人も居ます。その中で占い的な霊視が得意な人が、霊視を使って占う訳ですよ。でも霊視を勘だとするなら、霊視って特別な技では無いのかもしれませんね。個人差は在れど誰でも持ってますし、鍛えれば誰でも伸ばせます。そう考える事で悪い霊能者に騙される人が1人でも減る事を、僕は祈らずにはおれません。
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