最近の傾向として感じること
ここ最近、特に今日も感じたことですが、どんなセッションの中でも「ソードの8」のリバースが現状を読み解く質問の回答としてよく出現します。
他のカードとの兼ね合いもありますし、どう捉えるかはその時々で違ってはいるのですが、概ね
「身動きが取れない(と思い込んでいる)状況から、解放されていく兆し」のような雰囲気であることが多いです。
何かの要因で身動きが取れないような気がしていた人、古い考え方にとらわれて遠慮しがちだった自分、「こうでなければならない」とがんじがらめの状態に陥っていた自分をやめるタイミングが訪れているのかもしれません。
そこから出るには、勇気がいります。
もしかすると、誰かや何かと向き合う覚悟が求められるかもしれません。
しかし、それを怖がって、避けてばかりいると、「思っているだけで行動できない=何も変わらない」未来が続くことになります。
変化には大変さがつきものです。
出られないと思い込んでいた理由が明確になったら、あとは出口(次の入り口)を探すだけです。
もしも出口(次の入り口)が見えているのであれば、あとはその扉をくぐるだけなのですから、どうか後ろ髪を引かれることなく、思い切って新しい人生のステージを楽しまれてください。
今月2回目の満月に思うこと
2020年10月31日は満月ということで、この時期の過ごし方について考えてみました。
もしお時間があるのであれば「人生のどんな側面で解放される必要があるか?」ということを意識しながら過ごされてみると良いかもしれません。
人はそれまでの「普通」を見直し、そこからまた別の生き方へ変化をしようとするときに、必ずと言ってよいほど「漠然とした不安」に襲われ、躊躇するものです。
そんなときは、「その不安はどこからやってくるのか?」
その不安は現時点での自分に直接、悪い影響をもたらしている(実害のある)ことなのかどうか?
心の中で勝手につくりあげている不安の世界なだけなのではないかどうか?
やみくもに心配してモヤモヤするのではなく、きちんと現状に沿った未来の計画や、今後必要になる材料について、ひとつずつ確認されてみることをおすすめします。
金銭面のこと、誰かに嫉妬してしまうこと、つい楽な方を選びがちなこと・・・
何をどう改善するのが良いのか、どんな時によろしくない状況に陥りやすいのかなど、自分で自分を客観的に眺めてみるのも良いかもしれません。
ソードの8のリバースと関連があるのかもしれませんが、
もしかすると、今回の満月のテーマは「ネガティブだと思い込んでいることからの解放」なのかもしれません。
まるで、感謝の気持ちと共に、赦し、手放すことを後押しされているかのようです。
物事が変化しやすい時期でもありますので、人によっては思いがけない方向転換を余儀なくされる方もいらっしゃるのではないかと思います。
確かにいろんな意味でドキドキしてしまうし、ちょっぴり不安にもなる感じですが、もはや不要になった殻は脱ぎ捨てて、進化していく自分にワクワクできるような心の状態をできるだけキープして過ごしましょう。
私もまたひとつ脱皮するシーズンを迎えているのかもしれません。
もちろん人間ですから、良くないと思う部分があって良いのです(光と闇は同時に存在します)。
ただし、自分らしく生きることを阻むような闇の扱い方はやめましょうね、ということかと思います。
あなたが闇だと信じ込んでいるものの中に、実は素晴らしい宝が隠されていることもあるのだということです。
そろそろ目隠しを外し、心身ともに縛り付けていた(そう勝手に思い込んでいた)包帯をぐるぐる解きほぐしてみませんか?
軽やかになった自分の感覚を味わいながら、どうかあなたが望む生き方へ、最初の一歩を踏み出してあげてみてください。
きっとうまくいくと信じています。
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