2021年を振り返ってみる

今年を漢字一文字で表すなら

気がつけば12月もあっという間で、クリスマスソングや街のイルミネーションが、もうすぐ今年も終わるのだな〜という気分にさせてくれる今日このごろですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、毎年恒例の今年の漢字、世の中的には「金」だそうですね。
ちなみに、この漢字が次の年のテーマにもなるらしいですので、2022年は「金」に関する出来事が印象的な年になるのかもしれません。

金を物質的な豊かさで捉えれば、個人の収入に何かしらの変化がもたらされる年なのかもしれませんし、金融機関など、大きな動きがある年なのかもしれません。
これらが良い変化だとありがたいなと思いつつ。

個人的には、東洋医学の五行でいうところの「金」が浮かびます。
「金」が対応する臓器は「肺」。
呼吸する際に外気と接する場所でもあるため、肺が弱るとウイルスなどに侵入されやすくなってしまいます。

ちなみに「肺」は呼吸だけでなく、全身の「気の流れ」にも重要な役割を担っているため、冷えや乾燥には特に注意してお過ごしください。

精神面でいうと、「金」の特性の「悲・憂」（悲しむことが多い）が気になるところです。
もちろん、人の感情ですから蓋をする必要はないのですが、悲しみや憂いが過剰になりすぎますと、気を消耗し過ぎて、結果的に肺を病むことになりかねませんので、注意が必要です。

また、対応する腑が「大腸」ということで、お肌やお腹の調子が微妙な方は、とりあえず１ヶ月くらい小麦料理メインの食事を控えてみるだけでも、だいぶ違ってくると思います。

そして、これらが最も影響を受けやすい季節は「秋」ということで、2022年の秋は特に元気に過ごせますように、今のうちから健康管理に気をつけて過ごされるとバッチリだと思います。

余談ですが、秋といえば収穫、実りの季節というイメージですので、常日頃からあらゆることに豊かさを実感できるような、そういった心の余裕が持てる自分であることを大事に過ごそうと思うところです。

さて、タロットカードで「金」といえば、ペンタクルスが思い浮かびますが、みなさんはどんなことを連想されますでしょうか。

個人的にペンタクルスのカードから読み解く、2022年の勝手な解釈としては、「あらゆる物の価値が、やはり変わっていく世の中になるのかな」、です。
　
物の価値というのは、社会的な混乱を避けるために定められているものだと思うのですが、たとえばそれを決定する側の思惑や、受け取る側の状況次第で、いかようにも変化させられてしまう気がします。

できるだけ混乱に巻き込まれずに、地に足のついた生き方を心がけるのであれば、

・そのときの感情に流されずに、現実的な（確実な)物の見方を心がけること

・場面ごとに最適な方を選択できるように、日頃から感情と理性のバランスを自分で取るように心がけて過ごすこと
（思いつきの欲や周囲の熱意に仕向けられるがまま暴走しないこと）

・理想や夢、目標について考えるだけでなく、実際に自分で動き、着実に成果を出していこうとすること

・関わる人たちへのメリットを考慮した発言をすること

これらが、金（地）のエネルギーを上手く生かして過ごすためのアドバイスになるかと思います。
ご参考までに。

あなたの今年を漢字一文字で表すと

ここからは個人的な今年の振り返りになります。

私の今年を漢字一文字で表すとするならば、「穏」おだやかです。
穏やかではないことももちろんありましたが、周囲はどうあれ、穏やかであろうと努力した一年でもありました。

特に健康面では、肉体のメンテナンスに意識を向けて活動した一年でしたが、
自分だけでなく他者をメンテナンスするという意味では、ホットストーンセラピーという資格を取得して、それを自分なりのやり方で施術に取り入れるという、新たな試みに手応えを感じる一年でもありました。

自分自身ももちろんですが、定期的に身体を整えることで、精神的にも安定して活躍を続けられているお客様を実際に拝見していくことで、やはり心と身体は繋がっているのだな、と改めて実感した次第です。

タロット占いもそうですが、その方が良い方へ変化されていくのは、もともとその方にそのような素質（力強さ・能力）があっただけのことであり、私はただ、それを引き出す（ご本人が気づかれる）ための、ひとつのきっかけにすぎないということです。

これからも引き続き、学びながら実践していくことで、よりその方に最適な施術や占いができるように心がけてまいります。

あとは全くの余談ですが、特に今年の後半は、しばらく自分から発信することを控えたくなる年でもありました。
これも、私自身が穏やかであるための、ひとつの手段だったのではないかと、今は思います。

とにかくいろんな方がいろんなことを発信されている世の中ですので、私の言葉はもう要らないんじゃないかな、と思ってしまう自分もどこかに居ましたし、今年はタロットを学ばれる方が増えてきたこともあり、サロンに来られた方に直接伝えれば良いかと思う自分もおりました。

しかし、こちらのサイトで私のブログを読んでくださっている方が思いのほか居らっしゃるのだということを知って嬉しく思ったのと、しばらく投稿がないと心配してくださる方もいらっしゃることに、本当にありがたいことだなと思いつつ、ぼちぼちマイペースで書いてまいりますので、よろしければ今後もおつきあいください。

そして、せっかくですのでご自身の今年を漢字一文字で表されてみた上で、来年に思いを馳せつつ、振り返ってみられると良いかと思います。

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