こんにちは。蒼月です。
今日は、何かを手放すということについてお話ししたいと思います。
終わった現実や、離れてしまった物事から、いつまでも抜け出せないこと・・・
過度にそのものの虜になってしまうこと・・・
自覚があって抜け出せない本人にとっては、本当に辛くて、悲しくて、しんどくてどうしようもないものかもしれません。
そして、分かっていて未練を断てない人ほど、
「キラキラと生きるためのエネルギーが、そういったことに無駄に奪われている」ことを
実は自覚されているのではないかな?と感じます。
その環境に居ないと、そのモノがないと、その人が傍に居ないと、自分はダメだ。
と思っている方ほど、
「これじゃいけないと思うけど、でも私って価値のない人間だから」
・・・とどこかで思い込んでしまっている方も多いようです。
その方自身、その人が持って生まれた素敵なところや、役に立つところがたくさんあるはずなのに・・・もったいないことです。
さらには、自分の内側から湧き出る自信とか誇りではなく、
自分以外のモノから、生きる力(ちから)を得ようとする方へ意識が向いている方が多く見受けられる気がします・・・。
例えば、社会的に有名かどうか。お金持ちかどうか。もしくは、公の機関などで権威や影響力のある人か場所かどうか。
そういった場所や人の傍に居ないと、途端に自分自身が不安になる。
逆に言うと、どんなに自分自身そこにいるために何かを我慢していたとしても、
そういった状況に居ること自体に執着してしまって、
なかなか離れられない、抜け出せなくなるわけです。
自分の生き方や価値観を、その人や物に委ねるのはすごく危険なことだと思いませんか?
なぜなら、自分の価値や人生が、その人や物の評価にものすごく左右されてしまうからです。
自分の評価を他に委ねるとは・・・
簡単に言ってしまえば「自己評価が低い」ということ。
ただ、こういう方が未練を断つのは、実はそれほど難しくないんです。
だって、単純に考え方を変えればよいのですから。
誰しも人は、誰かに認められたいという欲望があるものです。
だからこそ、自分が認められた、安心できる空間によりどころを求めてしまうのは、
当たり前のことでもあります。
私にもそういう経験があるので・・・
いくらしがみついても、もうあの頃に戻れないし、
今や違う世界を生きているはずなのに、どうしてもそこから考えが離れない。
もはやそれをなくした私に残っているのは何なのだろう。
無意味な毎日を過ごしているよう。
自分でも良く分からないもやもやから抜け出せる日が来るのかな・・・
あぁ・・・思い出しただけで過去の自分にエネルギーが奪われそうです(笑)
誰かのもやもやも私が代わりに手放してあげられたらいいのに・・・
といつも思うのですが、
私にその手助けをすることはできても、
結局、その方が元気になるために、
つらい体験や記憶、環境を手放す作業ができるのは、本人だけなのです。
では、どうしたらよいのか・・・
今回のお話は長くなりそうなので、
分けて書こうと思います。
あなたの毎日が喜びで満たされますように・・・
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