こんばんは。
一昨日は日帰りで熊本へ行ってきました。
帰りのバスでたまたま途中から興味を持って、
最後まで見て、思いがけず涙してしまったのが、
「想いのこし」という作品。
あらすじに関しては、紹介されているサイトもあると思いますのでご参照くださいね。
『もしも今、あなたが不慮の事故で死んでしまって、この世に幽霊として存在することになったら・・・
あなたは何処に(誰の傍に)行き、何を想い、誰に何を伝えたいですか?』
という、幽霊なんてちょっと現実的ではないかもしれないけれど、それでも重要なテーマ。
私にとって、ちょうどこういったことについて考えるタイミングだったのかもしれません。
子どもの事、仕事の事、愛する人の事、そして、情熱を傾けられるものについて。
今、突然未来を失くしたとき、
それぞれについての「想いのこし」は何なのか?
そこでパッと思い浮かぶことこそが、
実は自分が本当にやりたいこと、なのかもしれないな・・・と感じました。
私のアタマに浮かんだのは、自分でも意外な事だったので、
これから改めてきちんと取り組んでいこうと思ったところです。
これは私なりの解釈なので、変な感想かもしれませんが、
この作品に登場する亡くなった幽霊たちは、
主人公との関わりの中で、それぞれ想い残したことを昇華していきます。
私たちは自分自身というものを、
人やモノとの関りの中で認識していくのだということ。
ということは、
自分が何(誰)とどんなふうに関わるかで、人生のシナリオは大きく変化させることが可能だということ。
そこに主人公がいたから、彼らの想いが遂げられたのであれば、
やはり生きている間にこそ、そういった人との関りを、大切にしたいな、と。
そして、人は自分の想いを遂げるためだけではなく、
誰かを輝かせるためにも存在できるということ。
誰かのために奔走する主人公。
(お金のためという設定ではありましたが)人の想いを遂げさせるという過程に彼が関わることで、
彼自身が変化していく様子も、とても分かりやすく描かれていました。
斜め上を行く彼の行動は、なかなかおもしろかったです。
型にはまらないことが苦手な人には理解しがたいかもしれませんが・・・
ポールダンサーのお母さん、息子さんに理解してもらえないままどうなるのかと最後まで気になりましたが、
ホッとするエンディングでよかったです。
人との関係において、相手に誤解なく理解してもらうためには、
実際にキラキラと輝く姿を見てもらうのがいちばんなのかな、と。
私も、どこかの会社に所属しているわけではなく、
それこそ明日どうなるかわからないような働き方をしているし、
実際に占いや、それに関連したさまざまな学びをしていくということが、
上手く伝わらないこともありますが、
それでも、日々人と関わり、何か少しでも役に立つことで、自分自身も成長させてもらえている、
今の自分が好きです。
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