玉 〜 輪
祖の玉、皇の輪。玉は、金銭。輪は、人生。玉は金で輪は命とも、言い換えれますね。例えば「金と命、どちらが尊いですか?」と問われれば、殆どの方は「そりゃあ、命に決まってる!」と答えられるでしょう。でも現に、金より命を尊ばれてる方がどれだけ居られるでしょうか。体に悪い物が多く含まれてる、食べ物や飲み物。消費者には解らないだろうと、どれだけ企業によって売られてるでしょうか。もちろん全てが全てとは言いませんし、ただただ安さだけを求める消費者にも非は在るのかもしれません。でも今の世は、余りにも酷い状態です。
戦争
命よりも金を尊んでる、その最たる例が戦争です。例えば「命って幾らですか?」と問われれば、皆様は「命に値は付けれない!」と答えられるでしょう。でも、命に値が付いてた頃が在るんです。それも、そんなに前じゃないです。皆様も、ハガキに切手を貼って出した事が在りますよね。つまりは、ソレです。せいぜいハガキ代に切手代、後は配達員の人件費ですかね。赤紙1枚で、命を捨てねばならない頃が在った訳です。兵隊さんの服や靴は、国から与えられました。でもサイズは1種のみで、服や靴の方に体を合わせろという訳だったんですね。
主義
今の資本主義は、詳しくは生命資本主義と言います。つまり、生命さえも資本として扱ってるんです。体が資本とは昔から言いますが、命さえも資本(金)とは・・・確かに金も、尊い物です。でも命より尊いという事は、在り得ないのではないでしょうか。今からの世は、生命第一主義にシフトしてきます。生命を第一に考える、命が最も尊いという事を改めて想い出す時が来てるんですね。命を煌めかせる為のツールの1つが、金なんです。金を輝かせる為のツールの1つが、命ではないんです。これは幼稚園児や保育園児でも、解ってる事ですよね。
人生
己の命・人生こそが、最も尊いんです。そしてそんな煌めいてる者が集まるんです、ただその集まりは小さな物ですが。同じ志を持ち、同じ方を向いてる。それを、舟友と言います。今までは闘友、つまりライバルが大事だったんですがね。方向性を同じくする友の集まりの中で、己の役を果たす。時が来れば、道が分かれる事も在るでしょう。その時はそれを受け容れて、また別の小さな集まりを探すか作るかすれば良い訳です。そうやって泰らかに、縄の様に生きる。金が欲しいと慾の力で弓を引き、放たれた矢の様に生きる世はもう終わるんですね。
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