その歳で、何夢見てんだ!
というようなセリフを言われて、ショックを受けて相談に来られる方がいらっしゃいます。
『いい年こいて、何やってんだ。』みたいな感じで、『その歳になって何夢みたいなこと言ってるんだ』と言われて凹む、みたいな。
せっかく夢を語ったのに、それを頭ごなしに否定されたり、馬鹿にされたりするって、本当に辛いですよね。
しかも「あなたにとって良かれ」と思ってわざわざ言ってくる人がいるから、なおさら厄介だったりします。
※そもそも夢はやたら人に語らないことです。
私がその場にいたら、そんなことを言う人に対して「じゃあ、いつまでだったら許されるというのですか?」と聞いてしまうかもしれません。
『あなた個人の考えとして、いつまでだったら夢を見たり、何かにチャレンジしても良いと思われるのですか?』と。
みなさんはどう思われますか?
『こうなりたい!』という夢やあこがれを持つことって、何歳までなら許されるのでしょう。
もちろん正解なんてありません。答えは自由ですから。
ということは、もしもあなたがそうしたいと願うのならば、いくつになっても好きなことにチャレンジしても良いということになりますよね。
ここで、昨年話題になった方についてのご紹介になりますが・・・
80歳を過ぎてプログラミングをゼロから学びはじめ、アプリを開発されるまでになった女性が日本にいらっしゃるのをご存知でしょうか?
開発エピソードなど、検索したらいろいろ出てくると思いますので、ぜひ読んでみられてください。
パソコンを始められたのも60歳からだと紹介されています。お話しされている内容は、その方だからこそのチカラがありますし、理解しやすいです。
私は自己流でパソコンに触っている人なので、キーボード上部にある、知っていたら便利であろう各ボタンの意味さえ、実はあまり良く分かっていません・・・
必要に迫られたら調べて使うようになるとは思いますが、時折うっかりどこかのボタンに触れて、自分でも良く分からない反応が起こると「おおっ!」と感動します。
そして、結局どれをどう押したか分からずに、今のところ「ふ~ん」と流しています・・・特に不便が無ければこんなものです。
なので、「want to」の力はスゴイな~、と改めて思ったところです。
いつでも夢見て構わないのだ!
話がそれましたが、今回のブログで何がお伝えしたいかといいますと、とにかく誰が何と言おうと、自分が変わろうと思えばいつでも変わることができるのだ、ということでして。
何かをするのに早すぎることも遅すぎることも無いのですよ、ということをお伝えしたいのです。
たとえスタートがどん底であったとしても、
最初は調子がよかったのに、途中からどん底になったとしても、
最初から今まで何をやってもうまくいかなかったとしても、それでも人は、変わろうと思えば変われるのだということです。
逆に言うと、自分が変わろうと思わなければ、いつまでたっても、何をやっても今のままだ、ということですね。
実際にホームレスから億万長者になった人物の、映画化もされたサクセスストーリーがあるように、
どん底から這い上がって幸せな生活を手に入れた人は世界中を探してみればたくさん居るでしょうし。これは何も特別なことや奇跡などでは無いということです。
私は有難いことに、大人になるまでの間、いろいろな境遇で過ごしてこられた方がたからお話をうかがう機会を得ることができていますが、そこから分かることは、幼い頃の環境が、どんなに過酷であっても、どんなに理不尽であったとしても、今は「他人に幸せを分け与えるためにはどうしたらよいか」と悩むくらい、自分らしい幸せを手に入れていらっしゃる方も居られるのだということ。
私たち人間には、自分の環境を自ら変える能力が備わっているということですね。
幼い頃のしんどかった境遇も、過去の失敗も、年齢も、あなたの未来には関係ないということです。
うまくいかないことを、そういったことのせいにして変わらないことを選ぶのも、その人の人生です。
本望でなくても、変わらないでいることが幸せだというなら、それはそれでよいのだと思います。
変われる人とそうでない人の違いはひとつです。
猛烈に「そうなりたい」と願えるかどうか。
他人の言葉で簡単にあきらめるような生易しいものではなく、本気でそうなると自分に誓って行動できるかどうかだと思います。
人生をあきらめれば、その人はそれで終わりです。
大事なのは、常に自分に問いかけ、未来を変えていくことです。
あなたにはそれができると、私は信じています。
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