別にどっちでもいいんですけどね
この世の中、ありとあらゆる分野に先生と呼ばれる立ち位置の方がいて、それなりに大きな組織や派閥をもっていらしたり、そこで熱心に学ぶ方たちがいたり、本当にいろいろだと思います。
ちなみに私は何派でもありません。この世は所詮、自分で創りだした幻でしかないので。
だったら今、自分のできることで世の中の役に立つことをしながら、常に必要なことを学び続けられる人でありたいと願う、それだけです。
ただ最近特に、何かしらの教えというか考え方に傾倒して、逆に生きづらく(生き苦しく)なっている人も少なからず存在するのだなぁということが、とても不思議に思えて仕方がないので、今回はこういったお題にしてみました。
生き方云々いろいろありますが、人生において予め分かっていることは、
「いつかは死ぬ」ということです。
これは全ての人間に平等に訪れることです。
なので、私は「今」を精一杯幸せに生きています。
これも人によってはどっちでも良いことですが、私は「差別」が嫌いです。
なので、生まれ持った魂のレベルがどうとか、苦行もしくは善行をして魂のランクを上げましょうとか、明確な根拠のないランク付けが本当に嫌いです。
ランクを上げるためにたくさん苦しんだとして、その人の魂のレベルが上がったかどうかの判断は誰がするのでしょう?本当に確約されたものなのでしょうか?
そもそも善行とか徳を積むことって、別に人から言われて「しなければならないこと」ではなくて、自然にしたいと思える人であることや、それができることが大事なんじゃないの?と思ってしまうわけです。
もちろんこういったルールに縛られることやランキングが好きな人なら従えばよいのでしょうけれど、それで自分が傷ついたり劣等感を抱いたり苦しむくらいなら、その考えをやめればいいじゃん、と思うのです。
このサイトで良く言うことですが、世の中に絶対なんてありません。
日本で当たり前の常識が他国では非常識ということが、探せばいくらでもあるように。
絶対に人を殺めてはいけない、と言いながら、良く分からない正義のもとで無差別に命が奪われているように。
この世に「絶対大丈夫なこと」も無ければ、「絶対不幸なこと」も無いわけです。
こんな風にどっちでも良いなら、あなたが感じる「不幸な(苦しむ)人生」はやめませんか?と言いたいのです。
自分で分かれば苦労はしない
輪廻転生とかカルマとか、本当にあるのかどうか、私は正直良く分かりません。
この目で実際に見たことなどありませんので。(催眠療法で見えたビジョンは、私の脳の中に存在していた単なる記憶の合成に過ぎません。)
本当のことなど知らなくても、こうやって私らしく生きているのが現状ですので、「要るか要らないか」でいえば、別に要りません。
確認しようのないことのためにわざわざ今の自分の命の時間を無駄に削ることや、確証の無いことで変な足枷をつけられて不自由な思いをすることなんて、勘弁です。
そうしなくても自由に楽しく生きている人たちが実在している以上、絶対に必要な考えではないということですから。
自分が何を背負って生まれてきたか?知りません。
生まれてきた時は裸でした。両手にも何も握ってきては居ません。
知らないけれど、こうやって私らしく生きることができています。
話は変わりますが、最近初めてスターウォーズの1~6のDVDを借りてきて鑑賞しました。
7は映画館で観たんですけど、ちょっと意味が分からないことも結構ありまして。
で、クローンの話があるじゃないですか。
制御されているとはいえ、その時の状況によっては環境も仲間も戦闘の仕方も死に方でさえ変わるわけで。元を辿れば同じであっても違うわけですよね。
アナキンだって、いろいろあってダークサイドに落ちてしまったけれど、結局は善の心がどこかにあったわけで。
「無いと思えば無い」し、「あると思えばある」ということなのだと思います。
どの登場人物の生き方が正しいかなんて、ジャッジできません。
悲観的になってこの世を去ってしまったルークとレイア姫の母親を責めることなどできませんし、私の場合ハリソン・フォードだから何をしても許せてしまうキャラクターだと言える、ハン・ソロの生き方だって、アリと言えばアリなのですから。チューバッカは個人的に好きですけど。
ヨーダは・・・そうですね。
1~3でヤキモキしたのは、権力がつきまとうと、どんなに優秀なジェダイであっても、その目が曇ってしまうのだ・・・ということ。
気をつけなくてはならないな、と思ったところです。
派閥だなんだということに気を取られていると、いかに立派な先生であっても目の前の現実を見失いがちで、大事なモノを失ってからでは遅いのだ、ということですよね。
余談ですが、それにしてもクワイ=ガン・ジン、素敵だな~と思うのは私だけでしょうか。
話がそれましたが、何を伝えたいかと言いますと、
あなたが「その先生から学ぶのは何のためなのか?」という当初の目的を見失ってはいけないということです。
先生ですら完璧な人間ではないということです。だから、先生のおっしゃることこそが絶対的な真実であると妄信しないことです。
そして、先生の考えと違う人たちを蔑んだり嘲笑しないことです。(それこそ差別思想に繋がります)
本当は、「もっと楽になりたい」「もっとしあわせになりたい」から何かを学び始めたのではないのですか?
ミイラ取りがミイラになってはいませんか?
学ぶほど負担や苦しみが増す?学ぶほど今世の課題がぶち当たる?それって本当に本当ですか?
どっちでも良いのなら、とりあえずその本当かどうか分からないモノに植え付けられている、不要なプレッシャーや物理的な負担、不要な苦しみを取り除くことから始めた方が良いと思いますよ。
抜け出せないと思い込むのはアナキンだけでじゅうぶんです。
あなたは常にフォースと共にあるということです。
この映画を軸に、書きたいことはたくさんありますが、今日はこの辺で終わりにします。
スターウォーズシリーズ、(本当に今さらですが)おススメです。
No Comments
Be the first to start a conversation