最近の自分の話

歯ぎしり・喰いしばり事件

小さい頃、親の手前（お金や時間がかかる）遠慮して、歯列矯正を諦めたことがあったのですが、結果的に大人になって自費で矯正することになったので、あの頃の私に言えることがあるとするならば、子どもの身体のことには親にも責任があるんだから素直に甘えときなさいということです。

昭和の時代に歯医者さんがそのような処置を薦めるということは、よほどあの頃の私の口の中の状態は、将来を危惧するようなものだったのでしょう。
考えてみると、歯って自分の骨格の一部なのだから、できれば早いうちから美しく整えていく努力を怠らず、全身のバランスに影響が出ないような関わり方をしていきたいものです。

さて、歯ぎしりの件ですが、最近、歯医者さんに通っています。
私自身、そこまで酷いとは思っていなかったのですが、どうやら私は寝ている間、相当な力で歯を食いしばったり、ギリギリと喰いしばったまま前後左右に歯ぎしりをしたりと、とにかく色んな意味でよろしくなかったのだということを自覚する出来事がありまして・・・

ちなみに数年前、一番奥の歯をセラミックで整えてもらった際も、1年しないうちに割ってしまったことがありました。新しいモノに付け替えてもらっても、やっぱり短期間でまた割ってしまって。
その時はどうしてそうなったのか、あまり深く考えもしなかったのですが、今回は嫌でも考えさせられることばかり起こりましたので、私みたいな人が他にいるとは思えないけれど、何かの参考になれば幸いです。

今、治療してもらっているのは前歯なんです。
大きく欠けていて、そこを埋めてもらってもすぐにヒビが入って変色したりと、いろいろと不具合があった箇所です。
歯医者さんに相談した結果、自然に見えて丈夫なセラミックに替えましょうかとアドバイスをいただいたので、思い切ってやってみることにしました。

欠けている前歯を削って、セラミックの歯の土台にするわけですが、現物が完成するまで仮の歯を装着して、その期間をしのぐわけですね。
『仮歯だから、固いものは気をつけてくださいね』と言われていたし、それこそ、この前歯が外れたら小学校低学年のころに前歯が抜けて生え変わるのを待っていた、あの「すきっ歯の状態」になってしまうわけで・・・それだけは絶対に阻止せねば！と細心の注意を払って過ごしていたにもかかわらず、です。

仮歯をつけてもらった次の日の朝、寝起きにうがいを・・・と思って口をゆすいだら前歯に異変を察知。
やだ、外れてる！！！

すぐに歯医者さんに連絡して、くっつけなおして調整してもらいました。
しかし・・・やはり次の日も寝て起きたら微妙にグラグラしてる(>_<)。 その次の日は割れてしまって仮歯ごと作り直し。 またその数日後も。。。(ﾟ∀ﾟ)。 そこで、自分の噛み合わせが深いこと、寝て居る時にナイトガード（マウスピース）のような保護をした方が良いのではないかというお話やアドバイスをいただきました。

対処法を知る

あ～、だからか～、ですね。
きっとこれまで寝起きの際に、やたら顔が疲れていたり、顔が凝っているような気がしてきたのは気のせいではなく、一晩中、歯を「ぐぬぬ～っ」と喰いしばったり、ギシギシやってきたことが原因のひとつなのかもしれないということが判明しました。

これまでの長年の間、上下の歯にどれだけの負荷がかかっていて、どれだけの力に耐え抜いてきたのだろう・・・と考えると、自分の歯に申し訳なく思うわけです。

すぐに検索して、歯ぎしり対策用のマウスピースを注文。

それを使用し始めてからというもの、仮歯が破壊されることは無くなり、朝起きた時の頬骨のあたりの違和感や、顔の疲れも軽減されました。
心なしか、寝起きのお肌の状態も良くなってきています。（喰いしばってると血流が悪くなりそうですもんね・・・）

もっと早く気づいていれば・・・ですが、今気づくことができて本当に良かったです。
マウスピースもピンキリで悩むところですが、いろんなマウスピースを装着してみて、自分に合ったものを探していく楽しみも増えました。
セラミックは保険適用外なので結構な出費ですが、一生使うものなのでやむなしです。

今さらですが、自分の子どもたちの歯は、短期間でも矯正させておいて良かったな、と思ったところです。

ちなみに、来月にはちゃんと完成する予定です。
それまでちょっと活舌が悪かったり、思いっきり歯を出して笑えない自分がいますが、仮歯の安全のため、どうかご了承ください。