催眠術を覚えるのは、難しくありません。勿論、極め様と考えたら一生を掛けてでも磨く意味と価値は在ります。でもまぁ、それは催眠術に限った事ではないですよね。湯を沸かしてカップ麺を作る位だったら、誰でもやれます。絆創膏を貼る位だったら、誰でもやれます。ルールを覚えて道具を揃えれば、どんなスポーツだってやれます。そんな誰でもやれる事でも、極めればプロです。催眠術も、1日でやれる様に成ります。1日と言うか、数時間で何とか成ります。でもやはり極め様と考えたら、コツコツと訓練を積み重ねてくしかありませんよね。
世に、達人と呼ばれるレベルの人も多く居られます。が、達人なんてのは趣味の話です。だってコスパが、とてもとても悪いんです。特に、日本では。海外には達人の技術に対して、とんでもない額を払ってくれる人が居ます。でもそんな人が、日本には居ないからです。日本には、それこそビルゲイツさんレベルの実業家なんて居ませんからね。要は、日本に富豪は居ないんです。金を出してくれる人が居ないのに技を磨き続けるとするならば、それはもう趣味としか言い様が在りません。でも、それでオッケーなんですね。だって、趣味なんですから。
趣味とは、好きで好きで堪らない事です。そこに努力という、やらされてる感は全く在りません。例えるなら、幼い子が夜を徹してゲームに打ち込む様なもんです。夜を徹してゲームに打ち込んでも、親は「よくがんばったね」とは褒めてくれません。でも、それでも全く構わないんです。だって、好きだから。そして趣味とは、人の役に立たないものです。それどころか、我がの役にさえ立ってない事が殆どです。まぁ、なるべく人に迷惑は掛けない方が良いんですがね。人に迷惑を掛けさえしなければ誰の役に立たなくても良い、それが趣味なんです。
でも世紀の発明とか、趣味の中からしか生まれないんです。アポロ計画だって、要は月に行きたかったって話なんですからね。好きで好きで堪らない、好奇心やワクワク感に敵うものなんて無いんです。好きな事を続けてれば、それで何時か食える様に成るでしょう。それこそ、プロや達人の世界です。勿論、金だって(とんでもない額は得れないかもしれませんが)得れます。資本主義の奴隷と成り、資本主義に食い潰されたくないなら・・・好きな事を、やるべきです。因みに「何がやりたいか解らない」なんてのは、ハッキリと言って論外ですよね。
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