目次
世の中の大まかなテーマと気をつけること
あっという間に今年も残すところあと2カ月をきりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
私はちょっと気持ちを外側に向けて、これからまた気持ちよく仕事をしていこうと考えているところです。
中級以降のタロット教室を、よりカードと仲良くなれる、占う側にとって役立つものに書き換え中ですので、気になる方はお楽しみに。
それでは、今月の占いです。
毎月のことですが、占いですので深刻に捉えずに楽しむことが大事です。
参考程度にお楽しみください。(気になる箇所をお読みいただければそれでOKです)
今回は、タロットカードと山内崇敬さんオリジナルの「龍体文字カード」、どちらもめくってお伝えします。
※それぞれのデッキから別のタイミングでカードを引いたにも関わらず、同じようなテーマが出てくる不思議もお楽しみください。
まずは全体の大まかなテーマです。
「自己を表現する。自分自身を創造する。」
「ブロックを解除し、内側からあふれてくる美しい言葉で伝える。」(ん)
「上辺だけの何か」ではなく、「本来の個人個人が持っている何か」、むしろ「その人にしかない何か」に気がつかされるような、思わず内側の何かが露呈するような(これが自分なのだと自覚せざるを得ないような)出来事が続きそうな気配です。
これまでの古いやり方を手放し、個性を磨きながら明るい未来へ上昇していくことです。
質の良い睡眠をとってエネルギーを蓄えておきましょう。
そして、世界のテーマが「相反するものの統合」
「ゴールや願望成就へと導かれていくエネルギー」(え)
自分自身の中にも、この世界にも、相反するものは存在するものです。
争いや駆け引き、隠蔽や依存、それらと共に、愛や思いやりの心が同時に存在している世界(自分自身)。
愛や思いやりの心が存在するからこそ、そこに争いやわだかまりが生じるのが人間で、それらをどう扱っていくか?ということが今月のテーマになるかと思います。
どちらかを完全に消し去ることなど不可能だからこそ、それらを統合して、より良い世界へ。
私たちも、自分の闇を否定するのではなく、それらと光をどのように統合して「私」として生きていくか、ということにフォーカスしながら過ごしてみるのが良いかと思います。
各々の願望が達成されている世界をイメージし、感情の揺れをできるだけ鎮めながら過ごすことです。
キーカードは「アドベンチャー(冒険)」
「本来の自分を取り戻すエネルギー」(そ)
未知なるものを受け入れ、危機に直面したり、心が揺さぶられるような出来事を経験をすることで、結果的にその人自身の成長が促される。
無邪気だった幼い頃のように、自信があるかどうかに関係なく、外の世界のことはほとんど何も分からなくても、行ってみよう、やってみよう、という気持ちを今一度思い出して、日々を楽しまれてみてください。
この世に誕生して、いつか終焉を迎えるという点においては、みな同じです。
おひつじ座
もしも悩むことがあるのであれば、色んな出来事を経験してきた中で、「今」、自分が手にしているものを今一度振り返ってみましょう。ここまで頑張ってきた自分、もっと喜びや楽しみを味わって良いのです。それをどのようなカタチで周囲の人に還元していくか?で、今後の方向性が決まるのではないかと思われます。今月のテーマは「目的のリセット」。自分を護ることに必死な人ほど、自分の感情が自分でも良く分からなくなりがちです。そういう時ほど、「何のためにそれをやっているのか?」という原点を忘れずに。肩の力を抜いて、リラックスを心がけると吉。(す)
おうし座
「自分の源泉に立ち返る」ことがテーマです。今の時期の早朝の空気感をイメージしていただけると分かりやすいかと思います。日中、空気中に舞い上がったチリや埃がいったんクリアになり、スッキリとした気持ちで深呼吸できる空気感が漂っているあの感じです。心を穏やかに整え、心のゴミや塵を一旦落ち着かせると、その向こう側にある現在の自分の状況が客観的に浮かび上がってくるはずです。もしも後回しにしてきたことが偶然でも見つかれば、それこそが豊かさをつかむチャンスになります。何かを学んだり、再挑戦の準備にも適した時期です。今は無理して前進し続けなくても大丈夫。(み)
ふたご座
小さなことの積み重ねが、思いがけない反響を招く運気です。無理なく、今の自分ができることにこつこつ取り組み続けることです。小さなことでも、きらりと光るものには大きな価値があるということです。見た目はどんなにすばらしく、何も苦労していないように見える人であっても、見えないところではそれなりにしんどい経験を積み重ねてきているものです。一輪の花も、たくさんの種類や本数が集まれば立派な花束になるように、日々の暮らしを大切にすることで運が開けます。無駄なことなどないということです。全てはここからはじまります。あなたの存在を表現してみてください。(と)
かに座
ストレスを感じているのであれば、「それを演じているのは誰なのか?」を確認することです。一生懸命やる自分を演じすぎていないか?正義の味方である自分、少しのミスも許さない自分を演じることでストレスを抱え込んでいるのであれば、それをどこかで冷めた目で見ている自分がいないかチェックしてみてください。人間は宇宙と比べると非常にちっぽけな存在です。お天道様はちゃんと見ています。狭い世界で、自分の正しさで自分自身が苦しんでいるのであれば、肩の力を抜いて、少しリラックスされてみることです。過剰に反応してしまいがちな時期だからこそ、「今ここ」に集中を。(ら)
しし座
あなたの「志」はなんですか?自分の中にある、どんな知識、技術、智慧を活かして生きてみようと思えますか?きっかけは、目標となり得る「誰かのようになりたい」からのスタートかもしれません。最初はそれでよいと思います。そうやって自分が尊敬できる人達との関わりの中で、「そうである自分」と「そうではない自分」が見えてくるはずです。そうやって自分の「志事」というのは見出されていくのではないかと思います。どっちつかずで悩んでいるのであれば、どちらでも良いということになるので、一度その両方を手放してみることです。動じない心で、生み出すエネルギーを活用すると吉。(れ)
おとめ座
思いがけない出来事が起こったとして、「このままではうまくいかないであろうこと」がうすうす分かっていたにも関わらず、いつまでもしがみつこう、すがりこうとしていると、さらなる揺さぶりをかけられ、結果、そうせざるを得なくなるでしょう。遅かれ早かれ、起こるべくして起こることもあるということです。そこで悩んでしまわないために大切なことは、高い視点で物事を俯瞰し、新しい世界での可能性を見出していく意識を持ってみることです。山々の後ろ側に隠れた太陽も、さらに高いところから見下ろせば、美しい姿を見せてくれます。気合を入れて痛みを乗り越え、最初の一歩を。(お)
てんびん座
あなたの「優先順位」や「善悪を決めるときの前提となるもの」、「条件付け」が本当に今の自分にとって必要なことなのかどうか、思い返してみる時期です。あまりにも白か黒か、0か100かにこだわり過ぎると、結果としてもっと大切なモノを失うことになるかもしれません。誰のための制限なのか、誰のために必要な善悪なのか、今一度じっくりと考えてみることです。マナーや常識も大事ではありますが、自分の心を開き、周囲の物事を客観的に捉え、少し離れたところから、ただ観察してみることが求められています。小さなことにとらわれず、鳥のように空から俯瞰してみることです。(は)
さそり座
過去は過ぎ去ったモノなので、もう戻ることはできません。また、この先の未来がどうなるかも分からないモノです。ということは、過去がどうあれ「現状のバランス」こそが大事だということになります。何かに傾倒し過ぎず、調子が良くても油断せず、常にバランスを保つことができるように、心を落ち着けながら過ごしましょう。その積み重ねが未来を確実なモノにしていきますし、万が一、何かしらミスをしてしまったとしても、そこから立ち上がることはいつだって可能なのです。落ち込んだり悩むときは、星空を観察してみましょう。集中してアイデアを煮詰めていくのに適した時期です。(に)
いて座
これまでの自分の状況に我慢の限界がきているのであれば、緊張やストレスを解きほぐす方法を、ひとまず何でも良いので探してみることをおススメします。抑圧してきた感情や、自分に対するネガティブな思いが爆発するのを黙って待つのは危険なことです。本来であればあなたは、外側の環境に左右されることなどない人なはずです。しかし、「利口でなくてはならない」「賢くいなければならない」が、逆に自分の首を絞めることになっていたのかもしれません。少しくらい愚かでも良いのです。自由にたくさんの人と接してみることです。何かを楽しむことで、平和を取り戻すことが可能な時期です。(へ)
やぎ座
流れを観察しながら、自分にとって最高の選択をしていきましょう。たとえ濁流の最中でも、あなたさえ「浮かび上がろう」と思えば、流れに任せて移動することが可能になるのです。もちろん、流れに逆らって移動することは困難ですが、あなたさえ自分自身を信頼することができれば、そこから飛び出して別の流れに飛び乗ってみることも可能になります。乗っかっていた流れが変わったとしても、あなた自身は何も変わりませんし、どちらの流れもあなたが居ようが居まいが関係なく、今この瞬間も絶え間なく流れ続けているのだということです。身体の不調がある方は、今のうちにケアを行っておいて吉。(き)
みずがめ座
既成概念を振り払って、あなたらしい何かをつかみ取るときです。これまで自由なようでいて不自由だった世界から、これまで正当に扱われているようでみじめな扱いをされてきた世界から、自分の責任で自分の人生を選び取るという覚悟をすることで、この世にあなたの存在の素晴らしさを表現していく時期です。ただし、世の中はきれいごとばかりではありません。場面ごとにあなたの引き出しから、纏う衣は選び取ってもらって構いません。あえて今はこの役に徹する、あえて今はこのように振る舞うという「何のためにそうするのか」が重要になります。意識にあげれば、この世界は愛で満ちているのですから。(あ)
うお座
自分の中のみじめな世界に固執している自分を見つけたなら、その源となっている心の傷を癒し、そこから外へ飛び出す勇気を持つことです。他者とのかかわりの中に、喜びを見出そうとする意識が芽生えれば、あとはそこへ参加するだけで良いのです。誰かの役に立つことや、知識を詰め込むこと、自分の能力を披露することで得られる満足感も大事ではありますが、まずは自分が「自分の傷を癒す」ことにフォーカスしてみることです。誰かがあなたを理不尽に扱おうが、反応せずに受け容れ、ただ見守ってみてください。あなたを癒せるのはあなたしか居ません。静寂の中で、次の準備を整えるときです。(し)
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