和平、和平を綴る。第三夜

Fortune Tarot

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僕の運命を大きく換えたソレは、ザックリと言うと宗教でした。ただ私達が普段の認識で使ってる宗教とは、違う物です。誤解を恐れずに言うなら、僕の運命を大き換えたソレは本当の意味での宗教でした。例えば『アバター』という映画を、御存知の方も居られるかと思います。あの映画の中で青い肌の原住民達が大きな樹の周りをグルリと囲んで、自らの住む星に祈りを捧げてました。本当の宗教というのは、そんな感じの物の事を言います。自然崇拝や、ガイア信仰的な。僕の運命を大きく換えたソレは真の宗教を、今風に進可させた様な物でした。

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フリーター生活が丸っと2年を過ぎた頃にソレに逢い、地元でソレを学びました。そして更に1年位が過ぎた頃、僕はソレを学ぶ為に里を離れました。当時の僕は別に郷土愛に溢れてはいませんでしたが、決して地元を出る様なタイプでは在りませんでした。どちらかと言うと、今でも出不精ですし・・・ただ目的を定めれば、そこに向かって突っ走る傾向が在ります。むしろ、この時に己のそんな傾向に気が付いた訳です。勿論、恐れが無かった訳では在りません。むしろ、恐れしか在りませんでした。でもそれさえも樂しめたんですね、あの頃の僕は。

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22歳で大学を出て、それから3年間のフリーター生活。里を飛び出したのは、25歳の時ですね。それからの3年間は、まぁ貴重な体験をしました。ソレを学ぶだけでなくヒーリングとかも学びましたし、また人間的な勉強と言うか社会勉強も大いに勤しめました。まぁ多くの物も失いましたが、それさえも今は貴重な体験・宝だと考えてます。僕の魔術師に成るぞという幼き日の夢は、正にココに極まった訳です。勿論、未だ魔術師には成れてません。ただ志を遂げる為に生きるという生き方は、あの25歳の実家を出た時にバチッと定まった様です。

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そう考えると今の僕が31歳ですから、僕もこの業界に6年は居るという事ですか・・・たかが6年、未だヒヨッコ。学ぶべき事が、多いですね。でもだからこそ、樂しめるというもの!6年とは書きましが、ソレを学ぶのは3年で終わりました。と言うのも、ソレを僕に伝えてくれてた師が亡くなったからです。この師もなかなかユニークな人だったのですが、それはまた別の機にでも書くとして。師が亡くなった事で、ソレの修行は強制的に終了しました。さぁどうしたもんかと僕は再び地元に戻って、あーでもないこーでもないと考えてたんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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