個人的な感想です
こんにちは。
今回もヒプノセラピー体験、第二弾として書かせていただきます(*^^*)
これはあくまでも個人的な感覚、
イメージとして浮かんだものであるとご理解いただけたらと思います。
心の世界には絶対も正解もないと思っています。
特に心理療法的なものについての捉え方は人それぞれであることをご了承くださいませ。
それでは、いざ、ヒプノセラピーの世界へ。
人生で一番楽しかった時
前回のセッションに続いて、
今の人生の時間を巻き戻していくという体験をしてみました。
呼吸に意識を集中して、リラックスして、
自分が1番自由でいられる場所へ…
そして、そこから時間を巻き戻して、
『今まで生きてきて1番嬉しかった瞬間まで遡りましょう!』
と誘導されたので、記憶の海をぐぐぐっと巻き戻っていくと…
はい!見えました!
場所は、懐かしい…今は建て替えられて存在しない昔の実家の縁側。
そしてやけに私の視線が低い…(笑)
知ってる。
これはまだ歩けない頃の私だ。
たぶん、
こんなに自由にハイハイできる場所は無かったのでしょう。
まるでずっと遠くまで続いているようなこのスペースを、何の障害物に阻まれることなく、行ったり来たりできる喜び…
そして、程よい段差と磨りガラスの壁。
この向こうはもっと自由な世界があるはずだぞ、えへへ(得意気)
興奮しすぎてヨダレ垂れる1歳未満の私(笑)
なるほどな〜、自由に動き回れるようになったことが、
人生の1番の喜びとは(笑)
『今、側に誰がいますか?』と聞かれて…
視界には入っていないけれど、感覚的に若い頃の祖母が居たような。
そして、思い出すのです。
あの家には、人だけじゃなくいつもいろんなモノがいて、
守られていたような気がしていたことを。
大事な心のふるさと的古いおうち
思い起こせば不思議なお家でした。
移動するときの床の足音の違い、各部屋の雰囲気の違い、温度差、
子ども心になんとなく怖くて長居できなかった場所(笑)
トイレのドアが開かなくなる事件、
それぞれの鴨居に、挨拶代わりにハイタッチしながら家の中を移動していたこと、
池の鯉をじっと眺めて苦手だな、と思っていたこと、
庭の木立の中がお気に入りだったけど、好きな場所と入らない方が良い場所と決めていたこと、
二槽式の洗濯機の側に行くと洗剤の匂いがしたこと、
裏の小屋の古い生活道具と漬物や乾物の匂い。
物干し台がぐらぐらしていたこと。
家の前の用水路の流れをずっと眺めていても飽きなかったこと。
家の建て替えでお別れの時は本当に悲しくて。
なんでなんで?理由が分かんない、え?壊しちゃうの?
「新築」とか「自分の部屋ができる」ということに心躍ることもなく、本当はまったくもって嬉しくなかったこと。
でもそんなこと言うと叱られるから、何も言わず、ひっそりと毎日嘆き悲しんだこと。そしてその日はやってきて諦めたこと。
ただし、新居で初日、自分の部屋で過ごした感想を父に聞かれた時、辛らつなことを言った(全然快適じゃないとか眠れなかったとか)記憶はあって。
その時父になにかを言われた気がするけれど、
(別にがんばって建てろとかなんにもこっちは頼んでないから)と、反抗的な心の叫び(笑)
結局、どちらにしても父の機嫌を損ねることに変わりはなかったのか(笑)
新築の家独特の無機質さ。ただそこにあるモノって感じ、空っぽ感。
昔の家にあったなにかがここにはない。
全くもって落ち着かない(笑)
これほど恐ろしいことはなかったです。
だから私、未だに引っ越しって苦手なんです。
毎度、新しい物件での最初の数日間、長い時には数ヶ月、いろんなものが気になり過ぎて落ち着かなくて眠れないんです(笑)
気にしすぎ!とか気のせい!なのは分かっているのですが…
もしかしたらそういう経験が元になっているのかもしれないですね。
昔のお家についての考察は、あとから思い出したことなので、一応書いてみたということで。
自由に動けることが最高の喜び
もちろん、ヒプノセラピーを受けている最中は、
ただただ『これからは自分の意志で自分のチカラで行きたいところへハイハイして行けるんだ!』
『なんてすごいことなんだろう!!!』
ということを最高の喜びとして感じることができました。
ちなみに、
てっきり自分の心のどこかでは、他の出来事が浮かぶかな~と思っていたのですが…
そうでもなかったということで(笑)
これもまたとても不思議な感覚です。
そして、そこから
『今度は、生きてきた中で1番辛かった時に戻ってみましょう。』と誘導されました。
え?辛かったこと…いままでで1番辛かったことですか?
さて、どこに行き着くんだろう。
ここ数年、色んなことがあった気がするけれど、
たどり着いたのは近い自分ではなかったです。
その時の自分にたどり着いて姿を見てみたら…
やつれて、顔は見えないけど、きっと目が死んでるやつだ(笑)
背中を丸めて俯いて、動かずただジッとして居る。
え?大丈夫?
あはは…
その時の自分の姿をここに一緒に書くのもどうかなので、今回はここまでにしておきたいと思います。
人って本当に辛いことは、たぶん、きっと思い出さないようにできているのです。
ただ、その時の行動だけを上辺だけ覚えている感じ。
しんどい自分に会いに行くって、すごく勇気がいるけれど、
バカな自分をきちんと見てあげる良い機会になったのではないかなと思います。
世界一、自分のあまのじゃくさと頑固さと、
視野の狭さと強引な決めつけが、
幸せになるどころか、結果的に自分で自分を破壊していったパターンです。(今でも時折そうかもしれません^^;)
このお話はまた次回(*^^*)
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