本来の自分を生きていますか？

悲劇のヒロインを演じていませんか？

『どうしてこんな暗い人生を歩まなきゃいけないの？』
『どうして自分ばかり不幸な目に合うの？』

もしかしたら、この文章を読んでいる方の中に、
まさに今、そう思われている方がいらっしゃるかもしれません。

『私ってこういう星のもとに生まれてきてしまったのかしら』

そんなに悲観的にならないで下さいね。
そんなこと、これから先は思わなくて良いのですから。

とはいえ、その真っただ中にいる時は、なかなか気づけないものです。
「いやいや何言ってるの？現にこんなに辛くてひどい状況なのに何が分かるっていうの？」って。

まさに、昔の私がこんな感じでした。
（いわゆる不幸とか、心に受ける衝撃の度合いなんて人それぞれなので、そこは何とも例え難いですが）
とにかく悲観的でつねに何かに不安で、
少しでも運気が良くなれば・・・と
パワースポットに行ってみたり、パワーグッズを集めてみたり、
風水を試してみたり、自己啓発の本を読んでみたり・・・
しかしながらなんだかんだジタバタするけど空回り・・・変だな？何も変わっていない気がする。

そんなサイクルを堂々巡りばかりしていると、
結局何を試しても変化が起こらないものだから、
ますます「なんで自分はこうなの？」と、しまいには腹が立ってきたり（笑）

それなら頑張るしかないと、
苦労は買ってでもした方が良い！だとか、
妻とは黙って夫を支え、家族に尽くすもの！だとか自分に言い聞かせる。

そして、
いっぱいいっぱいになると、
『いや、○○さんはもっと頑張ってるんだから、私なんてまだまだだ。もっともっと頑張らないと…』と、変にストイックになっていったり。

はたまた、
もうどうにもならないところまで追い詰められると、『どうせ私なんて』『○○のせいで…』と言い訳し始めたり。

あるいは、
気力も何もかもプッツリと切れて、毎日の「最低限」やらなければならないことのみでしか、活動できなくなってしまうとか。

ここまで読んでみてどうですか？
楽しく楽に生きてるね！って言えるでしょうか？
自分も周りも喜びに包まれた生き方だね！と言えるでしょうか？

想像してみてください、
その頃の私、たぶん、能面のように無表情だったと思われます。

自分を愛することができなくて、イヤなことがあると自分で自分を誤魔化したり、
ワザと周囲の価値観に自分を縛りつけていることに、なかなか気づくことができませんでした。

認識して自覚することの大切さ

そんな私が自分の生き方に疑問を持ち始めたのは、
自分の意思や感情を押さえつけて、見ないふりして生きていくことが、
果たして誰の役に？何の役に立つのだろうか？と気づいたことからでした。

喜びとか安らぎってなんだろう？
最近、心から楽しいと思ったことはあったかな？
人の不幸と自分の不幸を比べて安心したりしていないかな？

そんなこんなで、
自分の外側の人、モノ、環境に振り回されるのを一旦お休みして、
自分の内側にじっくり目を向け始めると、

普段は無意識に見ないようにしている、
自分自身の被害妄想的な考え方やら、高すぎるプライドやら、
比較しがちな考えグセやら、
何も起きていないのに取り越し苦労な不安感やら、
どうでもいいことにしがみつくところやら、
次から次へと出てくる出てくる…

そして、「本来自分が生きられるはずの生き方」から、
相当外れてきてしまっているのではないかと認識できた時・・・

『今の自分は相当おかしな事になってる！』ことを自覚し始めたのです。

変わる覚悟はありますか？

変わりたい！と思うこと。
まずはそれが、とても大事なことです。
しかし思っていても、なかなかそれを実際に行動に移せる方は少ないようです。

「変わるって言ったって、今さらどうしたら良いの？」
「変わろうとすることに本当に意味があるの？」とか。
ブレーキの要因はいろいろあります。

かくいう私も
『どうせ』『やっぱり』の類が、度々湧き上がってきて、
変わろうとすることを自分で邪魔してしまいそうになることが何度もありました。

そこに引き戻されないために必要となるのが、
何よりもまず変わるという『覚悟』ではないでしょうか？

覚悟を決めたらもうジタバタしない。

私の場合、
『こうなるんだ！』と覚悟を決めた途端、必要なサポートがタイミング良く向こうからやってくるようになりました。

それは必要な学びを得る機会であったり、直観やひらめきであったり。
金銭的なことも、人の縁という大切な宝も。

不思議に思われるかもしれませんが、
覚悟を決めて動き始めると、周りも変化してくるんです。

まるで私がきちんと目的地に向かえるように、
紆余曲折あれど、覚悟がある限り、
何かが導いてくれているような。

だからといってその過程が苦しいかというと、そうではなくて。

自分を知り、自分を磨いていくにつれ、
生きる希望が見えてきて、
キラキラと光が溢れ出すように、
明らかに現実の変化を楽しめるようになってくるのだから、あとは継続しかないですよね。

例えて言うなら、自分で自分本来の目的をしっかり持った上での
「自立」でしょうか。

ただし、うっかりするとまた、元の思考パターンに引き戻されそうになりますので、
そこは注意が必要です。

そうならないためにもやはり、学び続けることが大事になってきます。

はみ出す勇気

家族関係であれ会社組織であれ、周囲の人間関係や環境にうまくなじめずに想い悩むこともあるでしょう。

しかし、その環境が「支配する側」「支配される側」という関係性で成り立っているものならば、
果たして本当に、自分を抑えてまでしがみつかなければならないものなのかどうか、
よく考えて行動してみてください。

それまで自分が過ごしてきて、当たり前だと思っている環境や価値観を、
時には「無自覚な部分」を客観的に疑ってみることも大事なことだと思います。

そして、おかしいと思ったら、そこから離れることも一つの選択肢として加えてみてください。
人は人、自分は自分として、それぞれの目的に沿った道があるのですから。

海の生き物には海の中での生き方、陸の生き物には陸での生き方があるように、
自分ではない誰かを自分の人生に巻き込むような生き方は、双方にとって本当に楽な人生だと言えるでしょうか？

何かが心に引っかかるときは・・・

私もそうですが、自分自身、時には自分の方向性が分かりづらくなることもあると思います。

周りのことよりもまずは『しっかり自分の内側と向き合う』こと。

そんな時に降りてくる「直観」は、本来の自分の生き方へのメッセージであるという可能性も期待できますので、目をそらして耳をふさいでスルーしてしまうのはもったいないです。

それでも迷う時には、ぜひ一度ご相談くださいね。
親子関係、夫婦関係、会社での人間関係など、周囲と関わる中で発生しうる問題を、
より良い方向へ導くお手伝いをさせていただきます。

自分本来の生き方を楽に楽しんでいただくこと・・・
それがこれからの私たちの喜びであり、願いでもあります。

暗闇から光へ

みなさんの毎日が喜びで満たされますように・・・