個人的な体験談としてお楽しみください
こんにちは。
ヒプノセラピーシリーズもいよいよ今回が最後となりました。
第四弾は、『過去世への旅』です。
実は、過去世についてはゆっくりと楽しむ時間があまりなくて(;^ω^)
制限があり、バタバタでしたので川口さんには申し訳なかったです。
それでは、今回は限られた時間の中で私自身がイメージできたことや、そこで感じたことをお話したいと思います。
アタマに浮かぶ不思議な物語
さてさて、いつものように目を閉じてゆったりと呼吸をしてリラックスして・・・
今回は過去世へGO!
まず、特定の過去世へ退行する中で、いろんな場面がパラパラと見えた気がするのですが…
その中で選んだのが
『古代エジプト的なファンタジーワールド』
妄想の世界だといえばそれまでなのですけれど、よろしければお付き合いくださいね^^;
時代は?場所は?足元を見たらどんな靴を履いてますか?と聞かれて・・・
ふと自分の足元を見たら砂の上に素足(笑)
ゴツゴツした浅黒く日焼けしたような?男の人です。
自分を観察してみての感想ですが・・・
すっごく寡黙。あんまり愛想ないなぁ。
でも、信念をもってひとつのことを極めようとしている人でした。
笑われるかもしれないけれど、
草花やら石の粉やらを取り扱っていて、しかも毎晩空を見上げては宇宙の動きを観察してそれを石板に記録していくことをしている、なんとも怪しい人です。
う〜ん、ヒーラーかな?大昔の医者?何かを研究する人?
詳しくは分かりませんが、とにかくそのような道を志していて。
彼の小さい頃に遡ると、いろんな種族の人が集う市場のような宿場街のようなところにたどり着きます。
貿易の拠点?かな。そこで暮らしていたようです。
そこには各地からやってくるいろんな人がいろんなことを教えてくれるわけです。
怖いもの知らずなので、自分から話しかけてはモノの名前や知識を蓄えていく。
ある時、コインを浮かせて見せてくれた超能力者?マジシャン?のような若者と出会い、
『目に見えるものが全てじゃないよ。』と教えてもらいます。
成長して青年になると、
一度戦士として戦に出るのですが、敵の攻撃で負傷してしまいます。
気を失って倒れて、死んだと思われたようです。
そんな私を助けてくれたのが、不思議なおじいさんでした。
どんな技術を使ったのか、痛みも傷もすっかり消えてしまっていて。
当たり前ですが、深く感謝するとともに、自分にもその不思議な何かについて教えて欲しいと懇願するのです。
まさにその世での師匠との出逢い、ですね。
私はその不思議な人に師事して、戦のことなどすっかり忘れ、あまり家にも帰らずに学びに没頭していきます(笑)
そして師の遺志を継いで、同じようなことを家に戻ってはじめるのです。
そのうち、いろんな人が訪れるようになります。
病気を治すためなのか、今後の方向性を確認に来るためなのか、目的はいろいろでしたが、差別することなくどんな人も受け入れていました。
その頃には、私がどんなにぶっきらぼうでも寄り添ってくれる妻がいて、ちょこちょこと様子を覗きに来る小さな娘がいました。もともと愛想がないからか、シャイだからか(笑)あまり相手をしていないような気もしましたが、それでもすごく家族から理解されている様子が伝わってきました。
人々がお礼の品を持ってくるので、生活は裕福だったのかもしれません。
しかし、私は富や名誉にほとんど興味がなかったようです。
そしてその頃の私は、周りに対して非常に無防備でした。
知らない間に弟子のような者たちが周りに居るようになりましたが、
学びたければどうぞというスタンスで、割と自由に出入りさせていました。
その中から裏切り者が出るとも知らずに。
私がやっていたことが、実際の世の中にどんな影響を与えていたのかは分かりません。
しかし、思いの外、ひっそりと噂になっていたようです。
私のやることに疑いの目を向けるものや、恐れを抱くものがいたのかもしれません。
逆に自分だけが独占したいと願うものもいたのかもしれません。
私は絶対に私が培ってきたものを悪用されることは好まず、
どんなに大金を積まれても権力を振りかざしてきても頑なに断っていました。
不思議とそういうことには勘が働くのですよね(笑)
しかし、弟子の一人から、私は世代交代を余儀なくされることとなります。
私は彼を黒幕だと気づかないまま、
逆に彼ら弟子たちをかばうカタチで囚われの身となりました。
裁きを受ける場所に居たのは、自分が何かしらで関わった人々でした。
私を槍でひと突きにして処刑したのは、
そういった中のひとりでした。
彼は職務を忠実にこなせば偉い人に認めてもらえる、
位があがる、みなに尊敬されると、
自分のことしか見えていないようでした。
彼の母親の命を救い、
今も手当を続けているのが私だと、
彼が知っていたのかどうか、定かではありません。
左胸を刺され、私は息を引き取りましたが、
まさか私の弟子が、実は最初から私の技術を独占して私を罠にはめるために近づいてきていたとは。
そもそも人格的におかしい人物であったことに、死んでから初めて気がつくのです。
私は態度できちんと伝えたつもりだったのですが、態度で察しろなんて考えたらおかしな話ですよね。
『私たちが行っていることは、使い方を誤ると悪にも毒にもなり得る。
だからこそ、自分が働きかける些細なことがいかに周囲に影響を及ぼしていくかを限界まで予測して、くれぐれも間違うことのないように。どんな場合でも慎重に扱って欲しい。』
この真意も残念ながら彼には理解できていなかったようです。
残念ながらセッションは時間の都合でそこで終わってしまったのですが…
セッションの前からすごく胸がチクチク痛かったのは、こういうことだったのかもしれないな?ということと(気のせいかもしれませんが)。
登場人物で今と共通する人がいないか探したところ、
妻、娘、裏切った弟子、私を刺した役人、不思議な師匠、ここにスポンと知っている顔が浮かびまして…(笑)
今さら気づくのが遅いかもしれないけれど、
私の良くないところは、人を簡単に受け入れすぎる(信用しすぎる)ことなのかもしれないです。
結局、周りの人に関心があるようで無かったのか、そもそも油断しすぎなのか、
何も知らないまま処刑されるという…。
悪い心を持った(嫉妬とか、足を引っ張ろうとか、陥れようと企むような)人に気づけない気質が、
今も引き継がれているようでコワイです。
それから、
幼い頃からたくさんの知らない人や異国の文化に囲まれて生きていて、
何かに没頭している割には自分の家族からも大切にされ、愛されていたみたいだけれど、今の自分はどうかなぁとか。
そして、致命的だったのが、
寡黙な研究者であったが故に、「きちんと伝える・育てる」ということに意識が向いていなかったことが、結果的に命を落とした原因のひとつで。
言葉にして伝えようとしていなかった自分、良くないなと。
だから今、『伝える』ということに携わっているのかもしれません。
『人を育てる』ことも今生のテーマだとしたら、
今度はきちんとその人をみて伝えることにフォーカスしていきたいものです。
なんだか不思議な体験でした。
砂と素足と街の様子でエジプトと言ってしまうあたり、かなり曖昧ではありますが(笑)
好きなことに没頭しすぎて命を奪われないように気をつけたいと思いました。
余談ですが、
この記事の写真は、世界遺産の写真集の中で一番好きな場所のものです。
そこがまさかエジプトだったとは・・・
これまた不思議なお話でした。
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