4年前、転機の時の出逢い
私は強運だと思っていると、本当にラッキーな出来事が起こるとはよく言いますが、幸運なことに、私が4年前に描いてもらったヒーリングアートは、今も当サロンの玄関で、あたたかくお客様をお出迎えし、お見送りする存在となっています。
このホームページにも掲載されておりますが、青い鳥がとても印象的な絵です。
4年前の私は、いろんなことが噴き出しては崩壊し、新しく再生するしかない時期の真っ最中で、光を感じる全ての経験・出来事が手探りでしか進めない状態。
「もう、自分を信じて前に進むしかない!」というチャレンジャーな日々を過ごしていました。
鳥に例えるなら、鳥かごの入り口は解放されているのに、そこから本当に出て良いのか、ちゃんと出られるのか、自由に羽ばたいてよいのか(むしろ羽ばたけるのか?)、分かっているけどグズグズ、もたもたと躊躇しているような状態です。
そんな中、かつて私がお料理の講師としてお世話になっていた職場で、一緒に楽しくお仕事をさせてもらっていた先生(女性)とのご縁で描いていただいたのが、さきほど紹介した絵になります。
職場では互いに先生と呼び合うのがルールだったので、今でもつい先生と呼んでしまうのですが、森先生 こと 森 晴愛さん は、私とお誕生日が1日違いということもあり、なんだか他人とは思えない存在だな~と、私の方から勝手に親近感を抱いている先生の1人でした。
いろいろお話させてもらう中で、ヒーリングアートやオーラソーマの話になり、「今度占い屋さんをやることにしたから、私のイメージで何か絵を描いて欲しい」と直接お願いしたのが、この絵と出逢うことができたきっかけです。
晴愛さんはオーラソーマもお勉強されていて、ちょうどその頃、青島で定期的に開催されていたお試しのセッションを受けた記憶があります。
選んだボトルは、71番、54番、11番、52番という、非常に偏った色しかその時は選べず・・・
まるで「愛」と「純度の高い何か」を渇望しながら、「条件付きの愛」や「汚染された環境」から抜け出したい(けど抜け出せない)私が、驚くほど浮き彫りになったセッションでした。
そう考えると、私はそれぞれのボトルのテーマ通り、「あらゆるレベルの強力な浄化と解毒」や「無条件の愛」を経験しながら、経験させられながら、今と未来を生きているような気がします。
「愛を通してエネルギーを変えていくこと」も私のテーマなのだそうで、不思議だな、と感じることばかりです。
あれから5年目に突入しましたが、我がの苦しみを理解し、我がの闇を直視すればするほど、「これも含めて自分である」ことを認識すると同時に、他者に対する思いやりも拡大されていった気がします。
絶望や葛藤、苦しみ、「愚かな自分」を知っているからこそ、角度を変えて客観的に「観る」ことの大切さや、それでも自分の内側を信頼すること、愛することを学べているのだと思います。
あら、ちょっと話がそれてしまいましたね・・・
この絵に表現されているメッセージ
感受性は人それぞれなので、絵から受け取るメッセージは個人の自由なのですが、この絵を受け取る際に、晴愛さんからいただいたメッセージは、今もちゃんと手元に残っているので、ここに書き記しておきたいと思います。
ヒーリングアートは、その人の心や潜在意識の一部を表現する作品なのだそうです。
また、この作品を製作する過程で、「オレンジ」がとても印象的にイメージとして浮かんだそうです。
『オレンジには、過去のトラウマや経験という色彩言語があります。
しかしオレンジは同時に、ショックやトラウマを解放し、癒すことで「人生の歓び」に変えるという意味も持ちます。
今、そのようなプロセスを体験し、感じていらっしゃるのかもしれませんし、
今後、その経験がたくさんの方の勇気になっていくのかもしれません。
中央の鳥からは、どんな困難も切り拓く「力強さ」を感じています。
「青い鳥」は、幸せや幸運の象徴と言われていますが、
探し求めていた宝物は、実は「自分の内側」にあった、というストーリーと共に語られることも多いです。
あなたの内側にあるたくさんの宝物が、これからますます花開いていくのだと思います。
これからもたくさんの笑顔が、ますます輝きますように・・・』
というメッセージは、今も私の宝物です。
本当にありがとうございます。
青い鳥がいれば安心なのではないということ
青い鳥は「鳥」なので、自由に羽ばたいていくことができます。
当たり前ですが、「鳥かご」に閉じ込めて自由を奪い、エサを与えなければ死んでしまうでしょう。
鳥かごから「うっかり逃げていく」ことも、急に弱って力尽きることも十分あり得ます。
もしかすると幸運を運んでくる存在なのかもしれませんが、偶然ラッキーなことが起こったとしても、それをどう受け止め、どう扱うかはその人次第です。
また偶然に良いことが起こるように願い、どんなに必死になって「青い鳥」を探し続け、待ち続けたとしても、現実、目の前の「今ここ」は、何も変わりません。
目の前の現実を直視し、ありのままの自分を受け入れなければ、「まぼろしの青い鳥」に翻弄されて、「自分ではない空想の世界をさまよい生きることになるでしょう」、という、ひとつの例えのような気がするのです。
だからこそ、探し求めていた宝物は「自分の内側」にあり、それこそが「あなただけの青い鳥になり得る」のだ、ということなのかもしれません。
「その宝物をどう扱い、どんな風に世の中へ分け与えていくか」「困難を切り拓き、羽ばたかせていくか」は、その人次第だということにもなります。
晴愛さんの作品はこちらでご覧いただけます
残念ながら、今は絵を描くことはお受けしていないとのことですが、彼女の作品はInstagramで楽しむことができます。
こちら←をクリックしてご覧ください。
いつ、どこで、どんな出逢いがあるかは、自分から行動し、実際に関わってみないと分からないモノです。
たくさんの出逢いの中で、誰かの人生を煌かせるような、ずっとどこかで信頼し応援し続けてくれるような、素晴らしい出逢いもあるということですね。
いつもありがとうございます。
出逢いに感謝です。
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