宇宙の始まりは、ビッグバンだとされてます。では、何でビッグバンが起きたのでしょうか?そして、ビッグバンを起こしたのは誰でしょうか?答えから言うと、ビッグバンは『寂しい』から起きたんです。情報空間の上の方って、とても寂しいんです。だって、人と人が触れあえませんからね。関われない、と言っても良いでしょう。だからビッグバンを起こして、関わり合える物理空間を作ったんです。だとするならば、ビッグバンを起こしたのは神さんではありません。だって神さんは完全完璧なので、寂しいとかは感じたり思わないでしょうから。
ビッグバンを起こしたのは、私達なんです。寂しくて寂しくて他の人と関わりたくて、私達はビッグバンを起こして物理空間を作ったんです。勿論、物理空間を生きてても瞑想とかをすれば物理空間さえも幻だという事に気が付けます。やはり物理空間と雖も、詰まるところ情報空間の底でしかない訳です。あの世だけでなくこの世も幻だなんて、今の世だったら小学生でさえも学べば解る事です。どれだけリアルで臨場感が高くても、ゲームの中の世界は仮想空間でしかないんです。21世紀は、頭で悟りを学ぶところからスタートする世という事です。
宇宙の事って、概ね解りつつあります。天体望遠鏡も高性能の物が作られ、天文学も進歩しました。そして何より衛星を打ち上げたり、人でさえも地球を飛び出して宇宙空間へ行ける様に成りました。宇宙は最早、フロンティアでは無くなりつつあるんですね。じゃあ私達に残された最後と言っても良いであろうフロンティアは、やはり脳なんですね。だって宇宙は調べれても、生きてる人の脳を割って調べる訳にはいきませんからね。未だ脳は、解明されてない事も多い訳です。つまり私達が最も学ばねばならないのは、私達の脳という事に成りますね。
私達は、地球に住んでます。でも地球もまた、宇宙の一部です。つまり地球に住む私達も、宇宙の一部という事です。魚は海水から生まれ、死ぬと海水に還ります。じゃあ私達にとっての海水とは、何でしょう?それは、空間です。私達は空間から生じ、やがて空間へと還ります。つまり、惑星を調べる事だけが=宇宙を調べるという事では無い訳です。私達の目の前に在る、この空間を調べる事が宇宙を調べるという事です。海を調べるという事が、魚や珊瑚を調べるという事では無い様に。宇宙は真に探求する者にしか、その姿を現さないんですよね。
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